CDS (2169)

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・上場市場 東証1部
・会社名  CDS株式会社
(シーディーエス 英称:CDS Co., Ltd.)
・証券コード 2169
・業種     サービス業
・決算    12月
・設立年  1980年2月
・上場年  2007年12月


管理人評価C

【会社紹介】

CDSは企業の技術仕様書制作を中心に行っている会社です。他にも技術出版物の企画や出版、データベース構築なども手がけています。

グローバルな会社を目指しているCDSは「世界に通用する技術を持ち続ける」ことを意識しています。高技術能力を活かして利益を上げる体質を築いているのがポイントです。

CDSの1番の魅力は最新技術です。


常に最先端技術を探求し続けるCDSは、各分野でクオリティの高い業務を行っています。例えばドキュメンテーション事業ではプレゼンや教育に役立つCGアニメーションを製作しており、CGムービーを低納期で製作することができるという特徴があります。

企業経営で重要なのはマニュアルです。

マニュアルの充実化が会社の成長を左右すると言っても過言ではないでしょう。例えば小売業界に属している良品計画 (7453)はムジグラムという業務用マニュアルを発行しており、非常に分かりやすいマニュアルを作って業績を伸ばしています。

詳しい情報が記載されているマニュアルを作ることも大切ですが、それ以上に意識したいのは「分かりやすさ」です。読む人が分かりやすいと実感するマニュアルを作らないとマニュアルの効果が発揮できないので、理解しやすいマニュアルを製作するのはどの企業も必須です。

CDSは分かりやすいマニュアルを業務委託する技術に長けており、自動車や情報家電といった専門マニュアルを製作することも得意です。

ドキュメント製作を通じて培ったノウハウを活かし、分かりやすいマニュアルを作ることに定評があるのです。

文章だけのマニュアルだと読む気も失せることが多いのですが、CDSはテクニカルイラストを交えて「誰が読んでも確実に理解できるマニュアル」を作っているのです。企業経営のサポート役を務めているのがCDSという会社です。

【他企業をサポートする能力に長けているCDS】

CDSの業務内容がいまいちよく分からないという人が多いのですが、簡単に言ってしまうと「もの作り企業をサポートするビジネスを行っている」と解釈して問題ありません。

エンジニアリング事業も手がけているCDSは、こちらでも優れた技術力を発揮しています。

例えばCDSの提供する解析サービスではシミュレーションを駆使して「もの作りをデジタルにする」というサポートを行なっているのです。高性能解析サーバーを導入しているCDSは、様々なシミュレーションを通じて製品の性能を分析することができます。

この解析サービスのお陰で開発コストや実験コストを削減することができ、「効率の良い商品開発」を実現することができるのです。

技術コンサルティング業務も行なっています。

21世紀は技術革新の世の中と言われており、技術発展が企業成長に直結する時代です。時代の流れに取り残されないように、CDSは他企業のシステムを多角的に分析して問題点を解明します。

問題点を見つけた後は既存のシステムを活かしつつ、更に効率アップする方法を提案するのが技術コンサルティング業務です。最新技術を活用して他企業の役に立つビジネスを行っているのがCDSの強みです。

【CDSの財務分析】

CDSは売上高を伸ばし続けています。

2012年通期決算の売上高は81億600万円、前期の売上高が74億2900万円だったので良い感じに売上を伸ばすことができたのです。2012年の営業利益は11億900万円、経常利益は11億100万円で、純利益額は6億4600万円です。

1株益は101.3円まで伸ばしました。

ここまで順調に成長し続けてきたのですが、2013年通期決算は純利益が低下します。

顧客先の開発が遅延したのが痛いです。しかし、2014年通期決算は業績を立て直すことが予測されており、「もの作り企業」へのサポート体制を強化したことによって営業利益の増加が期待できます。

財務面は優秀です。

自己資本比率は66.6%。有利子負債額は4億7300万円で、自己資本額は35億7300万円です。現在のCDSは規模が大きいとは言えませんが、優良な財務状態を維持しているのは高評価の対象になります。

【CDS株に向いている投資スタイル】

CDSは成長株投資に向いています。

一時的に利益を落としてもその後は回復する予測を立てており、成長目的で長期保有するのが得策になります。財務面も優れているので長期保有する問題はあまりありません。

配当性向30%を掲げているCDSは、利益額が増えれば増えるほど株主の配当金収入も増加します。

現在の配当利回りは3.55%で、それなりのインカムゲインが期待できるのは嬉しいです。売却益を狙っても良いですし、将来大きな配当金を得続けるために今から長期投資しても良いのです。

ただ、割安性には長けていません。

現在の予想PERは18.03倍、実績PBRは1.95倍で株価は割高です。

割安株投資に向いていないのが痛いのですが、CDSの将来性に期待したい方は投資しても良いでしょう。優良な財務状態と最新技術の保有が魅力です。

(上記の情報は2014年1月16日に記載しました)


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