リブセンス (6054)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社リブセンス
(りぶせんす 英称:Livesense Inc.)
・証券コード 6054
・業種     サービス業
・決算    12月
・設立年  2006年2月
・上場年  2011年12月


管理人評価A

【会社紹介】

リブセンスはアルバイト情報サイトの「ジョブセンス」を運営している会社です。


 

東大出身者や京大出身者が在社しているリブセンスを率いるのは、最年少で東証1部上場を成し遂げた村上 太一(むらかみ たいち)氏です。村上社長は小学生の頃から「将来は社長になる」という願望を抱いていた人物で、優れたビジネスモデルを築いて大躍進を遂げています。

リブセンスでは「成果報酬型のビジネス」に着手しています。

昔はサイトや雑誌に求人広告を出したときはそれだけで費用が発生しました。

「広告を載せる=お金がかかる」というのが常識だったのですが、リブセンスは現存の常識を覆して「採用が決まったら広告を出した企業からお金をいただく」というビジネスモデルを生み出したのです。

私は何度もしつこく「会社で1番重要なのはビジネスモデルである」と説いてきましたが、リブセンスは常識を打ち破ったビジネスモデルを築いています。リブセンスの事業は広告を載せる事業主にとって非常にメリットがあります。

極端な話「広告を載せても誰も応募してこなかった」というケースも想定されるのです。

もしそのようなことが起こってしまった場合、成果報酬型ではない求人広告を載せるのは事業主にとってマイナスでしかなく、非常にハイリスクでした。

しかし、リブセンスが運営するジョブセンスは「成果報酬型」という形式を取っています。従業員を採用したときに初めて費用が発生するため、「事業主にとってありがたいビジネスモデル」だと分析することができます。

広告を載せる事業主はリブセンスにとってお客様となる存在です。

「お客様の喜ぶサービスを提供する」という基本方針を忠実に守って利益を上げているリブセンスは、本物のビジネスを行っていると評価することができます。

創業当初はこのビジネスモデルは多くの人が「失敗する」と口にしていました。

「大手企業がやっていないのは理由があるんだよ」と村上社長に言う人も多かったのですが、どの時代でも新しいことに取り組む人は批判されるものです。例え優れたビジネスモデルでも、先見性のない人から批判されてしまうのです。

リブセンスのビジネスモデルを分析すると成功するのは必須であることが分かります。

まず、商売で重要なのは「お客様を喜ばせること」です。お客様に優れたサービスを提供して初めてお金をいただくことができるのです。つまり、ビジネスで成功したければ最初はギブ・アンド・テイクの「ギブ」に徹する必要があります。

リブセンスはギブに徹して成功を収めました。

成果報酬型のビジネスそのものが「結果を出したら報酬を受け取る」という形式になっているため、事業主にとって旨味が大きいことが分かります。

事業主が求人広告を出すのは「新たな人材を獲得したい」という願望があるからです。「その願望を達成したらお金をいただきますよ、しかし、人材を獲得できなかったらお金をいただきません」というビジネスモデルを築いたリブセンスが成功するのは自明の理です。

商売の基本である「お客様の要望を実現してから利益を得る」という原則を守っているのですから。

更に言えばリブセンスのビジネスは需要がなくなりません。どれだけ時代が変化しても新たな人を雇いたいというニーズは存在し続けるため、リブセンスは「不変ニーズを取り扱っているビジネス」と評価することができるのです。

25歳1ヶ月で史上最年少上場を果たした村上社長の経営手腕は本物です。村上社長は「多くの人が感謝する優れたビジネスモデル」を生み出したのです。

【ここが新しい! 村上社長の注目ポイント】

会社が成長するために重要なのは社長の質です。

社長の能力が高ければ素晴らしいビジネスモデルを築くことができるので、会社は大成長を遂げることができるのです。

村上社長は非常に独特な人物です。

普通、ベンチャー企業を発足した人は「お金にがめつく、自分が良い暮らしをしたい」という願望を抱いていることが多いのですが、村上社長は大して気にしていません。会社近くのワンルームマンションに住んでおり、生活費にお金をかけていないのです。

仕事をしているのは、「多くの人の役に立つ」という願望を達成するためです。

村上社長は従来では考えられない新しいタイプの経営者です。

偉ぶったところがなく、笑顔が似合う村上社長は「ギラギラ感」というものが感じられません。これは今後の会社を成長を支える大きな要因になると私は分析しています。

最終的に生き残る会社は「お客様に感謝されるビジネスを行っている会社」です。

しかし、利益追求を意識しすぎると「お客様の利益よりも自分の利益を優先する」という思考が強くなってしまうので、商売の基本である「お客様に利益を与える」という基本が崩壊することが多いのが現実です。

しかし、村上社長は大きな富を得ることを目的にして事業活動を続けているわけではありません。

そのため、「この先もお客様が利益を得るサービス」を提供し続ける可能性が高いのです。業界を改革するビジネスモデルを提示し、先行者利益を受け取ったリブセンスは今後の発展が期待できる注目企業です。

【リブセンスの財務分析】

リブセンスは全ての利益を伸ばし続けています。

2012年通期決算の売上高は22億6400万円、営業利益は11億3000万円で売上高も営業利益も前年度よりアップしています。経常利益は11億1300万円、純利益は5億9700万円で1株益は43.3円まで向上しています。

この先も利益増加が期待できます。

求人サイトの利用者が増え続けているのがポイントです。求人サイトを利用してくれる人が増えないとリブセンスは収益が上がらないのですが、「ユーザーにとって大きな利益を得られるビジネス」を築いているのでこの先も利用者は増加し続けると予測しています。

新規事業の立ち上げに対しても積極的で、M&Aにも意欲を見せています。

財務面も物凄く優秀です。

自己資本比率は78.1%。有利子負債額はゼロで、財務面はケチのつけようがありません。

【リブセンス株に向いている投資スタイル】

リブセンスに向いている投資戦略は成長株投資です。これ以外の戦略は向いていません。

まず、現在のリブセンスはインカムゲイン収入を得ることができないのです。

予想配当利回りは0%で無配企業として経営活動を続けています。「無配企業=株主還元の意識が低い」と判断する投資家も多いのですが、配当金を無配にして会社成長のためにお金を使い、株価の向上によって株主に利益を還元するという方法が存在します。

リブセンスは株価の上昇で利益を得るしかないのです。

ビジネスモデルは優秀、財務面も最高、良い人材が揃っているリブセンスは会社評価だと間違いなくSランクです。しかし、株評価だとAランクになってしまうのです。

リブセンス株の最大の欠点は割安性です。現在の予想PERは68.46倍で実績PBRは30.44倍で物凄く株価が割高です。割安株投資に向いていないので売却益を狙うのも少し難しくなります。

しかし、リブセンスが順調な発展を遂げれば最終的に大きな売却益を得られる可能性があります。

割高という弱点はとても痛いですが、リブセンスの将来に期待できる方は成長株投資が向いています。

(上記の情報は2014年1月19日に記載しました)


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