住友林業 (1911)

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・上場市場 東証1部
・会社名   住友林業株式会社
(すみともりんぎょう 英称:Sumitomo Forestry Co., Ltd.)
・証券コード 1911
・業種     建設業
・決算    3月
・設立年  1948年2月
・上場年  1970年5月

・予想PER9.05倍、実績PBR0.92倍、予想配当利回り1.77%

管理人評価S

【会社紹介】

住友林業は住友グループに属している企業で、新築注文住宅と木材建材ビジネスを中心に利益を上げています。

自然素材である「木」を活かしてビジネスに取り組んでいるのが特徴です。


木は資源として再利用することが可能で、地球環境にも優しいので確かな需要が存在する商品です。「住生活」に関するサービスを提供して利益を上げており、木材住宅事業も展開しているのです。

「世界一の森林会社」を目指している住友林業は社会貢献意識が強い会社です。

人材活用術にも秀でており、「多様な人財が活躍できる環境づくり」に力を注いでいます。子育てを支援したり、若手社員の抜擢を通じて「能力のある人が活躍できる組織体制」を確立したり、様々な面で改善意識を抱いているのが良いです。

持続的成長を達成し、配当額も引き上げている住友林業は株主還元意識も強く、全ての人々に信頼される価値のある会社だと分析しました。

長い歴史を誇っているのも信頼に繋がっていますが、業績の向上が株主の信頼獲得に直結しているのは間違いない事実です。

IR情報も詳しく記載している住友林業の会社公式ホームページは「企業ホームページ優良サイト」に選ばれた経験もあり、インターネットを活用して優良な情報発信を続けていると評価することも可能です。

【木を有効活用する住友林業のビジネスモデル】

住友林業の1番の長所は「木」を利用するビジネスモデルを築き上げていることです。

例えば戸建住宅事業では「木の家」の注文販売で多大な実績を残しています。木を最大限に活用した注文住宅はお客様に「安らぎと安心」を与え、確かな満足を提供しているのが強みです。

木で作られた家を望む人に対して、木の魅力を感じ取れる家造りを提案できるのが武器です。

住友林業のビジネスモデルは単純明快です。

「木を大切に育て、木材や建設材料を生産し、家造りに役立てる」という独自のビジネスモデルを築いているのです。東南アジアで大規模な植林事業を展開している住友林業は、「木の安定生産を維持する」という使命を抱いてビジネスを続けているのです。

質の高い木から作られた木造建築は多くの人を虜にする魅力があります。

「自社で資源を生産し、自社資源を活用して価値の高い住宅を建設する」というビジネスモデルを築いている住友林業は新規参入が難しいビジネスを行なっているのが長所です。住友林業のように独特のビジネスモデルを作って利益を上げている会社は本当に強いです。

住友林業が躍進を続けているのは「優れたビジネスモデルを築いたから」です。

東アジアやオセアニアなどにも積極進出している住友林業はこの先の成長が期待できる有望株です。

【住友林業の財務分析】

住友林業は2009年から2013年にかけて営業利益や純利益を拡大し続けている超優良企業です。

2013年通期決算の売上高は8451億8400万円、営業利益は253億3000万円、経常利益は269億8100万円で前年度と比較して売上高も利益額も向上しています。純利益は159億2300万円まで伸ばしており、非常に素晴らしい結果を残したと判断することができます。

来期も増益が予測されています。

注文住宅の受注が伸び、米国や欧州住宅販売業務の損益が改善したのが大きいです。また、欧州のヘンリー社に追加出資を行なって経営権を獲得したのも今後プラスに働くと予想しています。

財務面は微妙です。

自己資本比率は33.8%。有利子負債額は862億3300万円で自己資本比率が少し低いのが気になります。

【住友林業株に向いている投資スタイル】

住友林業は様々な戦略を当てはめられる万能株です。

持続的成長を達成しているので成長株投資を実行しても良いですし、増配を続けている事実を評価して配当金狙いの投資を決行するのもお勧めです。

現在の予想配当利回りは1.77%で大して高くないのが弱点で、住友林業株で儲けたければ売却益狙いの戦略を採用するのが得策になります。

成長を続けており、独自のビジネスモデルを築いている住友林業は将来性に希望が持てる有望株です。しかも割安性にも長けているので「売却益狙いの投資家と相性が良い」という長所があるのです。

絶賛しすぎかもしれませんが、現在の住友林業株はケチをつける箇所がほとんどありません。

財務状態が平凡という事実は拒めませんが、財務状態が凄い悪いわけではないので財務面は許容範囲内です。

「自社ホームページの情報発信に力を入れている」という点も良いです。

私は度々、「自社ホームページの情報量を充実するべきだ」と述べていましたが、住友林業は私の掲げる条件をほとんど満たしている優良株です。

数字で確かな結果を残しているのにもかかわらず割安というのが最大の魅力です。

1株益も向上し続けているので「利益額を増大している企業の株」を狙っている方とも相性が良いです。需要拡大が期待できる海外進出も積極的に行なっているので、この先の成長力も期待が持てます。

Sランクにふさわしい実力を誇っているのが現在の住友林業株です。

(上記の情報は2014年3月10日に記載しました)


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