日精樹脂工業 (6293)

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・上場市場 東証1部
・会社名  日精樹脂工業株式会社
(にっせいじゅしこうぎょう 英称:NISSEI PLASTIC INDUSTRIAL CO., LTD)
・証券コード 6293
・業種     機械
・決算    3月
・設立年 1957年5月
・上場年 1991年12月

・1株価格598円(6/9終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約5万9800円

・予想PER9.52倍、実績PBR0.49倍、予想配当利回り1.67%

管理人評価C



【会社紹介】

日精樹脂工業は射出成形機販売で最大手の地位を築いている会社です。


「狭く、深く、そして広く」をモットーに掲げている日精樹脂工業は射出成形機や成形支援システム、成形加工技術の発展に努めてきた研究企業です。

グローバル化する世界に対応するための策は練られている状態で、「成形現場が原点」という意識を忘れていないのがポイントです。

お客様の課題を解決する「問題解決型営業スタイル」を採用しており、お客様と向き合って堅実にビジネスを続けているのが長所です。

「お客様の価値を創造する」のが経営ミッションだと公言している日精樹脂工業ですが、私は日精樹脂工業の考え方に賛同します。お客様に何らかの価値を与えるのが企業の役目であり、この先も「お客様本位」の経営を維持すれば安定収入を保つことが可能でしょう。

「世界の日精」として活躍することを望んでおり、グローバル体制を強化しているのが注目ポイントです。

高収益企業・グローバル企業として名を高めるのが望みで、好採算が期待できる優秀な自社商品を開発すれば願望も達成することができます。

 

【目指すはグローバル体制の強化! 新興国の開拓意識が強い日精樹脂工業】

日精樹脂工業は国内外市場を切り開くことを中期経営計画に設定しており、「世界で名高い日成ブランド」を創りあげたいと願っています。

グローバル展開に関しては実際にもう動いており、中国太倉工場を増強したりタイ工場を本格稼働していたりします。新興国市場を開拓する意識が強く、「利益額を増やすために成長市場を切り開く」のは良策だと分析しました。

既に成熟した市場ではなく、発展が予測される市場に参入した方が儲けは大きくなるのです。それは市場のパイが広がるからです。

配当方針は「安定的な配当維持」を掲げており、安定配当を求める投資家と相性が良いのです。

今後、新興国の市場のシェアを積極的に獲得していけば日精樹脂工業は堅実に利益を伸ばすことができると予測しています。

 

【日精樹脂工業の財務分析】

日精樹脂工業は2011年から2014年にかけて黒字経営を維持しています。

2014年通期決算の売上高は315億5800万円、営業利益は16億1200万円、経常利益は19億8300万円で前年度と比較して売上高や経常利益が低下しています。純利益も15億1200万円に減少しており、少々残念な結果を残してしまいました。

来期も純利益が減ることが予測されています。

純利益額は減っていますが、株主還元を重視している日精樹脂工業は年間配当額を10円に引き上げました。株主の利益を重要だと考える経営スタイルは良く、私は日精樹脂工業に良い印象を抱いています。

財務面はそこそこです。

自己資本比率は57.5%。有利子負債額は13億400万円です。

 

【日精樹脂工業株に向いている投資スタイル】

日精樹脂工業は割安性に長けているので、「割安性を意識した安定株投資」を行なうのが賢明になります。グローバル展開を強化している日精樹脂工業ですが、利益額が伸びているわけではないので成長性に多大な期待を抱くのは危険です。

ただ、純利益が減っても配当金を増やしているのは良く、「安定配当を期待したい投資家」と相性が良いのです。

弱点はかなり多いです。

割安感が漂っているのは良いのですが、それ以外の能力が物足りません。予想配当利回りは1.67%で高配当が狙える株ではないのです。大きな成長力が期待できないので売却益狙いの投資を実行するのも微妙です。

日精樹脂工業は決して悪い株ではないのですが、そこまで注目するほど秀でているわけではありません。

(上記の情報は2014年6月10日に記載しました)


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