レオン自動機 (6272)

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・上場市場 東証1部
・会社名  レオン自動機株式会社
(れおんじどうき 英称:Rheon Automatic Machinery Co., Ltd)
・証券コード 6272
・業種     機械
・決算    3月
・設立年 1963年3月
・上場年 1985年11月

・1株価格442円(5/30終値)、最低売買単位:1000株、1単元価格:約44万2000円

・予想PER9.65倍、実績PBR0.8倍、予想配当利回り1.81%

管理人評価C

【会社紹介】

レオン自動機は食品機械を製造している会社で、製パン機や包あん成形機が主力商品になっています。


食品業界は消費マインドの低下が進んでおり、商品の低価格化競争という大きな問題を抱えています。ニーズも多様化して「健康ニーズ、環境問題ニーズ、食の安全性を求めるニーズ」などが広がっており、安ければ売れるというわけではありません。

レオン自動機はこの現状を理解した上で「市場動向を調査して市場ニーズに対応する」という策を実施しており、お客様のニーズに対して明確に応える姿勢を築いています。

「広範囲の技術サービスを提供することができる」のが強みで、生産開始のサポートや技術相談にも応じて「お客様の悩みを解決する形」で商品を販売しているのが素晴らしいです。

食品機械を購入した後のサポート対応力に長けており、「生産量を増やす、食品の食感を変える」というお客様の具体的な要望に対応する体制を整えています。お客様から悩みを相談されたときは、内容に適した技術者を派遣して「一緒に解決する」のがポイントです。

サポート能力に秀でているからレオン自動機は顧客満足度を高く保つことができるのです。

定期メンテナンスやメンテナンス講習なども実施しており、機械導入後も利益を得るための仕組みが築かれているのが良いです。「機械を販売したらそれで終わり」というビジネスモデルを築いているのではなく、「機械購入後も利益を得るためのシステム」を作っているのが武器です。

【決算が安定していないレオン自動機】

レオン自動機の弱点は決算が安定しないことでしょう。

食品機械の製造で名を高めているのは良いのですが、2011年、2013年の純利益額は赤字であり「黒字経営を続ける能力に乏しい」と判断することが可能です。安定力に長けているわけではないので、安定経営を望む人はレオン自動機と相性が悪いです。

ただ、1株益が赤字になっても配当金を支払っているため、「安定配当を望む投資家とは相性が良い」のです。純利益が赤字でも配当金を払えるのは財務体質が良いからです。

成長性に期待を抱くのは危険です。しかし、「万が一赤字になっても不労所得が潰える心配は薄い」ので、ものは考えようです。

【レオン自動機の財務分析】

レオン自動機は安定力がないのが難点です。

2014年通期決算の売上高は212億8400万円、営業利益は20億2800万円、経常利益は21億1800万円で昨年度と比較して売上高や利益額を大きく伸ばすことができました。純利益も17億8900万円まで増やしており、大躍進を成し遂げたのが印象的です。

来季は減益が予測されています。

食品加工機は国内・海外共に好調で良いのですが、持続的発展を遂げるのはかなり厳しそうです。安定成長を目指すのに適した株ではないため、成長力に関しては疑問の余地が残ります。

財務面は優秀です。

自己資本比率は65.1%。有利子負債額は42億7600万円です。

【レオン自動機株に向いている投資スタイル】

レオン自動機は「安定配当目当ての投資」が適しています。

配当利回りが低く、十分な利益が確保できる可能性は低いのですが「赤字になっても配当金を支払う姿勢」を評価しましょう。成長力に長けていないので投資先として考えるとそこまで魅力的ではありません。

PER値、PBR値は共に低く、割安株投資に適しているのも長所ですが、成長性に期待が抱けない株が割安なのは必然だと思います。

株主は「成長力の高い株」を求める傾向があるため、現在の割安価格はレオン自動機の市場評価だと冷静に判断した方が良いのです。

良いところも存在しますが、弱点も多々存在するのも事実です。

(上記の情報は2014年5月31日に記載しました)


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