住友重機械工業 (6302)

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・上場市場 東証1部
・会社名  住友重機械工業株式会社 
(すみともじゅうきかいこうぎょう 英称:SUMITOMO HEAVY INDUSTRIES, LTD)
・証券コード 6302
・業種     機械
・決算    3月
・設立年 1934年11月
・上場年 1949年5月


・1株価格470円(6/12終値)、最低売買単位:1000株、1単元価格:約47万円

・予想PER14.46倍、実績PBR0.88倍、予想配当利回り1.91%

管理人評価C

【会社紹介】

住友重機械工業は日本を代表する総合重機企業で、栄誉ある住友グループに属しています。


2013年4月に社長・会長の交代を成し遂げた住友重機械工業は「停滞を脱却して新たなスタートを切る」と公言しています。

経営陣交代は「住友重機械工業の成長軌道を回復させるため」であり、停滞を続けている現状を良しと思っていないのです。

別川代表取締役社長は「経営者として非常に危機感を抱いている」と述べており、顧客の設備投資意欲が減退しているのが痛いです。今後も需要の低迷が続くと予測している住友重機械工業は、成長市場の恩恵を受けているわけではありません。

脱! 苦境! 求めるのは再成長!

停滞から脱却して再躍進を図りたければ、収益を上げる企業体質を作り上げるのが重要になります。

そのために必要なのが自社製品を強化することであり、競争化社会で勝ち抜ける付加価値の高い商品を販売することが大切になるのです。

経営陣交代効果は結果で現れています。

2014年通期決算で売上高を高め、利益額を上げた別川代表取締役社長の経営手腕は非常に秀でていると分析しました。

グローバル化を更に強化し、成長地域での製造・販売拠点を構築して利益額を高める策を練っています。

インドネシアやブラジルが住友重機械工業の注目している国です。

 

【着実な成長を維持したい住友重機械工業】

住友重機械工業の主なテーマは「再躍進!」です。

停滞体質に終わりを告げ、成長という名の光を照らして明るい未来を築きたいと望んでいる住友重機械工業は精密機械・建設機械・産業機械の営業利益を高めて持続的成長を維持する予定です。

船舶事業の赤字が問題になっていますが、ミニマム体制を貫いて早期黒字化を予定しています。

成長事業は環境プラント事業。

安定収益事業は産業機械事業。


高収益事業は精密機械事業といった形で、それぞれ役割が異なるのが良いです。赤字受注は絶対に行なわず、不採算案件の撤廃に力を尽くしているのが現在の住友重機械工業です。

グローバル人材を育成して海外競争力を高め、不採算海外案件の利益率向上を成し遂げてグループ全体の成長を維持したいと望んでいます。

設備投資・自社研究も積極的に行なっている住友重機械工業は自社を変革する意識が高いのが良いです。

 

【住友重機械工業の財務分析】

住友重機械工業は2010年から2014年にかけて黒字経営を維持しています。

2014年通期決算の売上高は6152億7100万円、営業利益は343億2900万円、経常利益は330億円で上手に利益額を高めることができました。純利益も178億9100万円まで上昇しており、かなり良い結果を残したのです。

来期も増益が予測されています。

産業機械の受注採算が厳しいのですが、環境プラント事業の躍進が目覚ましいです。今後は不採算事業を徹底的に改善させ、利益を上げる事業として変革するのが重要になります。

財務面はそこそこです。

自己資本比率は45.1%。有利子負債額は1074億3300万円です。

 

【住友重機械工業株に向いている投資スタイル】

住友重機械工業は成長株投資が適しています。

過去の利益額推移を分析すると持続的成長を遂げていないことが分かりますが、経営方針や経営スタイルを調べると「成長意識が高く、2014年も堅調に成長している」という事実に気づきます。

割安性・財務健全性・予想配当利回りは全て微妙で、特に注目すべき長所がないのが問題です。

成長率に関しても「躍進著しいベンチャー企業」と比較すると見劣りします。

ただ、住友重機械工業の経営戦略はどれも理に適っているので「経営スタイルに賛同できる投資家」が成長株投資を実行するのがお勧めです。

(上記の情報は2014年6月13日に記載しました)


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