日精エー・エス・ビー機械 (6284)

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・上場市場 東証1部
・会社名  日精エー・エス・ビー機械株式会社
(にっせいえー・えす・びーきかい 英称:NISSEI ASB MACHINE CO., LTD)
・証券コード 6284
・業種     機械
・決算    9月
・設立年 1978年11月
・上場年 1990年5月

・1株価格1890円(6/6終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約18万9000円

・予想PER11.6倍、実績PBR1.84倍、予想配当利回り1.59%

管理人評価C

 

【会社紹介】

日精エー・エス・ビー機械は食品、飲料容器成形機を建造している会社です。


ボトル生産機のパイオニアとして活躍してきた日精エー・エス・ビー機械は、「ASBブランド」を育てて利益を高めてきた実績があります。ペットボトルをより深く、より広く普及させていくことを目標に設定しており、競争力に長けた高品質商品を販売しているのが魅力です。

「顧客満足の追求」を行動指針に設定しているのも良いのですが、私が特に注目したいのは「持続的改善への試み」です。

どんな企業でも必ず弱点は存在します。

社内の不和であったり、財務状態の悪さであったり、自社の弱点を見つめて改善活動を徹底するのが「強い組織」を築くために重要となる要素になりますが、日精エー・エス・ビー機械は力強い組織を維持するために改善活動を継続している素晴らしい会社です。

日精エー・エス・ビー機械は小さな会社ではありません。

小さな会社ではないからこそ、改善活動が重要になるのです。組織が拡大するとそれ相応の欠点も露呈(ろてい)されますが、日精エー・エス・ビー機械は改善活動を通じて弱点を克服するのが得意です。

 

【独自ブランドが武器! 生産の主力拠点はインド】

日精エー・エス・ビー機械は海外活動に強く、売上の大半を海外事業に頼っている現状が存在します。

特に強いのが南・西アジア向けの売上高です。成長市場として名高いインドで前年度よりも多くの増収を成し遂げており、「インドに強い日精エー・エス・ビー機械」と評価することが可能です。

問題なのは日本市場です。

平成26年9月期の第2四半期決算短信を見てみると、前年度と比較して大幅減収となっています。原因は「設備投資意欲が減退したから」と述べていますが、設備投資需要を見込みたければ発展が著しい新興国に対するビジネスを強化するのが得策となります。

 

【日精エー・エス・ビー機械の財務分析】

日精エー・エス・ビー機械は2011年から2013年にかけて黒字を維持しています。

2013年通期決算の売上高は197億6900万円、営業利益は32億9800万円、経常利益は40億4300万円で前年度より利益額が向上しています。純利益も27億3700万円に伸びており、かなり良い結果を残すことができました。

今期は営業利益の拡大が予測されています。

米州、欧州、インドが好調で「海外ビジネスを軸に発展を遂げている」のがプラスポイントです。インド工場に追加投資を行ない、原価を下げることを検討しています。

財務面は良いです。

自己資本比率は60.5%。有利子負債額は23億1000万円です。

 

【日精エー・エス・ビー機械株に向いている投資スタイル】

日精エー・エス・ビー機械は会社として評価すると優秀ですが、株として評価すると色々と微妙です。

まず注目して欲しいのは財務状態です。

優良な財務状態を維持しているので「資産株投資」に適しています。黒字決算の維持力にも秀でており、安定配当を受け取るつもりで日精エー・エス・ビー機械を長期保有しても良いでしょう。

しかし、予想配当利回りは1.59%と低く、大きなインカムゲインが狙える株ではありません。このまま堅実な成長を維持すれば株価が上がる可能性もあるため、成長株投資を実行するのもも面白いです。

(上記の情報は2014年6月8日に記載しました)


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