野村不動産ホールディングス (3231)

LINEで送る
Pocket

・上場市場 東証1部
・会社名  野村不動産ホールディングス株式会社
(のむらふどうさんホールディングス 英称:Nomura Real Estate Holdings, Inc.
・証券コード 3231
・業種     不動産業
・決算    3月
・設立年  2004年6月
・上場年  2006年10月


管理人評価C

【会社紹介】

野村不動産ホールディングスは野村不動産をはじめとするグループ企業によって構成されている会社です。

住宅事業、貸賃事業、運営管理事業、資産運用事業、仲介・CRE事業などを行なっている野村不動産ホールディングスは資本力の高い会社としてその名を轟かせています。フィットネスクラブも運営しています。

野村不動産ホールディングスの中核を担っているのは住宅事業です。野村不動産が販売している住宅は安心と信頼をコンセプトに設定しています。美しいデザインにこだわり、お客様が満足する住宅を販売することに定評があるのです。


2011年に野村不動産ホールディングスの新ブランドである「OHANA」を立ち上げ、新たなブランド展開を推し進めています。今までは首都圏を中心に「PROUD」ブランドを広めていたのですが、OHANAが加わったことにより野村不動産ホールディングスのブランド力に厚みが増しました。

貸賃事業も大きな収益源となっています。商業施設を数多く保有しており、現存施設を貸し出すことによる安定したインカムゲインを確保しているのです。

【資産運用に強い野村不動産ホールディングス】

野村不動産ホールディングスは住宅販売の営業力も非常に強いのですが、資産運用能力に長けているのも見逃せません。

資産運用事業では投資法人などから資産運用の委託業務を行ない続けました。その結果、2011年10月に運用資産が1兆円を超える不動産投資会社に成長したのです。

この事業に関わっているのは「野村不動産」や「野村不動産投資顧問」で、野村不動産ホールディングスの利益を高める素晴らしい結果を残しているのです。

野村不動産ホールディングスは優秀なグループ企業の活躍によって利益を上げている注目企業です。野村グループの名前は日本に知れ渡っており、優秀な社員が多く存在するのも魅力です。

「信頼のブランド」を確立するために努力を重ねている野村不動産ホールディングスは投資家からの期待も高いです。すでに素晴らしい大企業へと成長していますが、この先の躍進も期待できる誇り溢れる会社です。

【野村不動産ホールディングスの財務分析】

野村不動産ホールディングスは2011年から2013年にかけて純利益を確実に伸ばしているのが魅力です。2012年通期決算の売上高は4508億700万円で、前年度と比較して少し売上が低下したのですが175億9100万円の純利益を確保しています。

2013年の通期決算は素晴らしい結果を残すことができました。売上高は5177億4000万円で5000億円の大台を突破し、営業利益も583億800万円まで伸ばすことができたのです。

躍進を遂げている野村不動産ホールディングスは住宅分譲の売上が好調です。貸賃部門では川崎にある東芝ビルの利益向上が期待できます。

気になる財務面ですが、こちらは少し物足りないです。

25.6%の自己資本比率は決して高いとは言えません。6576億5500万円の有利子負債はさすがと言うべきか、野村不動産ホールディングスの規模の大きさを表している数字になります。

有利子負債は明らかに多すぎです。売上高より有利子負債額の方が大きい企業への投資は慎重に検討した方が良いのですが、野村不動産ホールディングスは莫大な有利子負債を抱えているのが問題です。

【野村不動産ホールディングス株に向いている投資スタイル】

野村不動産ホールディングス株は成長株投資に向いています。順調に純利益を伸ばしているため、成長株が欲しい方は野村不動産ホールディングス株を検討しても良いでしょう。

野村不動産ホールディングス株の弱点は財務面です。お世辞にも財務状態が良好とは言えないため、安定株や財産株が欲しい方は他の株を探すことをお勧めいたします。

野村不動産ホールディングス株は投資家を選ぶため、成長株として保有する前提で戦略を立てないと儲けるのが難しいのです。

見方によって株の評価は全く変わります。成長株として評価するとAランクになりますが、財務面などのマイナス要素を加味するとCランクになってしまいます。野村不動産ホールディングスの財務状態を受け入れられるかが投資のポイントになります。

(上記の情報は2013年11月28日に記載しました)


スポンサードリンク