日成ビルド工業 (1916)

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・上場市場 東証1部
・会社名   日成ビルド工業株式会社
(にっせいビルドこうぎょう 英称:Nissei Build Kogyo Co., Ltd.)
・証券コード 1916
・業種     建設業
・決算    3月
・設立年  1961年7月
・上場年  1978年8

・予想PER12.15倍、実績PBR1.23倍、予想配当利回り2.06%

管理人評価B

【会社紹介】

日成ビルド工業は立体駐車場建設業務やプレハブ建設ビジネスを行なっている会社です。


プレハブハウスや駐車場を総合的にサポートしている日成ビルド工業は、サービス力に定評があります。企業価値を高めるために独自性を発揮し、組織能力を強化することによって時代の変化に対応する経営戦略を練っています。

顧客満足度の底上げを重視している日成ビルド工業は、「お客さまのニーズを迅速に理解し、新たな提案を続ける」ことを意識してビジネスに取り組んでいます。

「空間の可能性を呼び醒ます」というテーマを抱いている日成ビルド工業は、独自の強みを発揮しているのが良いです。プレハブ建築事業と立体駐車場事業に共通しているのは「空間の有効利用」です。

プレハブは建設現場の事業所として活用するときに役立ちますし、立体駐車場は「縦に広がる空間を利用し、収益力を増やす」という効果が期待できます。

特に土地の時価が高い関東圏内では立体駐車場の需要は高く、日成ビルド工業のビジネスは人口増加が激しい地域で需要拡大が期待できます。

【土地を有効活用できるのが日成ビルド工業の強み】

日成ビルド工業で1番注目したいのは「土地を有効活用するビジネス」を行なっている点です。

土地を保有している人は遊休地に悩んでいることが多く、「土地を利用して収益を上げたい」と望む人もいらっしゃいます。そのような悩みに対して真摯に対応できるのが日成ビルド工業の長所です。

事務所型のプレハブハウスを構えて営業拠点として利用しても良いですし、遊休地に立体駐車場を建設して収益を得るのも得策です。

日成ビルド工業はお客さまのニーズを理解しつつ、豊富な自社商品を利用して提案型営業を行えるのが素晴らしいです。

メンテナンス作業を通じて駐車場や駐輪場の質を維持することができる日成ビルド工業は、「全ての工程を安心して任せられる」という特徴を抱いています。

トータルで業務を委託できる日成ビルド工業は非常に頼もしい会社として輝いているのです。

【日成ビルド工業の財務分析】

日成ビルド工業は2009年通期決算で2億6800万円の赤字を出しましたが、その後は安定経営を維持しています。

2013年通期決算の売上高は254億8700万円、営業利益は18億4700万円、経常利益は19億7900万円で前年度と比較して売上高や営業利益額が低下しているのが残念です。

純利益も17億4700万円に減少していますが、逆に言えば「前年度の結果が良すぎた」と評価することも可能です。

来期は営業利益を拡大する見込みです。

立体駐車場ビジネスは好調を維持しており、この先の成長が楽しみな事業になります。今後も駐車場事業の拡大を通じて利益額を増やすことが期待できます。

財務面は普通です。

自己資本比率は37.4%。有利子負債額は48億8900万円で特に悪い財務状態ではありません。

【日成ビルド工業株に向いている投資スタイル】

日成ビルド工業は成長株投資に向いている株です。

ここ近年の成長率が高く、「土地の有効活用」という需要拡大が期待できるビジネスを行なっているので成長性に期待する戦略を練るのが得策になります。

海外事業も視野に入れている日成ビルド工業は「国内だけではなく、海外収入も通じて企業規模を拡大する経営戦略」を練っているのがポイントです。

配当方針に関しては「安定配当を継続して実施する」と公言していますが、過去の配当金の推移を見てみると配当額が安定していない傾向があります。

配当金を支払っているのは確かですが、配当金の額がブレてしまうのが欠点です。どちらかと言うと業績連動型の配当還元を実施していると分析しました。

そのため、配当金目当ての投資家は他の株を探すのがお勧めです。

増配が期待できるのはプラスポイントですが、「企業業績が向上したから増配が濃厚」という事実に注目しなければいけません。軸となる戦略は成長性に期待する長期投資です。

日成ビルド工業のビジネスモデルに将来性を感じる方は長期投資を実行するのがお勧めです。

(上記の情報は2014年3月12日に記載しました)


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