日清製粉グループ本社 (2002)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社日清製粉グループ本社
(にっしんせいふんグループほんしゃ 英称:Nisshin Seifun Group Inc.)
・証券コード 2002
・業種     食料品
・決算    3月
・設立年  1907年3月
・上場年  1949年5月

管理人評価B

【会社紹介】

日清製粉グループ本社は、日清製粉などを子会社に抱える持株会社です。


「長期的な企業価値の極大化」を基本方針として定めている日清製粉グループ本社は、目の前の利益を追い求めるのではなく先を見据えた経営戦略を実行する姿勢を貫いています。

長期投資家にとって望ましい経営戦略は「持続的成長戦略」です。

無理に利益を追い求めることよりも、会社が存続して長期的に利益を上げる体質を築いてくれた方が長期投資で儲けやすくなります。日清製粉グループ本社の経営方針は長期投資家にとって賛同すべき経営スタイルになります。

売上高1兆円を狙っている日清製粉グループ本社は、コア事業と成長事業に経営資源を投入して堅実な成長を図る予定です。

M&Aを通じてグループ全体の収益力を上げるのは勿論、製粉業界トップの地位を維持し続けて安定した利益を上げることを意識しています。

【日清製粉グループで強いのは製粉事業】

日清製粉グループで注目したいのは製粉事業です。小麦の取り扱いを通じて会社を発展させた日清製粉グループ本社は、優秀な会社を子会社に抱えて利益を得ています。

製粉事業を担うのは日清製粉株式会社です。

日本で小麦粉を販売し続けてきた日清製粉ですが、今後はグローバル化を推し進めて世界レベルで通用する製粉会社として名乗りを上げることを予定しています。

カナダ、アメリカ、タイに拠点を構える日本製粉は、日清製粉グループ本社が売上高1兆円を達成するために重要な存在になります。

また、オウンドメディアの有効性が主張されて久しいですが、日清製粉はお客様と密接な関係を保つために自社サイト(創・食Club )を保有して情報発信しているのです。

オウンドメディアとは、オンラインメディア(WEBサイトなど)を利用してお客様と直接的な関係を築く手段を指します。自社サイトを通じて魅力的な情報を発信し続ければ自社に愛着を抱いてくれるお客様が増え、リピーターが増加するというメリットがあります。

情報化社会で生き残りたければオウンドメディア戦略を確立させなければいけません。

日清製粉はオウンドメディアマーケティングに成功しています。

日清製粉のように個人のお客様を対象にした会社は、情報発信を通じて好感度を高める必要があります。今はオウンドメディアの時代と呼ばれており、WEBを有効活用して自社の知名度アップを図るのは有効な戦略として評価することが可能です。

【日清製粉グループ本社の財務分析】

日清製粉グループ本社は安定した業績を維持しています。

2013年通期決算の売上高は4555億6600万円、営業利益は217億4000万円、経常利益は247億4200万円で売上高は増大しているのですが営業利益や経常利益は前年度より低下しています。

しかし、純利益額は136億8800万円で昨年より純利益を増やすことができました。日清製粉グループ本社は安定企業としての立ち位置を保っているのでこの業績は悪くありません。

来期は増益が期待できます。

海外会社を買収したのが良く、海外事業が日清製粉グループ本社の利益額を増やしています。タイにあるプレミックス工場を強化しており、設備投資にも力を入れていることが分かります。

財務面は優秀です。

自己資本比率は69.7%。有利子負債額は94億900万円で、健全な財務状態を保っています。

【日清製粉グループ本社株に向いている投資スタイル】

日清製粉グループ本社は様々な戦略に対応できる万能株です。

成長株投資を実行するよりも、安定株として評価した方が良いです。成長性もそれなりに優れていますが、企業規模や財務状態をしっかり評価して株を長期保有するのがお勧めの投資スタイルです。

インカムゲインを主体に利益を狙っていき、こつこつ配当金を得るイメージで長期投資するのがベターです。現在の配当利回りは1.86%で微妙ですが、長期保有しても問題ない安心感が漂っています。

予想PERは17.75倍、実績PBRは0.88倍でPBR値が1倍を割っているのも好印象です。

割安で長期保有するのに適した株が欲しければ日清製粉グループ本社株が向いています。

500株以上保有していると株主優待を受け取れるので、個人株主に適した株だと分析することができます。

【日清製粉グループ本社の株主優待】

3月の権利確定日に日清製粉グループ本社株を500株以上保有していると、自社グループ会社製品を受け取ることができます。

参照URL http://www.nisshin.com/ir/stock/hospitality/

(上記の情報は2014年2月1日に記載しました)


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