サニックス (4651)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社サニックス
(さにっくす 英称:SANIX INCORPORATED
・証券コード 4651
・業種     サービス業
・決算    3月
・設立年  1978年9月
・上場年  1996年9月


管理人評価C

【会社紹介】

サニックスは廃棄物のリサイクルや太陽光発電設備の設置などを行っている会社です。


1975年4月に創業したサニックスは、建築物の防虫・防腐に関する工事を行ってきました。現在もシロアリ駆除の防虫・防腐業務を続けていますが、最近は太陽光発電事業がサニックスの利益の中心業務になっています。

太陽光発電システムはクリーンエネルギーとして注目されており、自家発電した電気を売ることができるのが太陽光発電の人気を支えています。太陽光発電設備を設置する際の調査や見積もりはサニックスが無料で行っており、太陽光発電に興味がある方から好評を得ています。

戸建住宅向けサービスでは基礎補修工事に力を入れており、ひび割れによる家屋の耐久力低下を補修することが可能です。一軒家に長く住めるようになるために、サニックスは自社技術を最大限に活用して人々の生活を支えているのです。

【シロアリ防除に強いサニックス】

サニックスで注目したい業務はシロアリ防除です。創業当初から現在に至るまでシロアリ防除工事を行ってきたサニックスは、素晴らしいノウハウと技術を保有しています。

シロアリの存在は住宅の資産価値を下げる原因になるので、シロアリ駆除に乗り出す人は大変多いのです。今も昔もシロアリに悩まされている人はたくさんいらっしゃいます。ビジネスとしてシロアリ駆除業務を分析すると、「この先も一定の需要がある安定業務」として評価することができます。

サニックスはシロアリを防除するために土壌処理を行ったり、木部処理を行ったりしてシロアリが住宅に侵入することを防ぎます。シロアリ防除後の5年間保証も完備されており、シロアリに悩まされている人にとってありがたいサービスを提供しているのがサニックスのシロアリ防除業務です。

【サニックスの財務分析】

サニックスはなかなか良い会社です。売上高は伸び続けており、2013年3月の通期決算の売上高は433億6600万円を記録することができました。前年度の売上高が314億5400万円だったので、かなりの躍進を遂げることができたと分析することが可能です。

特に注目したいのが純利益額です。2012年通期決算の純利益額は1300万円しかなかったのですが、翌年の通期決算では純利益額15億7500万円と、目を見張るほど利益額を伸ばしたのです。

ここ最近、急激に成長したのがサニックスの印象になります。利益過剰金はマイナス29億200万円で、今まで会社経営が順調だったわけではありません。利益過剰金をプラスにして投資家から更なる信頼を集めるのがサニックスの課題になるのです。

財務面はコメントしづらい状態です。

自己資本比率は28.5%。財務健全株を狙っている人にとって物足りない数字になります。73億4100万円もある有利子負債が経営の足を引っ張っているのは事実です。今後は有利子負債を削減し、財務面を改善して安定経営を実現すればサニックスの会社としての価値は向上します。

【サニックス株に向いている投資スタイル】

サニックス株は売却益狙いの投資に向いています。むしろ、それ以外の投資は向いていないと思った方が良いでしょう。配当利回りも0%ですし、配当金狙いで株を保有する意味はありません。

配当金も支払っておらず、株主優待も実施していない現在のサニックス株に投資しても収入源が限られてしまうのです。売却益を狙う方針で株を売買するしかありません。いずれ売ることを目的としてサニックス株を購入するのが1番です。

配当金目当ての方はサニックス株を敬遠するべきです。しかし、サニックスは急成長を遂げている会社なので売却益狙いで株を保有するのは間違った選択ではないのです。

私好みの株ではないのは確かですが、売却益を狙う人にとって魅力的に映るのが現在のサニックス株です。株の売買で稼ぎたい人はサニックス株の投資を検討しても良いでしょう。

(上記の情報は2013年10月28日に記載しました)


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