ジーンズメイト (7448)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社ジーンズメイト
(じーんずめいと 英称:JEANS MATE CORPORATION
・証券コード 7448
・業種     小売業
・決算    2月20日
・設立年  1960年10月
・上場年  1995年7月


管理人評価E

【会社紹介】

ジーンズメイトは、ジーンズを中心に販売するカジュアル専門チェーン店を展開している会社です。


首都圏を中心に店舗を運営しているジーンズメイトは、一部店舗で24時間営業を行なっているのが特徴になります。カジュアル品を販売している店で24時間営業をしているのは珍しいのです。

24時間営業を行なうと店舗の維持費がかさんでしまったり、人件費が高くなったりしてしまうデメリットが存在します。

しかし賃貸料の高い店舗の場合、立地という経営資源を有効に活用するために24時間営業に踏み切るのは悪い判断ではありません。24時間営業をすると売上は伸びますが、利益額も向上するとは限りません。

それでも普通の営業時間を通じて利益が得られない場合、24時間営業や人件費の抑制を通じて利益を出すシステムを築きあげるしかないのです。

ジーンズメイトは地域1番店を目指しており、お客様と気楽に付き合える気さくな会社として認知されたいと願っています。店頭サービスでは丈直しを無料で行なっており、ジーンズメイト以外の商品も900円で直すというサービスを提供しているのがウリです。

携帯クーポンやポイントカード制度も整えており、お客様の心を掴む経営努力を怠っていないのが武器になります。

【不振が続くジーンズメイト】

ジーンズメイトは激しい価格競争に晒されて利益を上げられない体質ができあがっています。同業他社にユニクロやライトオンなどの凄まじいライバルがいるため、生き残りに必死です。

2009年に販売されたユニクロの990円ジーンズは、業界に衝撃を与えました。ユニクロの低価格路線に対抗するか、高品質商品を取り揃えて付加価値を高めるかの2択が重要になったのです。

ジーンズメイトは赤字が続いていますが、駅前立地の店の賃料が高いのが原因だと考えられます。

賃料の高さを挽回するために好立地物件は24時間営業にしているのでしょう。1日8時間営業でも1日24時間営業でも賃料自体は変化しません。好立地で高い賃料を取られてしまう店舗は24時間営業を続けて店舗を運営し続ける戦略を採用しているのです。

同業他社との商品開発の競争も激しいこともあり、ジーンズメイトの未来は明るいとは言えません。

【ジーンズメイトの財務分析】

ジーンズメイトは赤字経営を続けており、年々売上高も下がり続けています。

2011年通期決算はマイナス29億6100万円の純利益で、翌年はマイナス11億5400万円。2013年通期決算の純利益もマイナス2億9700万円で良い結果を残していません。

しかし、赤字額が徐々に少なくなっているのがポイントです。この調子で赤字を縮小すれば黒字経営を達成することが可能になりますが、そう上手くはいかないでしょう。競争が激しい業界で黒字回復を果たすのは簡単なことではないのです。

ジーンズメイトはゴールデンウィーク商戦を上手く活かすことができませんでした。主力の路面店の不振が続いており、賃料の問題なども含めて利益を出せない体質が問題になります。

財務面は優秀です。

意外と言っては失礼ですが、赤字経営を続けていても財務体質は非常に優れているのです。自己資本比率は72.7%で有利子負債はゼロです。これで配当金を支払ってくれれば資産株としての価値が増すのですが、残念ながら無配企業のままです。

【ジーンズメイト株に向いている投資スタイル】

ジーンズメイトは投資することをお勧めできない株になります。

財務状態が良好なのはプラスポイントですが、配当金を支払っていないのでインカムゲインは期待できません。また、赤字も継続しているので成長企業として認識することもできないのです。

ビジネスモデルに関しても同業他社との競合に負けている状態が続いています。新業態のSC出店を行なって挽回しようと試みていますが、楽観視できないのが現実です。

ジーンズメイトの再起に期待できる方は株を買っても良いでしょう。

(上記の情報は2013年12月11日に記載しました)


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