ダイコク電機 (6430)

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・上場市場 東証1部
・会社名  ダイコク電機株式会社
(だいこくでんき 英称:Daikoku Denki Co., Ltd)
・証券コード 6430
・業種     機械
・決算    3月
・設立年 1973年7月
・上場年 2002年11月

・1株価格1861円(10/10終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約18万6100円

・予想PER9.83倍、実績PBR0.85倍、実績BPS2182.23、予想配当利回り2.15%

管理人評価C

 

【会社紹介】

ダイコク電機はホール向け関連機器を販売している会社です。


出典 monkeybrewster.com

 

元々はパチンコ業界外のビジネスを行なっていたダイコク電機ですが、創業者がパチンコ玉をカウントする機械を開発し、機械開発成功をきっかけにパチンコ業界に参入したという歴史を持ちます。

 

「業界になかったものを生み出すこと」に長けているダイコク電機は、革新的なアイデアを武器に利益額を伸ばし続けてきたのが誇りです。

 

業界特有の知識にこだわらず、外の世界からパチンコ業界を見据えることが得意であったダイコク電機は「新しいもの」を生み出して大躍進を続けてきた実績を持つ優秀企業です。

 

アイデア力に優れているダイコク電機ですが、アイデアを形にする営業力も無視することはできません。

 

革新的なアイデアを武器にのし上がってきたダイコク電機ですが、「新しいものは拒まれる」というのがどの業界でも当たり前のように起きます。

 

アイデアを形にするためにダイコク電機が力を注いだのは営業で、新規市場をどんどん開拓して多くの人に自社商品を売りだした実績を持ちます。

 

遊技機データをお客様に公開する情報端末「データロボ」や、店舗経営を支援する「DK-SIS」の開発に成功しており、確かなニーズが存在する新商品を生み出してきたから優秀企業として評価されているのだと分析しています。

 

「他社と同じことをやっても勝てない」というマインドを身につけているダイコク電機は、差別化意識が非常に高い会社として評価することが可能です。

 

常に危機感を抱き、慢心することなく頑張り続けた結果、安定経営を維持する財務優良企業としての立ち位置を確保したのだと解釈することができます。

 

「短い時間でもいかに働くかを考え、密度の濃い仕事を心がけている」と述べているダイコク電機は、ダイコク魂を発揮して仕事に真摯に取り組んでいるのが長所です。

 

現在は新事業の立ち上げに力を注いでおり、「新たな事業領域を開拓して利益額を伸ばそうとしている」のが特徴になります。

 

【広い視野を保つことを意識しているダイコク電機】

 

ダイコク電機の経営方針は非常にユニークで、「パチンコをレジャーとして捉え、もっと広い視野で可能性を追求したい」と述べています。

 

個人的な意見を述べるとこの考え方は非常に良いと思っています。

 

ダイコク電機の魅力は開発力と「新たな物を生み出す力」であり、常に他社と違う視点で物事を見据えていたから新規商品を積極的に開発することができたのです。

パチンコ業界は成熟産業だと言われていますが、この先も発展することを意識して持続的成長プランを掲げているのが素晴らしいです。

 

しかし、決算を分析すると利益面で持続的成長を遂げていないのが難点です。

 

「ダイコク電機は一貫して成長する企業であり続けます」と述べていますが、売上高や経常利益は年々バラつきが生じています。

理想を言えば数字で持続的成長を遂げるのが1番良いのです。事業領域の更なる拡大を狙っているダイコク電機は、成長意欲に長けた会社として評価することが可能です。

 

「様々な局面からホール経営に対する付加価値を提供する」という価値観は非常に良く、今後も独創的な商品を提供して発展を遂げるのが望ましいのです。

 

【ダイコク電機の財務分析】

ダイコク電機は2012年から2014年にかけて黒字決算を維持しています。

 

2014年通期決算の売上高は569億5400万円、営業利益は53億3800万円、経常利益は54億7400万円で前年度と比較して利益額が減少しているのが気がかりです。純利益も32億7800万円に減退しており、成長がストップしているのが難点です。

 

来期も減益が予測されています。

 

開発費が向上して営業益が圧迫されているのが残念な材料になりますが、開発費は将来のための投資として解釈することもできます。高付加価値がウリの情報公開機器を販売して健全経営を維持する見込みです。

 

財務状態は良いです。

 

自己資本比率は60.7%。有利子負債額は6億9900万円です。

 

【ダイコク電機株に向いている投資スタイル】

ダイコク電機は安定株投資が適しています。

成長性に期待を抱いている人も多いのですが、確かに経営方針を分析すると成長株投資が適しています。しかし、利益が減少しており、来期の決算予測も減益になっていることから「成長性だけに期待する」のは酷であると分析しています。

 

割安性に長けているのがウリで、「黒字経営を維持している割安株」として評価するのが賢明になります。

 

配当額は安定していないのが難点になりますが、財務面は秀でているので長期投資に向いています。

 

「ダイコク電機の考え方と経営方針が好き」だと感じる方は株を長期保有することを検討してみましょう。

(上記の情報は2014年10月10日に記載しました)


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