サントリー食品インターナショナル (2587)

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・上場市場 東証1部
・会社名  サントリー食品インターナショナル株式会社
(サントリーしょくひんインターナショナル 英称:Suntory Beverage & Food Limited)
・証券コード 2587
・業種     食料品
・決算    12
・設立年  2009年1

・上場年  2013年7月


管理人評価B

【会社紹介】

サントリー食品インターナショナルは、サントリーホールディングス傘下の会社です。清涼飲料水の販売に力を入れています。


サントリーの理念とも言える「やってみなはれ」の精神を抱いているサントリー食品インターナショナルは、新しいことにどんどんチャレンジする体制を築いています。

企業規模が大きいサントリー食品インターナショナルですが、今後は海外展開を強化してグローバル企業として躍進することを強く意識しているのです。

サントリー食品インターナショナルの考えるグローバル企業とは、「国内や海外の概念が存在しない企業」のことを指します。つまり国内でも海外でもどちらでも評価される商品を販売するのがサントリー食品インターナショナルの目指す道になります。

新興市場に積極的に投資を行ない、新たなビジネスチャンスを掴んで会社を成長させようとするサントリー食品インターナショナルは「成長意欲の高い会社」として評価することができます。

国や地域の嗜好を徹底的に調査して新商品を開発するのが得意です。

例えばインドネシアでは健康志向が高まっていますが、サントリー食品インターナショナルはインドネシアの現状を分析して緑茶の「みらい」を販売しました。

この「みらい」は健康に良いという長所を発揮しているだけではなく、インドネシア国民の嗜好を徹底分析して開発された「ニーズに応える商品」です。

会社が躍進を続けたければニーズのある商品を販売しなくてはいけません。

サントリー食品インターナショナルは経営資源を有効に活用して人々のニーズを調べ上げ、理論的に「ウケる商品」を開発する能力を身につけているのが武器です。

売上高の31%を海外事業で稼いでいるサントリー食品インターナショナルは、立派なグローバル企業として輝いているのです。

【壮大な目標を掲げているサントリー食品インターナショナル】

サントリー食品インターナショナルは2020年に売上高2兆円を達成するという壮大な目標を設定しています。2012年通期決算の売上高は9921億6000万円で目標とは程遠いのですが、目標達成の期間が長いので2020年の売上高2兆円は達成する可能性が高いです。

私は、サントリー食品インターナショナルは今以上に成長すると思います。

サントリー食品インターナショナルの最大の長所は「国民性を調べ、その国の嗜好に合う商品を販売すること」です。ニーズを徹底的に調べ上げて商品開発を成功させるので、サントリー食品インターナショナルは「アタリ商品」がとても多いのです。

ロングセラー商品として輝いている「伊右衛門」を開発したのもサントリー食品インターナショナルです。爽やかなオレンジが魅力な「オレンジーナ」や、働く人に好まれる缶コーヒー「BOSS」も販売して利益を得ています。


サントリー食品インターナショナルは知名度が高い商品を数多く揃えており、地域ニーズを満たした商品を開発しているのでこの先も売上高の拡大が期待できるのです。

特に新興国を中心に経営資源を投下しているのが良いです。

発展が見込まれる新興国は清涼飲料水の消費量が拡大する傾向があるので、将来の成長を見据えて新興国に自社ブランドを浸透させるのは良い経営戦略として評価することができます。

【サントリー食品インターナショナルの財務分析】

サントリー食品インターナショナルは売上高を伸ばし続けている成長企業です。

2013年通期決算の売上高は1兆1213億6100万円、営業利益は727億1500万円、経常利益は672億5700万円で前年度と比較して全体的に利益額が増大しています。昨年233億8500万円だった純利益も311億9600万円に増加しており、順調な発展を遂げているのが分かります。

ブランド買収効果もあって増益歩調を維持しているサントリー食品インターナショナルは、アフリカ展開を成功させる策を練っている途中です。国内販売商品も順調に伸ばしており、成長企業の名にふさわしい結果を残しているのが素晴らしいです。

財務面はそこそこです。

自己資本比率は41.6%。有利子負債額は3137億8600万円で少し有利子負債が多いのが気になりますが、成長戦略を練っているので有利子負債が少し多いのは見逃しましょう。

【サントリー食品インターナショナル株に向いている投資スタイル】

サントリー食品インターナショナルは成長株投資に向いています。

「嗜好を分析し、理論的にロングセラー商品を開発する」ことを高く評価している方はサントリー食品インターナショナル株と相性が良いです。現在の予想配当利回りは1.62%で多額のインカムゲイン収入は期待できませんが、将来に向けて売却益狙いの投資を実行するのは良い戦略です。

ただ、問題が1つあります。それは株価が割高なところです。

現在の予想PERは31.6倍、実績PBRは1.98倍で割安株として評価することができません。

割安株投資家とは相性が悪いのですが、成長株を求める人との相性は抜群です。

資産株として保有しても良いですし、成長性に期待して株を長期保有するのも得策です。株価は高いのですが、様々な使い道があるのが魅力です。

(上記の情報は2014年3月3日に記載しました)


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