サンドラッグ (9989)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社サンドラッグ
(さんどらっぐ 英称:Sundrug Co., Ltd.)
・証券コード 9989
・業種     小売業
・決算    3月
・設立年  1980年7月
・上場年  1994年8月


管理人評価B

【会社紹介】

サンドラッグはドラッグストアをチェーン展開している会社です。


「全てはお客様のためにある」という経営哲学を抱いているサンドラッグは、人間の不変願望を満たすビジネスを行っています。

いくら時代が変化しても人間が望むことは大して変化しません。「今よりも美しくなりたい、健康を保ちたい」という願望は古来から変わらない人間の欲求で、人々の願いを実現するためにサンドラッグは日々の経営に取り組んでいるのです。

ドラッグストアは人々の願望を満たす存在として活躍しています。

例えばドラッグストアは薬を取り扱っていますが、薬は人間の健康を守るために重要となる存在です。

美容液や健康食品の取り扱いに長けているのがドラッグストアの長所になりますが、これらの商品を販売することによって「人間の変わらないニーズに対応する」という不変欲求を満たすことができるのです。

信頼性、安心感、便利性、この3つの要素を全て満たしているのがサンドラッグです。

商品に対する信頼性、買い物しやすいお店の雰囲気を築いている安心感、良立地に店舗を構えてアクセスの良さを追求した便利性。これらの要素が組み合っているので、サンドラッグは大きな利益を上げることができるのです。

安心、信頼、便利をモットーに掲げているサンドラッグは不変原理を意識してビジネスを行なっている会社だと評価することができます。どんなに時代が変化しても3つの要素を満たしているビジネスは強いです。

【サンドラッグの事業内容】

サンドラッグはドラッグストア事業が主力事業になっており、店舗運営にも工夫を凝らしています。

ドラッグストア事業では専門スタッフがお客様の健康相談に対応し、お客様に合う薬について丁寧に説明しています。ここが1番の注目点になるのですが、サンドラッグは「1店舗2ライン制、2つの役割」というビジネスモデルを築いています。

カウセリング販売スタッフと運営スタッフの2つに分け、それぞれの業務を専門家することによってお客様に安心感を与えています。

与えられたポジションで活躍する専門スタッフはサンドラッグの武器となる存在です。役割分担システムは全国展開を成し遂げるために重要と評価することができます。

プライベート商品の開発にも力を入れており、生活者の声を活かした商品開発が魅力です。企画、製造、流通までサンドラッグが全て管理しているので無駄なコストを削減することに成功しています。

店舗展開も地域ニーズを意識しています。

サンドラッグは郊外型店舗と駅前型店舗の2つの店舗スタイルを確立しており、郊外型店舗ではスーパーと同じ敷地に出店して利便性を高める取り組みを行なっています。

駅前型店舗では女性ユーザーを虜にする商品販売に力を入れており、コスメやファッショングッズを充実させています。

更にサンドラッグはかかりつけ薬局スタイルを築こうと注力しており、ドラッグストアに調剤薬局を併設しようしているのです。

サンドラッグの魅力はまだあります。ローコスト経営にも注目してください。

様々な業界で物流改革が進んでいますが、サンドラッグは業界で先駆けて物流システムを強化しました。1980年代の初めに物流システムを設置して情報オンラインシステムを構築したのです。

このシステムのお陰で出庫や検品作業の効率性が向上し、物流コストを下げることに成功しました。

他にもディスカウントストアのダイレックスを運営しており、約16000のアイテムを取り扱っているダイレックスはお客様の多様化するニーズに応える店作りを実行しています。

【サンドラッグの財務分析】

サンドラッグは売上高と純利益額を伸ばし続けている優良企業です。

2013年通期決算の売上高は4074億100万円で、前年度の3868億3600万円の売上高と比較するとかなり売上が伸びたと分析することができます。

営業利益は247億2000万円、経常利益は252億8800万円、純利益は149億5500万円まで拡大しており、優秀な結果を残しているのが分かります。

来期も増益が続くでしょう。

店舗は順調に増えており、社員数も増加し続けています。季節商材の売上が良く、既存店の収益も好調です。最高益を更新することが期待されているサンドラッグは、13期連続増配が濃厚です。地域ニーズに応じた店作りが功を制しているのが現在のサンドラッグです。

財務面も優秀です。

自己資本比率は62.1%。有利子負債額は9億8900万円で、自己資本は1073億9200万円です。

財務面はとても秀でており、1028億6800万円の利益過剰金もかなり高評価です。黒字経営を続けてきた結果が利益過剰金というデータに表れているのですが、今後も利益過剰金は増加していくでしょう。

【サンドラッグ株に向いている投資スタイル】

サンドラッグは成長株投資に向いています。

数字を分析しても欠点となる要素はほとんど見つかりません。財務面も良く、上場してから増益を続けているサンドラッグの成長力に疑いを抱く必要はないのです。

売上高5000億円を目指しているサンドラッグですが、私はこの目標を達成できると確信しています。

売却益を狙うのは良い戦略になりますが、インカムゲイン狙いだと少し物足りないです。

現在の予想配当利回りは1.11%。株主優待も含めた総合利回りは2.11%で、インカムゲインが美味しい株だとは思えません。

また、株価も若干割高です。

現在の予想PERは19.15倍、実績PBRは2.76倍で割安性に長けているデータではないことが分かります。成長力が魅力のサンドラッグ株ですが、割安株投資と高配当投資には向いていません。

弱点と長所が分かりやすいので、成長株投資にこだわりたい方はサンドラッグ株が適しています。そこそこのインカムゲイン収入も狙いたい方は他の株を探すことをお勧めいたします。

【サンドラッグの株主優待】

3月の権利確定日にサンドラッグ株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。

・100株以上保有で5040円相当のヘア・ケアセット(自社プライベート商品)

・100株以上保有で3kgのお米券

参照URL http://www.sundrug.co.jp/ir/dividend.html

(上記の情報は2014年1月15日に記載しました)


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