スプラトゥーンのヒットから分かる任天堂の経営戦略

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赤字経営から脱出した超エリート企業の任天堂。2015年連結決算では418億円の純利益を得ました。

ディー・エヌ・エー (2432)の提携によってより一層注目を増している任天堂ですが、その任天堂が『スプラトゥーン』というヒットゲームの開発に成功しました。


出典 http://dic.nicovideo.jp/a/splatoon

このスプラトゥーンというゲームはTPS形式のガンシューティングゲームなのですが、本当に任天堂は昔から変わらない戦略を貫いているなと思いました。

任天堂は王道戦略を実施しています。

スーパーマリオ、ドンキーコング、ゼルダといった大衆受けするキャラクターを次々と生み出す技術に長けている任天堂ですが、任天堂はとにかく「万人受けする作品作り」が上手いのです。

今回販売されたスプラトゥーンはTPS形式のガンシューティングゲームですが、オンライン形式のガンシューティングゲームは「敷居が高い」のが難点でした。

FPSはゲーマーから熱狂的な支持を受けているのですが、あまりにもプレイヤーが高度化しているので「初心者がハマりにくい」という弱点があったのです。


ゲームは上手ければ上手いほど楽しめますが、シューティングゲームは上級者がごろごろいるのでなかなか初心者が楽しんで遊べないのです。ゲームをプレイしても殺されてばかりで全然敵を倒せないということもよくあります。

しかし、今回任天堂が販売したスプラトゥーンはガンシューティングの問題点を改善しています。


出典 wikiwiki.jp

弾丸ではなくインクを発射し、かわいいキャラクターを使用することができるスプラトゥーン。自分の色のインクをぶちまけてその色の広さで勝敗を決めるスプラトゥーンは、「単純に殺しあうだけのFPS」とは違うのです。

仲間と協力する楽しさが味わえる。殺しあうのが目的ではなく、色の面積を広げるのが目的。更にキャラクターに強い可愛さがあるスプラトゥーンは、「万人受けする新しさ」を提供したゲームだと分析することができます。

任天堂は昔から万人受けするゲームを作り続けてきましたが、その力は今も健在なんですね。

日本には任天堂ファンが沢山いらっしゃるのですが、任天堂ファンになる気持ちも分かります。任天堂のように万人受けするゲームを販売し、多くの人に愛されるキャラクターを生み出せる会社はとても珍しいのです。

大人も子供も楽しめるゲームを開発することができるのが、任天堂の強みでしょう。

既に任天堂は日本を代表する超優良大企業として君臨していますが、今も昔も変わらず「王道戦略」を実施して万人受けするゲームを開発しているから任天堂は凄いのです。

任天堂がゲーム業界の王であり続ける理由はとても単純で、万人受けするゲームを販売しているからでしょう。これからも万人受けするゲームを制作し続ければ、スプラトゥーンに続くヒットゲームを販売することが可能です。

ゲーム業界の王である任天堂は、スプラトゥーンのヒットによって得意の王道戦略を発揮することができたと評価することができます。


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