大同工業 (6373)

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・上場市場 東証1部
・会社名  大同工業株式会社
(だいどうこうぎょう 英称:Daido Kogyo Co., Ltd)
・証券コード 6373
・業種     機械
・決算    3月
・設立年 1933年5月
・上場年 1961年10月

・1株価格275円(7/28終値)、最低売買単位:1000株、1単元価格:約27万5000円

・予想PER10.83倍、実績PBR0.71倍、実績BPS386.5、予想配当利回り1.82%

管理人評価C

【会社紹介】

大同工業はバイク用チェーンで国内シェアトップを獲得している会社です。


「未来を先取りした技術、商品開発を通じて新しい豊かな時代を築く」と公言している大同工業は、自社技術を通じて社会貢献を果たすことを目的にしています。

バイク用チェーンや自動車エンジン用チェーンを販売している大同工業は、ホンダがお得意様です。ホンダの繁栄を手助けする優れたチェーンを販売しているのがウリで、「バイク用チェーンと言えば大同工業」と呼ばれるほどブランド力に優れています。

「D.I.Dブランド」を確立しているのが長所で、バイク用チェーンでは世界ナンバーワンの評価を頂いているのが自慢です。

残念ながらバイク業界自体は厳しい経営環境に晒されていますが、大同工業の誇り高き技術力は今も健在です。

50ccのミニバイクから1000ccを超える大型バイクのバイク用チェーンを販売している大同工業は、「バイクの様々な需要を満たすチェーン」を販売していることに注目してください。

大同工業が取り扱っている自社製品はあらゆる産業分野で活用されており、品質保証を強く意識した「信頼重視のビジネス」を行なっているのです。

グローバル展開も成し遂げており、今後も海外売上高比率を高める努力を怠らなければ世界に「大同工業」の名を広めることができるでしょう。

 

【研究開発を重視している大同工業】

大同工業の最大の武器は技術力です。

技術力を活かした商品開発を徹底しているから世界を代表する企業へと君臨しているのであり、裏を返せば「大同工業は技術優位を保たないと高付加価値戦略を継続するのが難しくなる」のです。

開発力・技術力で世界をリードしている大同工業は、今後も研究開発に力を注ぐ予定です。

「新たな固有技術を開発し、既存製品の質を向上させる改良開発」に取り組んでいるのが長所です。私が特に注目しているのが改良開発で、改良開発技術を更に高めれば「大同工業特有の付加価値戦略」を取ることが可能になります。

先程も申し上げた通り、バイク業界は決して安泰な業界ではありません。

バイク会社が主要顧客である現状を分析すると、バイク業界の衰退は大同工業の経営リスクに該当するのです。

現在の経営環境は恵まれたものとは言い難いのですが、大同工業は自社特有の技術を発揮して素晴らしい製品を生み出しているから黒字経営を保つことができるのです。

チェーンにおける耐摩耗、耐環境、高強度という固有技術を有している大同工業は、「ニーズが存在する技術開発」に経営資源を注いでいます。

生産コストの削減にも積極的に取り組んでおり、長年にわたって適正な利益を出すための研究開発を熱心に行なっているのが大同工業という会社です。

 

【大同工業の財務分析】

大同工業は年々利益額にバラツキが生じています。

2014年通期決算の売上高は428億8900万円、営業利益は24億3600万円、経常利益は29億5400万円で前年度と比較して大幅に利益を伸ばすことができました。純利益も16億1400万円に拡大しており、急成長を遂げていることが分かります。

来期は減益が予測されています。

バイク用チェーンはアジア地域で売上を伸ばしている状態です。ただ、インドとアメリカの工場の先行費用がかさんでいる影響で来期は減益決算が予想されているのです。

財務面は微妙です。

自己資本比率は33.3%。有利子負債額は182億9700万円です。

 

【大同工業株に向いている投資スタイル】

大同工業は割安株投資が適しています。

割安性に長けているのが大同工業の長所ですが、逆に言うとそれ以外の能力は物足りません。

財務状態がそこまで秀でていないので資産株として活躍して貰うのが難しく、利益も安定していないのが気になります。

ここ近年の業績向上の影響を受けて増配を成し遂げているのが見どころになりますが、それでも予想配当利回りは1.82%とそこまで高くないので微妙です。

持続的成長を遂げていないので成長株投資を実行するのも難しく、割安性を活かした売却益狙いの投資を行なうのが大同工業に向いている投資スタイルです。

(上記の情報は2014年7月28日に記載しました)


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