サイボウズ (4776)

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・上場市場 東証1部
・会社名  サイボウズ株式会社
(さいぼうず 英称:Cybozu, Inc)
・証券コード 4776
・業種     情報・通信業
・決算    12月
・設立年 1997年8月
・上場年 2000年8月

・1株価格388円(6/11終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約3万8800円

・予想PER0倍、実績PBR4.91倍、予想配当利回り0%

管理人評価D

 

【会社紹介】

サイボウズはソフト開発を行なっている会社です。


創業時から「web技術で使えるコラボレーションツール」を開発した実績があり、400万人を超えるユーザーが愛用しています。

日本一から世界一を目指す」という方針を貫いているサイボウズは、製品の国際化を推し進めてグローバル企業として活躍する準備を整えています。

「使いやすさの追求」にこだわってソフトウェア・サービスを提供しているのが良く、お客様のチームワークを向上させるために事業活動を続けています。

サイボウズはとても面白い歴史が存在する会社です。

仲間3人で起業したサイボウズは、畑の住まいで事業活動をスタートさせました。

「企業の仕事をもっと簡単にできる」と考えた青野社長の発想が原点になり、サイボウズが誕生したのです。

たった3人、2DKのマンションで会社を設立して今では立派な東証一部上場企業として君臨しているのです。これだからIT業界は分かりません。

IT業界ではたった1人で起業し、東証一部上場を成し遂げた経営者も存在します。

逆に言えばITビジネスはそれほど夢があるということです。

他社のあらゆるチームワークを支援するビジネスを行なっているサイボウズは、「チームワークを高める情報共有ツール」を販売して利益を得ているのです。

チームワークについて自社で研究を重ねており、チームで成果を上げるためのノウハウに秀でているのが長所です。

 

【チームワーク強化支援が特異なサイボウズ】

サイボウズは創業時から一貫して「組織やチーム内の情報を共有する製品開発」にこだわってきました。

この着眼点は非常に良く、ほとんどの企業がチームを通じて活動している現状を加味すると「市場パイが大きいビジネスを行なっている」と評価することが可能です。

スマートフォンを活用してチーム連携を強化する『サイボウズ KUNAI』や、顧客メール対応がチームでできる『メールワイズ』など、連携力を強化する多くの自社製品を販売しているのが長所です。

誰にとっても便利なIT情報サービスを提供することに力を入れているサイボウズは、「簡単・便利」にこだわる開発スタイルを築いています。

誰もが使用できる使い勝手の良いツールを提供するサイボウズは、現場の利便性を重視している会社です。

また、お客様の声に対して真摯に耳を傾けるのも良く、「お客様本位の経営」を行なっていると評価することが可能です。

永続的な成長を目的としているサイボウズは今期は配当金を支払わない予定でしたが、配当に関する考え方を再検討している状態です。

 

【サイボウズの財務分析】

サイボウズは2010年から2013年にかけて黒字経営を維持しています。

2013年通期決算の売上高は51億9700万円、営業利益は2億8800万円、経常利益は2億6400万円で営業利益・経常利益が前年度より低下したのが残念です。純利益も1億8800万円まで下がっており、物足りない結果を残してしまいました。

今期の予想利益額はゼロです。

永続的成長という素晴らしい目標を掲げているサイボウズですが、利益実績を見ると「持続的成長」を遂げているとは言えません。今後の再躍進に期待したいです。

財務状態は優秀です。

自己資本比率は62.9%。有利子負債額はゼロです。

 

【サイボウズ株に向いている投資スタイル】

サイボウズは非常に厳しい株です。

利益額を落とし続けている現状を分析すると成長力に期待するのはお勧めできません。

チームワークを重視した事業内容はとても面白いのですが、今期の決算予測が利益ゼロというのは……。

割安性にも長けておらず、企業規模も小さいサイボウズは資産株投資に向いていません。配当金も支払うかどうか分からないので、インカムゲイン狙いの投資家と相性が悪いのです。

サイボウズは適した戦略を見つけるのが非常に難しい株です。買いたいと思える要素が少ないので、「サイボウズが好きな人」が株を買うのが良いと思います。

(上記の情報は2014年6月12日に記載しました)


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