ダイセキ (9793)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社ダイセキ
(だいせき 英称:Daiseki Co., Ltd.)
・証券コード 9793
・業種     サービス業
・決算    2月
・設立年  1958年10月
・上場年  1995年7月


管理人評価B

【会社紹介】

ダイセキは産業廃棄物処理事業を行なっている会社です。子会社に東証1部上場企業のダイセキ環境ソリューション (1712)を抱えています。

排水・廃油・汚泥の処理を得意とするダイセキは高い技術力を活かしてリサイクル業務を手がけています。

ダイセキは廃油をリサイクルして潤滑油にしたり補助燃料に変えたりすることができ、「使いものにならない廃油を使えるようにする能力」に秀でているのです。


ダイセキを一言で表すと「環境に優しい会社」です。

環境問題に貢献する会社は今後も重要企業として活躍し続けるでしょう。今や世界各国で環境問題が話題になっていますが、ダイセキは環境問題に配慮して事業活動を続けているのが強みです。

ダイセキは「産業廃棄物の中間処理・リサイクル業務」を行なって利益を出していますが、工業化している日本で産業廃棄物が消えることはありません。つまり、ダイセキは今後も需要なくなることがないビジネスモデルを築いていると判断することができるのです。

ダイセキは非常に手堅い会社で、安定株投資を実行するのに優れた会社であることが分かります。

【独自商品も販売しているダイセキ】

ダイセキの石油部門では独自技術を活用して生産した防錆剤「ダイセキプルーフ」や、プラスチック用離型剤「ダイセキプラコート」などを販売していています。

離型剤は一般的に聞き馴染みのない商品になりますが、簡単に説明すると「コンクリート製品を美しく仕上げるために使用する潤滑油の仲間」です。工業用潤滑油も開発・販売しているダイセキは自社商品開発能力に優れていることが分かります。

金属のサビを防ぐ防錆剤も売っており、スプレー形式で使いやすいのが特徴です。

ダイセキは今後も「環境創造企業」としての地位を守り、環境に貢献する企業として活躍することを明記しています。多角経営に手を出すのではなく、「リサイクル事業」に経営資源を投入して環境を守り続ける予定です。

【ダイセキの財務分析】

ダイセキは安定した黒字決算を残しているのがウリの会社です。

2013年通期決算の売上高は360億1300万円、営業利益は54億400万円、経常利益は55億5400万円で、売上高と利益額は共に前年度より低下しています。純利益も30億2400万円に減少していますが、悪い結果を残しているわけではないので評価が難しいところです。

来期は利益額の増大が期待できます。

景気回復の恩恵を受けたダイセキは廃油の取引量を増やすことができました。ダイセキ環境ソリューションも土壌汚染処理数が伸びており、親会社・子会社共に順調な船出を切ったと評価することができます。

財務面は相当優秀です。

自己資本比率は79.4%。有利子負債額は16億5500万円で、優良な財務状態を保っています。

【ダイセキ株に向いている投資スタイル】

ダイセキは安定株投資に向いています。

需要増加によって数年間は業績の拡大が期待できますが、長期的に成長する株ではないでしょう。過去の決算を分析しても継続的発展を遂げているとは言い難く、景気の影響を受けやすいです。

しかし、どんなに景気が悪化しても黒字経営を維持しているので安定株投資を実行するのに最適です。財務面はとても良いため、株式投資で手堅く儲けたい人と相性が良いのがダイセキ株です。

現在の予想配当利回りは1.15%でかなり低いです。

安定性に長けているのは素晴らしいのですが、配当利回りが低すぎて美味しい株だと評価することができません。ダイセキはインカムゲインを主体に狙っていきたいので、配当利回りが低いのはマイナス評価になります。

中期投資を実行するのであれば売却益も視野に入れるべきです。

業績が上向いて株の期待値が向上しているときにダイセキ株を売り、それなりの売却益を得るのがお勧めの投資スタイルになります。

含み損を抱えてしまっても会社自体が優秀なので過度に心配する必要はありません。含み益が生まれるまで株を長期保有する選択を取れば良いので、ダイセキは初心者向きの株になります。

(上記の情報は2014年1月28日に記載しました)


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