新川 (6274)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社新川
(しんかわ 英称:Shinkawa Ltd.)
・証券コード 6274
・業種     機械
・決算    3月
・設立年 1959年8月
・上場年 1988年9月

・1株価格489円(6/2終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約4万8900円

・予想PER不明、実績PBR0.36倍、予想配当利回り0%

管理人評価E

 

【会社紹介】

新川は半導体用結線装置を製造している会社で、世界上位の地位を保っています。

「企業体質強化」を目標に掲げている新川はシェア拡大を果たし、収益構造の改革を重要目標として認識しています。赤字続きの経営から脱するためにも、コスト削減を成し遂げて「強い会社」に返り咲くのが急務です。


独創的な製品技術・顧客サポートを提供して差別化に成功し、半導体業界で勝ち組の立場を築くことを願っています。

ワイダホンダで世界トップクラスのシェアを誇る新川は「一部の商品は世界レベルに到達している」と評価することが可能です。

「お客様の技術支援が第一」と考えている新川は、グローバルネットワークを形成して世界のお客様に対して技術という価値を与えています。自社の技術力向上に対しても意欲的で、海外で技術交流を盛んに行なって「技術優位性」を保っているのが長所です。

ロボット技術を磨き、いずれ訪れるロボット社会に対応する姿勢を見せているのがポイントです。

最先端技術の強化が新川の生きる道となるでしょう。他者を凌駕する技術力を身につけ、コスト削減を成し遂げて黒字企業へと復活を果たせば新川の未来は明るいと考えられます。

 

【赤字がキツい! 売上高が低下し続けている新川】

新川は独創的な技術が魅力な会社ですが、利益・売上を分析すると良い結果を残しているとは言えません。

2011年から2014年にかけて売上高は減少し続けており、成長性を評価することはできないのです。1番痛いのは「赤字続きの決算」であり、希望退職者を募って人件費削減を成し遂げても赤字から脱出できないのはかなり痛いです。

株主が望んでいるのは「会社の利益」です。

しかし、利益を出しておらず、配当金も支払っていない新川を評価する株主は少ないでしょう。

赤字額が減少しているならまだしも、2014年通期決算は赤字額が拡大している状態です。赤字決算が定着している新川ですが、それでも生き残り続けているのは財務状態が優秀だからです。

借金はゼロで、自己資本比率の高い新川は「財務面が優秀な会社」です。

しかし、いくら財務状態が良くても利益を出さないとどうしようもないので、黒字回復を成し遂げて株主に利益を還元しなければいけません。

 

【新川の財務分析】

新川は2011年から2014年にかけて赤字が続いている状態です。

2014年通期決算の売上高は74億8100万円、営業利益はマイナス41億1300万円、経常利益はマイナス39億900万円で散々な結果を残してしまいました。純利益はマイナス43億1200万円で、かなり悲惨な結果を出したのです。

来期も赤字が予測されています。

上場して初めて無配企業へと転落した新川は、忸怩(じくじ)たる思いを抱いているでしょう。希望退職による人員削減効果は約4.5億円ですが、それも焼け石に水の状態です。

財務面は相当優秀です。

自己資本比率は92.6%。有利子負債額はゼロです。

 

【新川株に向いている投資スタイル】

新川はかなり厳しい株です。

新川株で儲ける場合、「赤字縮小に期待する投資」を実行するのがお勧めです。黒字回復を果たせば株価は大きく値上がりすると思われますが、赤字額が拡大している現状を分析すると楽観論を掲げるのは危険です。

財務状態が良いのは長所ですが、「配当金を支払っていない」のでインカムゲインを得るのは困難です。

新川は売却益狙いの投資を決行するしかないのですが、それなら最初から成長力の高い会社の株を買った方が良いと思います。

新川は様々な面で能力値が低い株になりますが、「黒字回復」を予測している投資家は新川株と相性が良いのです。

(上記の情報は2014年6月2日に記載しました)


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