リソー教育 (4714)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社リソー教育
(リソーきょういく 英称:Riso Kyoiku Co., Ltd.
・証券コード 4714
・業種     サービス業
・決算    2月
・設立年  1985年7月
・上場年  1998年12月


管理人評価B

【会社紹介】

リソー教育は学習塾を運営している会社です。


首都圏を中心に個別指導受験塾「トーマス(TOMAS)」を運営しており、高所得の客層が多いのが特徴になります。

リソー教育は受験合格のための学習指導を行っているわけではなく、生徒の個性を尊重した個別指導を通じて高い実績を上げてきました。生徒の性格や考え方を見極め、生徒に合った個別指導を続けることによって高い合格率を維持することができているのです。

完全個別指導の塾はたくさんありますが、「個性教育」という観点を重視しているのは珍しいのです。個性教育が同業他社との差別化を成し遂げています。リソー教育が完全個別指導という教育方針を貫いているのも、生徒の自由な発想を重視しているからです。

型にはまらず、生徒個人の考え方を尊重して個別指導を続けていくリソー教育のスタイルは多くの生徒から好評を得ています。

【高品質な指導サービスが大きな武器】

リソー教育は指導力に定評があり、多くの生徒を名門校に進学させる確かな実力を保有しているのです。

私が注目したいのは三位一体教育システムです。学習指導は順調に進まないケースも多く、生徒が勉強疲れによって精神を病んでしまうことが多々あります。リソー教育は生徒の精神状態に気を配っており、三位一体教育を通じて「教育カウンセリング」を行っています。

子供を支える親、勉学に励む生徒、優れた教育サービスを提供する先生。これらの人々が三位一体で協力することによって、生徒は心の不安を取り除くことが可能になります。

親子面談を実施したり進学相談や日常的なコミュニケーションを重視したりと、リソー教育は生徒の不安を取り除くことに対して力を入れているのです。

また、継注率の高さも注目です。

継注率は生徒が塾に通い続ける確率を指しますが、リソー教育は生徒の継注率がとても高いのです。個別指導の三位一体システムが上手く機能しているのが高い継注率の維持に繋がっていると私は分析します。

【リソー教育の財務分析】

リソー教育は成長を続けている優良企業です。

2011年から2013年にかけて売上高はどんどん伸び続けており、2013年の売上高は217億8800万円を記録することができました。営業利益は27億6600万円で、前年度と比較して営業利益が低下しているのが気になりますが純利益は15億2700万円に増えているのです。

少子高齢化社会であるのにもかかわらず、売上と純利益を伸ばしているのは高く評価することができます。高品質なサービスを通じて本物志向の顧客の支持を集めているリソー教育は今後の発展も期待できるのです。

財務面はなかなか優秀です。

自己資本比率は52.6%。優秀企業の仲間入りをしており、それなりに優れた自己資本比率だと言えます。有利子負債は12億9000万円ありますが、純利益の方が有利子負債額より多いので過度な心配は不要です。

【リソー教育株に向いている投資スタイル】

リソー教育は配当金狙いの投資に適しています。利益額が向上し続けているリソー教育は連続増配を成し遂げており、配当金を重視している方と相性が良いのです。

利益額が増えているという観点から見れば「成長株」として評価することも可能です。インカムゲインを狙うかキャピタルゲインを狙うか、それは投資家の自由ですが私はインカムゲイン狙いの投資をお勧めいたします。

財務面も悪くないのでリソー教育は長期保有する価値がある株だと言えるのです。

懸念すべき材料は少子高齢化の影響を直に受けるビジネスであることです。子供の数が減り続ける中、リソー教育は更なる発展を維持することができるのか注目です。

(上記の情報は2013年11月11日に記載しました)


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