東海旅客鉄道 【JR東海】 (9022)

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・上場市場 東証1部
・会社名  東海旅客鉄道株式会社 【通称:JR東海】
(とうかいりょきゃくてつどう 英称:Central Japan Railway Company)
・証券コード 9022
・業種     陸運業
・決算    3月
・設立年 1987年4月
・上場年 1997年10月


・1株価格14830円(7/11終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約148万3000円

・予想PER11.44倍、実績PBR1.66倍、予想配当利回り0.81% 

管理人評価A

【会社紹介】

東海旅客鉄道は東海地方・甲信地方・近畿地方や神奈川県の一部に路線を引いている会社で、新幹線運用に強いのが特徴です。


東海旅客鉄道の中核事業は鉄道運営です。

新幹線運行が収益の柱になっている東海旅客鉄道は「地震対策と津波対策」に積極的に取り組んでおり、年々投資額を伸ばしているのが印象的です。

2010年から2013年にかけて設備投資額を伸ばし続けている東海旅客鉄道は「設備投資を積極的に行なって安全性を強化する戦略」を取っていることが分かります。

安全関連の設備投資額は年々ばらつきが生じていますが、耐震補強投資や地震防災システムなどの投資は積極的に行なっており、自社資源を守るための投資を怠らないのが長所になります。

「災害対策をしっかりと行ない、お客様の安全を守りつつ自社の収益源を守る」という戦略を実施している東海旅客鉄道は、JR東日本と同様に「安全性を重視した手堅い戦略」を実行していると評価することが可能です。

安全・安全輸送を確保するために従業員に対する教育もしっかり行なっており、教育訓練を実施して安全面の意識を高めています。

安全面だけではなく、サービス力向上も成し遂げて持続的成長を遂げているのが東海旅客鉄道の最大の長所になります。効率化・低コスト化を成し遂げて収益力を向上させ、超電導リニアの導入を進めているのが印象的です。

 

【超電導リニアで利益増額!? 将来が楽しみな東海旅客鉄道】

一般的に鉄道株というと「安定している、資産株として適している」というイメージがあるのですが、成長力が評価されることは少ないのです。

しかし、東海旅客鉄道は鉄道株にしては珍しく「成長力と将来性」に長けた株として評価することができます。

持続的に利益を伸ばしている実績も素晴らしいのですが、東海旅客鉄道は「超電導リニア」という最先端のリニアモーターカーの開発を進めています。

超電導リニアの開発が終了し、中央リニア新幹線として稼働すれば「鉄道収益が莫大に伸びる可能性が高い」のです。

2003年に世界最高速度である581 km/hを記録した超電導リニアは、2027年を目安に中央リニア新幹線として首都圏から中京圏までの営業運転を開始する予定です。

リニア開発は東海旅客鉄道の自己負担によって進められており、非常に金銭的負担が多いのが難点ですが将来に対する先行投資として考えるしかないです。


中央リニア新幹線が実現したら「東京から大阪まで約1時間で結ばれる」というメリットがあります。


これは多くの人々を魅了する要素であり、交通移動の時間短縮に役立つのが超電導リニアなのです。

そのため、東海旅客鉄道は現在の業績を重視するのも大切ですが、「超電動リニアの開通が東海旅客鉄道の歴史を変える」と思っても過言ではありません。

超電導リニアの存在が、東海旅客鉄道の未来を希望の光で照らしてくれるのです。

 

【東海旅客鉄道の財務分析】

東海旅客鉄道は2010年から2014年にかけて利益額を伸ばし続けています。

2014年通期決算の売上高は1兆6525億4700万円、営業利益は4946億1200万円、経常利益は4042億6000万円で売上高や経常利益が昨年度より向上しています。純利益も2556億8600万円まで伸びており、相当良い結果を残すことができたのです。

来期は営業利益の低下が予測されています。

東海旅客鉄道の柱である新幹線運行が好調を維持しています。今後も適正な利益額を維持して超電導リニアの開発を推し進めてほしいところです。

財務面は微妙です。

自己資本比率は33.9%。有利子負債額は2兆3955億6200万円です。

 

【東海旅客鉄道株に向いている投資スタイル】

東海旅客鉄道は様々な戦略が通用する万能株です。

将来に期待して今から成長株投資を行なっても良いですし、持続的に利益を伸ばし続けてきた実績を評価して「長期保有してインカムゲインを受け取り続ける戦略」を実行しても良いのです。

安定力と成長性という両方の長所を持ち合わせている東海旅客鉄道はかなり優秀な株です。

株価はそこまで割安ではないのですが、将来の成長力という点を加味すると悪くない株価です。

東海旅客鉄道株で儲ける場合、目先の利益は気にしないで超電導リニア開通に向けた「超長期投資」を実行するのがお勧めです。

東海旅客鉄道株を保有している間は配当金や株主優待による利益が受け取ることができますし、増配歩調も維持しているので現在の能力は申し分ないのです。

 

【東海旅客鉄道の株主優待】

3月の権利確定日に東海旅客鉄道株を100株以上保有していると、運賃・料金割引券を受け取ることができます。

詳細は以下の公式ホームページを参照してください。

東海旅客鉄道の株主優待ページ

(上記の情報は2014年7月14日に記載しました)


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