進学会 (9760)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社進学会
(しんがくかい 英称:Shingakukai Co., Ltd.)
・証券コード 9760
・業種     サービス業
・決算    3月
・設立年  1976年6月
・上場年  1988年12月


管理人評価B

【会社紹介】

進学会は学習塾やスポーツクラブ等を運営している会社です。


とにかく財務状態に優れているのが長所で、業界ナンバーワンの企業体力を誇っているのが武器です。

自己資本比率は全上々企業で14位という高い地位を獲得しており、事業資金を銀行の融資から頼らない健全経営が持ち味です。

無借金経営を貫いているは財務面に優れている会社だと分析することができます。

フランチャイズ経営は行なっておらず、全て直営方式で店舗を展開しています。「生徒を直接指導したい」というこだわりが直営方針を固めた理由になります。

「Super CAI(スーパーシーエスアイ)」という学習教育ソフトを自社開発した実績もあり、教育に対する意欲がとても高いです。Super CAIは「事業を担当している講師が作成した」という長所があり、教育に携わっている多くの人々から認められています。

子ども全員が満点を取る理想を掲げている進学会は、優秀なソフトの活用を通じて生徒の学習効率を高める取り組みを行なっています。

「目標・計画・実行・継続は力なり」という独自の教育理念を築いている進学会は、努力を継続して成果を出す生徒を育てることに定評があります。

教師自ら積極的に声をかけ、生徒のサポートをする進学会は質の高い講師を揃えているのが強みです。教育活動に熱心な先生は、進学会にとって大切な人財として活躍しているのです。

【スポーツクラブも運営している進学会】

進学会は学習塾の運営だけではなく、スポーツクラブも経営して利益を得ています。

北海道内最大級のスポーツクラブ「Zip麻生」を保持しており、学習塾とスポーツクラブ経営を両立しています。スポーツクラブ運営が上手くいっているのもお客様との「信頼関係」を重視していたからでしょう。

これは学習塾にも通じるところがあり、生徒と教師の信頼関係が確立されていないと学習塾経営は上手くいきません。スポーツクラブも同様で、地域住民から広く支持される信頼を築かないと成功は遠のいてしまいます。

個人的な感想を述べれば、進学会の「継続は力なり」という指導理念は大きな共感を覚えます。

いくら能力に優れていても努力を継続することができなければ成果を手に入れることはできません。

現代社会で通用する人間になるために「諦めない子供」を育てる進学会の教育方針は大いに賛同できます。継続力の素晴らしさを学んだ子供は、実社会で必ず継続の大切さを実感することができるでしょう。

【進学会の財務分析】

進学会はここ近年の成長率が著しいです。

2013年通期決算の売上高は65億4600万円、営業利益は5億8300万円で売上高と営業利益は前年度より低下していますが、経常利益は昨年を上回る13億400万円という数字を残しています。

純利益も9億5200万円に増加しており、1株益も47.7円まで伸ばすことができました。

来期は減益が予測されます。

割引戦略の影響により、生徒単価が急落したのが利益減の原因になります。首都圏の広告宣伝費向上も痛いです。スポーツクラブ運営に関しては需要の大きい高齢者を開拓し、高齢化社会でも通用するビジネスモデルを築くことを狙っています。

財務面は物凄く優秀です。

自己資本比率は93.2%。有利子負債はゼロで、文句なしの優良財務体質を築いています。

【進学会株に向いている投資スタイル】

進学会は資産株投資に向いています。

少子高齢化の影響が心配ですが、財務面が良いので長期保有しても問題はないでしょう。

現在の配当利回りは2.38%でそこそこですが、1番注目したいのが割安性です。

予想PERは8.98倍、実績PBRは0.37倍です。なぜここまで低評価を下されているのか分かりません。成長性に期待できない面はありますが、こんなに過小評価されるほど能力の低い株ではないと思うのですが……。

このデータは割安株投資を実行したい人にとって有利に働きます。

進学会は「割安で資産株を買いたい人」に向いている株で、長期保有すればそれなりの利益を与えてくれるでしょう。

割安性だけを評価するのであればSランク級の株になります。

【進学会の株主優待】

3月の権利確定日に進学会の株を100株以上保有していると「3000円相当の優待券(500円券6枚)」を貰うことができます。

自社経営の学習塾やスポーツクラブで利用することができ、利用上限額は15000円です。

参照URL http://www.shingakukai.co.jp/top.html

(上記の情報は2014年1月27日に記載しました)


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