西尾レントオール (9699)

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・上場市場 東証1部
・会社名  西尾レントオール株式会社
(にしおレントオール 英称:NISHIO RENT ALL Co.,LTD.)
・証券コード 9699
・業種     サービス業
・決算    9月
・設立年  1959年10月
・上場年  1990年8月


管理人評価C

【会社紹介】

西尾レントオールは建設機械をレンタルしている会社です。


1965年に道路機械のレンタル業務を始めた西尾レントオールは、少しずつ企業規模を拡大して東証1部上場を果たしたのです。

建設会社にとって建設機械のレンタルは「臨時の調達方法」という位置づけだったのですが、現在は建設機械の運用コストを下げるために「レンタルを活用する」という手段を取る企業が増えました。

西尾レントオールにとって追い風となる時代がやってきたのです。

建設機械のレンタルのライバル会社はカナモト(9678)です。カナモトも西尾レントオールも利益額が増大しているという特徴があり、今後が楽しみな会社として注目されています。

アジア進出に意欲的で、現在はタイやマレーシア、シンガポールやベトナムなどで土木機械のレンタル業務を行なっています。

発展が著しいアジア地域で建設機械を貸し出しているのは高く評価することができます。今後はアジア展開を推し進め、更に利益額を上げることが期待できます。

また、グループ企業の山崎マシーナリーは工事用機械やトンネル機械の製造・修理業務を行なっています。西尾レントオールはグループ企業を通じて利益を上げる体質を築いており、レンタルだけに特化しているわけではないのです。

【西尾レントオールの主力ビジネス】

西尾レントオールは建設現場に必須な建築機械をレンタルするのが主力ビジネスになっています。

再開発工事需要を見込んだ高所作業車や電材などをレンタルしている西尾レントオールは、機械の運用管理をアドバイスする能力にも長けています。

西尾レントオールの強みは様々な機械をレンタルすることができる点です。

大型タワークレーンや防爆仕様の運搬車など、様々なニーズに対応するためにレンタル機械を数多く保有しているのが長所です。様々な工事やメンテナンス需要を取り入れることを目的としてレンタル機械を増やす西尾レントオールは、今後の成長を見込んで設備投資を行なっています。

イベントや展示会向けのレンタル設備の貸し出し業務も手がけており、事業規模を広げる経営戦略を取っているのも特徴です。

アミューズメント用品のレンタルにも力を入れている西尾レントオールは、「レンタルビジネスの代表企業」として評価することができるのです。

【西尾レントオールの財務分析】

西尾レントオールは年々売上高を伸ばし続けています。

2013年通期決算の売上高は922億9400万円、営業利益は92億8200万円で、前年度と比較して営業利益は30億円以上増えています。経常利益は96億7500万円、純利益は54億2600万円でいずれの数字も昨年より向上しています。1株益は203.0円まで成長しているのです。

来期も連続増益が期待できます。

被災地復興工事や首都圏ビル建設需要が高く、建設機械のレンタルは需要が伸び続けている状況です。236億円の資金を利用して建設機械を購入した西尾レントオールは、更なる利益拡大に向けて意欲的に活動しています。

財務面はそこそこです。

自己資本比率は43.5%。有利子負債額は177億1100万円で、自己資本は522億5700万円です。そこまで悪い財務状態ではないのですが、有利子負債を削減するなどの財務改善余地はあります。

【西尾レントオール株に向いている投資スタイル】

西尾レントオールは成長株投資に向いています。

全体的に株の能力値は高めなのですが、突き抜けて高い能力がないのが残念です。

成長性・割安性・企業規模と、全てにおいて秀でているのが西尾レントオール株の特徴ですが、物凄く優秀というわけではありません。

予想配当利回りは1.08%で高配当投資には向いていません。

現在の予想PERは14.1倍、実績PBRは1.42倍で割安性も微妙です。

西尾レントオールはそこそこ優秀な株です。しかし、当てはめる戦略を見つけるのが難しく、株としての旨味に欠けているのが短所です。

(上記の情報は2014年1月23日に記載しました)


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