シミックホールディングス (2309)

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・上場市場 東証1部
・会社名   シミックホールディングス株式会社
(しみっくほーるでぃんぐす 英称:CMIC HOLDINGS
・証券コード 2309
・業種     サービス業
・決算    9月
・設立年  1985年3月
・上場年  2002年6月


管理人評価S

【会社紹介】

シミックホールディングスはCMO(医薬品製造支援事業)を行っている会社です。


シミックホールディングス最大の特徴は日本で初めてCRO(医薬品開発支援)のビジネスを始めたことです。このCROというものは統計解析を行ったりクオリティ・マネジメントという薬事法を守っているかチェックしたりと、製薬会社のサポートをするビジネスになります。

新薬の臨床試験を行なうビジネスモデルを最初に確立させたのはシミックホールディングスです。CRO業界でナンバーワンの地位を築いているシミックホールディングスは、独特の経営モデルが成功している例になります。

シミックホールディングスの事業内容を簡単に解説すると、「製薬会社の付加価値向上に貢献するビジネス」になります。

医薬品の開発支援や製造支援を武器としているシミックホールディングスは将来性も高く、医薬品企業のサポート会社として知名度が高いのです。

一般の方にとって馴染みが薄い会社ですが、シミックホールディングスは医薬品企業にとって重要な存在という位置づけを確立させています。他にも営業支援や知的財産開発支援も行っており、広い範囲で他企業をサポートしているのがシミックホールディングスの特徴になります。

【製薬会社に信頼されているシミックホールディングス】

シミックホールディングスの立ち位置を簡単に説明すると、「製薬会社が信頼できるパートナー」という言葉がぴったり当てはまります。

シミックホールディングスが多くの製薬会社から信頼されているのも、「サポートの幅が広い」からでしょう。CROのパイオニアとして名乗りを上げたシミックホールディングスですが、現在はCSO(医薬品営業支援)IPD(知的財産開発)などを行っており、幅広い分野で製薬会社をサポートしているのです。

多様化するニーズに応えるように業務の幅を拡大しているシミックホールディングスは有望株として評価することができます。業務内容が難しくて分かりづらいという方も多いと思われますが、「シミックホールディングスは幅広い分野で製薬会社のサポートをしている会社」として認識しておけば問題ありません。


【シミックホールディングスの財務分析】

シミックホールディングスは年々純利益額を増やしている会社で、順調な発展を遂げている成長企業です。

2012年9月の決算では503億300万円の売上高を記録し、前年度と比較して売上を大きく増加することができました。2011年9月決算の売上高は435億5500万円になります。

経常利益、純利益共に利益額を伸ばしているのが注目点になります。また、安定した利益を上げているのは高く評価できるポイントです。

2012年9月決算で純利益額22億4100万円という数値を残しており、営業利益も39億1800万円という堅実経営を維持しています。増加し続けている営業利益はシミックホールディングスのビジネスモデルが上手くいっている証拠になるのです。

財務面も問題はありません。

有利子負債額は96億2300万円ですが、自己資本は193億9300万円もあるのです。有利子負債額よりも自己資本の方が上回っている現在の財務状態は健全であると評価することができます。

【シミックホールディングス株に向いている投資スタイル】

シミックホールディングスは安定成長を続けている会社で、財務面も悪くないので「安定株」を求めている方と相性が良いのです。

黒字決算を維持しており、独特のビジネスモデルを確立させているシミックホールディングスは安心して保有できる株になります。資産を増やしたいと思っている方にとって、かなり魅力的な株になるのではないでしょうか。

シミックホールディングスが凄いのは株が割安なところです。現在のPBRは1.24倍と、日経平均株価が高いのに個別銘柄の割安性が強いのは非常に珍しいのです。シミックホールディングスのビジネスモデルは一般人には理解しにくいので投資の対象として敬遠する方も多いのですが、私は財産株として保有することをお勧めいたします。

現在の予想配当利回りは2.48%と悪くありません。高配当を狙っている方はシミックホールディングスの株を勧めることはできませんが、これからも成長が期待できる資産株が欲しい方はシミックホールディングスの株が適しています。

(上記の情報は2013年9月24日に記載しました)


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