ライト工業 (1926)

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・上場市場 東証1部
・会社名   ライト工業株式会社
(ライトこうぎょう 英称:Raito Kogyo Co., Ltd.)
・証券コード 1926
・業種     建設業
・決算    3月
・設立年  1948年9月
・上場年  1961年10

・1株価格875円(3/16終値)、最低売買単位:100株、1単位価格:約8万7500円

・予想PER15.32倍、実績PBR1.35倍、予想配当利回り1.14%

管理人評価B

【会社紹介】

ライト工業は特殊土木のパイオニアとして活躍している会社です。


特殊技術の開発を積極的に推し進めたライト工業は、「専門土木分野」で力を発揮して会社を成長させてきました。国土を守るために工事を行なったり、インフラ整備を徹底したり、お国の役に立つビジネスを継続して利益を生み出した実績があるのです。

2012年の連結工種別受注高を分析してみると、1番多いのが基礎・地盤改良工事で全体売上高の29%を占めています。次に多いのが法面保護の23%、次は建築事業の17%と、「ライト工業は各事業を通じてバランス良く売上を上げている」ことが分かります。

1つの業務に特化するのではなく、バランスを保ったまま売上を上げているライト工業は安定力に定評のある会社です。

2009年から2012年にかけて受注高を高め続けているライト工業は現在成長真っ盛りの成長株として評価することが可能です。

特に注目したいのは財務状態を改善し続けている点です。

自己資本比率が高い優良企業として名を馳せているライト工業ですが、2008年から2012年にかけて自己資本比率を上げ続けているのが良いです。

2008年の時点で41.6%だった自己資本比率も、52.2%まで向上することができました。

有利子負債もどんどん減らしており、「財務状態の改善」に定評がある会社だと分析することができます。

【様々な実績を残して信頼度を高めているライト工業】

ライト工業は土木事業、建築事業、海外事業で素晴らしい実績を残して会社のブランド力を高めているのがポイントです。

建築事業では上野ホテルを建設したり、日本橋浜町マンションを施工したりして様々な建物を建造する能力に優れていることが分かります。

高齢化社会に対応するために「老人ホームの建設」にも力を入れており、武蔵野老人ホームや宇都宮高齢者住宅などの高齢者住宅を施工した実績もあります。

海外ではシンガポール、アメリカ、台湾、香港などで施工実績を残しています。

グローバルに事業を展開しているライト工業は「海外事業を通じて利益を伸ばす意識が高い企業」として分析することができます。

公共投資の増加によって受注量を増やしているライト工業は成長著しい優良企業として評価することが可能です。景気の影響を受けやすいビジネスを行なっているのが難点ですが、会社の経営状態を改善している点は高く評価して良いでしょう。

【ライト工業の財務分析】

ライト工業は2011年から2013年にかけて利益額を伸ばし続けています。

2013年通期決算の売上高は755億5700万円、営業利益は29億4700万円、経常利益は31億5900万円で売上高・利益額共に順調に成長しているのが頼もしいです。純利益も19億7300万円に拡大しており素晴らしい結果を残したと評価することができます。

上方修正を発表したライト工業は、来期も利益額の増大が予測されています。

受注量の増加が利益額アップの主な理由になります。労務費高騰問題を抱えているライト工業ですが、欠点より長所を伸ばす戦略が功を制し堅実に増益歩調を歩んでいるのです。

財務面も優秀です。

自己資本比率は52.2%。有利子負債額は12億2800万円で有利子負債額が物凄く少ないのが長所です。

【ライト工業株に向いている投資スタイル】

ライト工業は成長株投資が向いています。

現在のライト工業を総合的に分析した結果ですが、成長株投資以外の戦略は合わないでしょう。株価も割高で予想配当利回りも低いので、成長性に期待して長期保有するのが得策になります。

1株益が伸び続けているのが良く、安定配当を支払っているのも高ポイントです。

多額の配当金収入は期待できませんが、「安定配当株」として評価するのもアリです。

財務状態も良いので長期投資を行なうのに不都合な要素はほとんどありません。採用できる戦略の幅が狭いというデメリットがありますが、逆に言えば「戦略を確定しやすい」と言い換えることもできるのでモノは考えようです。

健全な発展を遂げている株が欲しければライト工業株を検討してみましょう。

(上記の情報は2014年3月16日に記載しました)


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