日清食品ホールディングス (2897)

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・上場市場 東証1部
・会社名   日清食品ホールディングス株式会社
(にっしんしょくひんホールディングス 英称:Nissin Foods Holdings Co., Ltd.)
・証券コード 2897
・業種     食料品
・決算    3月
・設立年  1948年9月
・上場年  1963年10

・1株価格4320円(3/20終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約43万2000円

・予想PER22.06倍、実績PBR1.5倍、予想配当利回り1.74%、予想株主優待利回り0.6%

管理人評価C

【会社紹介】

日清食品ホールディングスは日清食品を抱える持株会社です。


「食」の持つ力を追求しており、食に関するエキスパート企業として活躍しています。グループ内の企業がお互いに協力し合って強大な「日清グループ」を築いているのが特徴的です。

「ブランドはメーカーの最も大切な経営資産である」という考えを抱いている日清食品ホールディングスは、ブランド力を重視して経営を行なっています。

現在、経営の主流となっているのは「高付加価値戦略」で、商品に付加価値を加えて適正値段で売るのが「成功する経営」の定説になっています。

しかし、日清食品ホールディングスは「高付加価値戦略には限界がある」と考えています。

世界地域の経済状況を加味した上で商品を販売するのが重要だと結論を出しているのです。今後、市場拡大が期待できるアジア・アフリカ諸国では「良い物を安く作り、安く売る戦略しか通用しない」と考えているのがポイントです。

良い物を安く売りたければ独自のビジネスモデルを築き、ローコスト経営を実現しなければいけません。日清食品ホールディングスは工場の設備を標準化し、コストダウンを成し遂げて需要拡大が期待できる新興国に進出する予定です。

【世界的に知名度の高いカップラーメンを販売している日清食品ホールディングス】

日清食品ホールディングスは商品のラインナップが魅力です。

世界初のインスタントラーメンである『チキンラーメン』を開発した実績があり、インスタントラーメンのパイオニアとして活躍し続けています。『カップヌードル』や『日清ラ王』、『どん兵衛』など、様々なブランドを保持しているのが素晴らしいです。

今やカップヌードルは全世界で愛されている食品になりましたが、カップヌードルは様々な付加価値をつけているから爆発的に売れているのです。

「手軽に食べられて、美味しくて、安い」という3つの重要なニーズを満たしているのは大きいです。

手軽に食べられるカップヌードルは全世界の人々の役に立つ画期的な商品です。


ロングセラー商品を生み出したければ、2つの付加価値をつければ良いのです。しかし、カップヌードルは「人間が求める3つの不変ニーズ」を満たしているから超ヒット商品として君臨し続けているのです。

今後、まだシェアを獲得していない発展途上国でカップヌードルを売り続ければ日清食品ホールディングスも今以上の成長が期待できます。

【日清食品ホールディングスの財務分析】

日清食品ホールディングスは2011年から2013年にかけて黒字決算を維持しています。

2013年通期決算の売上高は3827億9300万円、営業利益は239億5400万円、経常利益は309億6400万円で売上高と経常利益が昨年度より伸びています。純利益も188億5500万円に成長しており、良い結果を残せたのが好印象です。

来期も利益額を伸ばす予定です。

主力商品の『ラ王』が好調なのも好材料ですが、円安効果を発揮したお陰で海外ビジネスが上手く稼働しているのが大きいです。

消費税増の負の影響が気になりますが、日清食品ホールディングスは海外市場にも積極的に進出しているので海外需要を開拓すれば持続的成長を果たすのは可能です。

財務面も優秀です。

自己資本比率は68.3%。有利子負債額は102億8000万円で、健全な財務状態を維持しているのが良いです。

【日清食品ホールディングス株に向いている投資スタイル】

日清食品ホールディングスは色々と微妙な株だと思います。

会社を評価したらSランク級の優良大企業ですが、株として分析すると投資する旨味が少ないように感じます。業績を伸ばしており、安定決算を残しているのは素晴らしいのですが、現在の株価は割高で売却益狙いの投資に適していません。

日清食品ホールディングス株の注目点は、やはり株主優待でしょう。

100株以上保有していると日清食品ホールディングスの独自商品が年に2回貰えるので、カップラーメン好きの人と相性が良いです。

日清食品ホールディングス株は個人投資家から根強い人気を得ていますが、「魅力的な株主優待の存在」が人気を底上げしているポイントになります。

しかし、投資効率を考えたらどうでしょうか?

株価はどう見ても割高で、株主優待を含めた総合利回りも2.34%しかありません。資産株や安定株として評価すると優秀ですが、投資効率を求める人からすれば物足りない株だと感じます。

日清食品ホールディングスはダメ株ではありません。

むしろ安定性を評価すれば非常に優秀だと思うのですが、「投資効率」を突き詰める上級者からすれば微妙だと感じるのは事実です。

投資効率よりも、安定性や安全性を求める方は日清食品ホールディングス株が向いています。

【日清食品ホールディングスの株主優待】

3月、または9月の権利確定日に日清食品ホールディングス株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。

・100株以上保有で1500円相当の自社グループ会社製品詰め合わせ(即席麺やお菓子など)

・300株以上保有で3500円相当の自社グループ会社製品詰め合わせ(即席麺やお菓子など)

・1000株以上保有で4500円相当の自社グループ会社製品詰め合わせ(即席麺やお菓子など)

・3000株以上保有で5500円相当の自社グループ会社製品詰め合わせ(即席麺やお菓子など)

・300株以上保有で1500円相当の自社キャラクターグッズ

上記の株主優待は優待品に代えて社会貢献活動団体への寄付を選ぶこともできます。

参照URL http://www.nissinfoods-holdings.co.jp/ir/stock/preferential/index.html

(上記の情報は2014年3月23日に記載しました)


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