日産東京販売ホールディングス (8291)

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・上場市場 東証1部
・会社名 日産東京販売ホールディングス株式会社
(にっさんとうきょうはんばいほーるでぃんぐす)
・証券コード 8291
・業種     小売業
・決算    3月
・設立年  1942年11月
・上場年  1957年10月


管理人評価C

【会社紹介】

日産東京販売ホールディングスは日産系最大手ディーラーの持株会社です。

お客様満足度を追求しており、カーライフ全般をサポートしてお客様が感動するサービスを提供することを目的にしています。

また、能力開発を一貫して行ない、社員が誇りと自信を持てる企業文化を築いているのです。東証1部上場企業という強みがある日産東京販売ホールディングスは、誇り高い有名会社として輝いています。


グループ企業では東京日産自動車販売株式会社に注目です。

東京日産自動車販売は日産車を販売するだけではなく、車の整備や保険代理業務を行なっています。頭金ゼロ円で車に乗れるという、お客様の関心を引き出すキャッチコピーを利用しており、車が持てない若者に向けてアピールを続けているのです。

Kリースという車の貸出制度も実施しており、車を買うのではなく「車を借りたい」という需要を捉えることに成功しているのも強みです。東京は別ですが、地方は車社会が完全に確立しているので車関連ビジネスはまだまだ需要が高いと判断することができます。

【若者の車離れに対応する日産東京販売ホールディングス】

車関連ビジネスで問題になっているのは「若者の車離れ」という社会現象です。車は毎月莫大な維持費がかかり、車を購入するのも難しい人がたくさんいるのです。運転免許を取っても車を保有できない人は意外と多くいらっしゃいます。

日産東京販売ホールディングスはこの事態に対処するため、様々な販売施策キャンペーンを打ち出しています。先ほど解説したKリースや、カーライフを全般に支えてくれるC.A.Pという貸出制度など、「車は借りて乗る時代」という新たな作戦を練っているのが強みです。

今までは何とかして車を買って欲しいと願っていた会社が多かったのですが、「車を買えないなら借りてもらえば良い」という発想を活かしてビジネスに取り組んでいるのは高く評価することができます。

「車を買う」という需要が減少している中、「車を借りる」という需要を増やして新たなニーズを開拓しているのが日産東京販売ホールディングスです。

【日産東京販売ホールディングスの財務分析】

日産東京販売ホールディングスは2011年通期決算に13億7900万円の純利益を上げて黒字回復を果たすことができました。2011年以降は順調に総合利益を伸ばし続けています。

2013年通期決算の売上高は1483億7400万円。売上高は前年度より下がってしまいましたが、営業利益は42億8600万円まで上がっています。純利益は40億8100万円で、1株益は61.3円まで向上しているので成長企業と評価しても良いのです。

来期も営業利益が増加する見込みです。

新車販売が好調で、新型軽自動車の『デイズ』の売上がとても良いのです。車関連サービスも伸びており、ビジネスが全般的に上手くいっていると判断することができます。

社員教育は勉強会などを通じて営業員の成功事例を共有化しています。成功のノウハウを分け合うことによってグループ全体の収益力の向上に努めます。

財務面は微妙です。

自己資本比率は33.5%。有利子負債は49億3600万円で、自己資本比率が少し低いのが気になります。

【日産東京販売ホールディングス株に向いている投資スタイル】

日産東京販売ホールディングスは成長株投資に向いています。近年の成長率はとても良く、中期投資を実行して売却益を狙う戦略が適しているのです。

現在の予想PERは6.8倍でかなりPER値が低いです。データだけを見ると日産東京販売ホールディングスは魅力的な成長株として分析することができます。ビジネスモデルに関しては少子高齢化の影響もあって楽観視できないのが本音ですが、リースやサービスに力を入れて需要を開拓するのが上手なので過度に心配する必要はないのです。

現在の予想配当利回りは0.87%で高配当投資に向いていません。やはり売却益を狙っていくのが得策になります。

 

(上記の情報は2014年1月8日に記載しました)


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