チヨダ (8185)

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・上場市場 東証1部
・会社名 株式会社チヨダ
(ちよだ 英称:Chiyoda Co., Ltd.)
・証券コード 8185
・業種     小売業
・決算    2月
・設立年  1948年6月
・上場年  1980年4月


管理人評価B

【会社紹介】

チヨダは靴の専門店を経営している会社です。


チヨダの運営する「シュープラザ」という店舗は集客力に強く、ナチュナルブランドから専門性の高い靴まで幅広く取り揃えているのが魅力です。新しいシューズが欲しい方に適している店舗で、靴好きの方が満足できる品揃えを維持しているのです。2012年10月にシュープラザ上野店を開店し、都心部で店舗を増やしています。

「東京靴流通センター」はエブリデーロープライスで靴を販売しています。

紳士靴、婦人靴、子供靴などの商品を広く揃えており、リーズナブルな値段で靴を販売しているのが強みです。西本の一部では「ザ・シューズ」という店舗名で展開しており、地域密着を意識した店舗運営を行なっています。

ロードサイドに店舗を構えているため、車で来客するお客様が多いのが特徴になります。シルバーデーや子育てサポート割引などを通じて、幅広い年齢層に対応する戦略を取っているのです。

都心型セレクトショップでは「SPC」がウリになります。SPCはトレンドを先取りする商品構成にこだわっており、流行を敏感にキャッチする人に人気の高い店です。

このように、チヨダは様々なコンセプトを持つ靴専門店を多数保有しており、お客様の多様化するニーズに応える戦略を取っているのです。

【国内最大の店舗数を維持しているチヨダ】

チヨダは全国で約1100店舗という、国内最大級の店舗数を保っています。

店舗数が多くなるとその分維持費や人件費がかかりますが、ブランド力の向上や売上高の増加に役立つというメリットがあります。また、チヨダは高機能シューズを開発する能力にも長けているのです。

チヨダは靴の専門会社らしく「問題解決型プライベートブランド商品」の開発に力を注いでいるのです。靴ずれや疲労、夏の暑さが気になる靴などの問題点を総合的に分析し、靴を履いている人の問題を解決するプライベートブランド商品を開発する能力があります。

現場の声を重要視して経営戦略に反映しており、世代ごとのニーズを迅速にキャッチする姿勢を貫いているのです。

靴に関する悩みをなくすためにチヨダはお客様の声をしっかりと取り入れています。問題解決型商品を販売しているのチヨダの差別化ポイントになるのです。

日本市場において、靴というものは全ての国民が履く確実な需要がある商品になります。しかも靴は買い替えが必須の消耗品になるため、どんなに時代が変わっても靴という商品は生き残り続けるでしょう。そう考えるとチヨダは需要がなくならない手堅いビジネスを行なっていると判断することができます。

靴という生活必需品を商品にしているのは強く、安定性に長けた会社の株を求めている方はチヨダが適しているのです。

【チヨダの財務分析】

チヨダは2010年通期決算で12億2500万円の赤字を出してしまいましたが、翌年以降は黒字経営を維持しています。

年々売上高が低下しているのにもかかわらず、営業利益が向上している面白い会社です。2013年通期決算の売上高は1503億2300万円で、営業利益は123億1600万円になります。純利益は71億5100万円まで増加しており、1株益も180.2円まで上昇しているのです。

競争が激化して客足が衰えているのが痛いです。プライベートブランド商品は好採算が期待できますが、粗利益改善を成功させることはできなかったのが残念です。

財務面はなかなか優秀で、自己資本比率は56.1%です。有利子負債は35億8700万円で、純利益額よりも低い有利子負債額を保っているのは高く評価することができます。

【チヨダ株に向いている投資スタイル】

チヨダは安定株投資に向いています。競争激化というニュースがちょっと気になりますが、チヨダのブランド力や店舗運営ノウハウは非常に秀でているので、これからも安定した経営が期待できます。

現在の配当利回りは2.99%で、安定株として考えると悪くない利回りになります。靴というニーズの途絶えない商品を販売しているので将来の利益確保も心配する必要はありません。靴業界が斜陽産業になることはしばらくないと考えても良いのです。

成長性に期待したい方は他の株の投資を検討した方が良いでしょう。安定感に長けた株として、チヨダを長期保有する戦略がお勧めです。

【チヨダの株主優待】

2月や8月の権利確定日にチヨダの株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。(年2回)

・100株以上保有で20%割引株主優待券5枚

(上記の情報は2013年12月28日に記載しました)


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