日鉄住金テックスエンジ (1819)

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・上場市場 東証1部
・会社名  日鉄住金テックスエンジ株式会社
(にってつすみきんテックスエンジ 英称:NIPPON STEEL & SUMIKIN TEXENG.CO.,LTD.)
・証券コード 1819
・業種     建設業
・決算    3月
・設立年  1946年9月
・上場年  1961年11月

管理人評価D

【会社紹介】

日鉄住金テックスエンジは総合エンジニアリング企業として活躍しています。


「総合力世界ナンバーワン」を目指している新日鉄住金グループに属しており、日鉄住金テックスエンジは土木建築工事や大型プラントの建築などを通じてグループ企業世界一に貢献しているのです。

日鉄住金テックスエンジは企画・設計・制作・施工からメンテナンスまで一貫して行える技術力の高さがウリで、お客様の要望を幅広く捉えることができるスタイルが長所になります。

業績を分析すると売上高や営業利益が年々減少し続けているのが気になります。

成長を維持している会社ではなく、「大企業として成熟期を迎えている」と判断するのが賢明になります。

黒字経営を続けているだけ優秀だと捉えるか、成長力がないからダメな株だと分析するか、日鉄住金テックスエンジ株の評価は人によって大きく異なるでしょう。

【現場力を活かす日鉄住金テックスエンジ】

日鉄住金テックスエンジは鉄鋼分野を中心にメンテナンス業務を手がけています。

最大の強みは何と言っても現場力でしょう。

優秀な現場スタッフがお客様の要望に応えるために活躍しており、人財を多く抱えているから日鉄住金テックスエンジは利益を確保することができるのです。

あらゆる産業プラントの機械をメンテナンスして利益を得ている日鉄住金テックスエンジは、「現場の力を重視して経営に取り組んでいる」と判断することができます。

性能向上によって複雑さを増す機械は、その道のプロに任せないとメンテナンスを行なうのが難しいという実情があります。しかし、難しくなればなるほど専門性が増すので、難易度の高い業務に取り組んでいる日鉄住金テックスエンジのメンテナンス事業の価値はとても高いのです。

土木事業や建築事業でも持ち前の技術力とノウハウを発揮して業務に取り組んでいる日鉄住金テックスエンジは、幅広い分野で利益が出せる会社と分析することができるのです。

【日鉄住金テックスエンジの財務分析】

日鉄住金テックスエンジは黒字経営を維持していますが、利益額が低下し続けているのが難点です。

2013年通期決算の売上高は1307億700万円、営業利益は45億2400万円、経常利益は45億8800万円で売上高と利益額が昨年よりも低下しています。純利益も45億8800万円に減少しており、上々の結果を残したと判断することはできません。

しかし、来期は営業利益額が増大する見込みです。

1番の注目点は日鉄エレックスを吸収合併したことです。日鉄エレックスは年間約20億円程度の利益を出していた会社で、この合併を通じて競争力を高めることが期待されています。

財務面はそれなりに良いです。

自己資本比率は51.6%。有利子負債額は60億円で、売上高や511億2400万円の自己資本額と比較すると有利子負債は大したことがないと判断することができます。

【日鉄住金テックスエンジ株に向いている投資スタイル】

日鉄住金テックスエンジは割安株投資に向いています。

現在の予想PERは22.79倍、実績PBRは0.48倍でPBR値がかなり低いのが良いです。成長性に期待できないと市場から判断されているからPBR値がここまで低いのでしょう。

成長株投資を実行したいのであれば、素直に他の株を検討するのがお勧めです。

来期は数字を持ち直すことが予測されていますが、継続的発展を遂げることができるか非常に疑わしいのが本音です。

財務面がそこそこ優秀なのを評価して資産株投資を実行する手段もあります。

現在の予想配当利回りは2.28%で、良くも悪くもない配当利回りを維持しています。

割安性や財務面に優れているという長所がありますが、突き抜けた利点ではないので投資判断を下すのが難しいところです。悪い株ではないのですが、全体的にそれなりの評価を下すことしかできないのが泣き所です。

(上記の情報は2014年2月6日に記載しました)


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