ダイダン (1980)

LINEで送る
Pocket

・上場市場 東証1部
・会社名 ダイダン株式会社
(だいだん 英称:DAI-DAN Co., Ltd)
・証券コード 1980
・業種     建設業
・決算    3月
・設立年  1933年10月
・上場年  1975年10月

・1株価格534円(4/8終値)、最低売買単位:1000株、1単元価格:約53万4000円

・予想PER15.34倍、実績PBR0.52倍、予想配当利回り3%

管理人評価B

【会社紹介】

ダイダンは電気設備工事を行なっている会社です。


明治時代に創業して老舗企業として活躍しているダイダンですが、新技術の導入に力を入れているのが注目点です。新技術を活用して付加価値の高い仕事を成し遂げ、適正な利益を上げるのがダイダンのビジネスモデルです。

衛生設備工事事業では「海の汚染を防ぐ浄化防止対策」に力を入れており、水の再利用を意識してビジネスを続けているのです。

環境のこともしっかり考えているダイダンは「地球環境に優しい会社」として評価することが可能です。

また、現代は「今ある物を再利用する時代である」と言われています。

例えばビルやマンションは建て直すのではなく、リニューアル工事を実施して「性能を保つ」ことが重視されています。ダイダンは「ビルに関してはその後のアフターケアが大切だ」と考えており、独自の設備診断技術を活用してビルの状態を調べます。

現状設備をデータで分析し、適切な工事を行なうことによってお客様に喜ばれる仕事を実践することができるのです。

中部電力千代田ビルやNTT幕張ビルを施工した実績のあるダイダンは、大手企業が信頼する実力を保っているのです。

【安定決算を維持しているダイダン】

ダイダンの過去の決算を分析すると、「安定力」に長けているという事実に気づきます。ここ近年は業績を伸ばしていますが、340億5400万円の利益過剰金の数字を見ても分かるとおり、「黒字決算を維持する能力」を評価すべきです。

安定配当を支払っている実績を見た結果ですが、ダイダンは「安定株投資」に向いています。

国内の設備投資需要はそこまで高まっていないのが懸念材料ですが、そのような状態でも利益額を伸ばしているのはダイダンの経営能力が秀でているからです。

「企業価値を高め、事業を継続する」と宣言しているとおり、事業継続意識が高いのが特徴です。

ダイダンのように素晴らしい歴史を誇っている会社は成長株投資を実行するのは微妙ですが、利益を出す仕組みが築かれているのでインカムゲインの投資に向いているのです。

安定株が欲しいと思っている投資家とダイダンは相性が良いのです。

【ダイダンの財務分析】

ダイダンは2011年から2013年にかけて純利益を伸ばし続けています。

2013年通期決算の売上高は1219億1900万円、営業利益は27億4900万円、経常利益は32億7800万円で順調に利益を伸ばすことができました。純利益も15億9900万円に拡大しており、かなり良い結果を残したと判断することができます。

来期も営業利益を高める見込みです。

通期受注額が増加しており、コスト削減計画も功を制して営業利益を増やすことができました。労務費高という負の要素に負けず、利益額を伸ばしているのは非常に素晴らしいです。

財務面はそこそこです。

自己資本比率は44.9%。有利子負債額は71億7800万円で、財務面には改善の余地があります。

【ダイダン株に向いている投資スタイル】

ダイダンは安定株投資が向いています。

黒字決算を維持する「黒字維持力」を評価するのがお勧めです。大きな成長率を維持しているわけではありませんが、堅実な発展を遂げているので「配当金収入に期待した長期投資」を行なうのが1番です。

現在の予想配当利回りは3%と、悪い数字ではありません。

PBR値も低いので「割安高配当株」が欲しければダイダン株が向いているのです。業績が成長しても配当金の増額はあまり期待できませんが、逆に言うと「業績が落ち込んでも安定配当を得ることは可能」です。

資産株として活躍する実力は保っているので、不労所得狙いの投資を実行するのがお勧めです。

(上記の情報は2014年4月9日に記載しました)


スポンサードリンク