大庄 (9979)

LINEで送る
Pocket

・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社大庄
(だいしょう 英称: DAISYO CORPORATION)
・証券コード 9979
・業種     小売業
・決算    8月
・設立年  1971年11月
・上場年  1994年7月


管理人評価C

【会社紹介】

大庄は居酒屋を運営している会社で、居酒屋業界で大手の地位を築いています。

昭和43年にたった6坪の焼き鳥屋からスタートした大庄は、現在全国で約900店舗経営する一大企業へと成長を果たすことができました。

「はい! よろこんで!」を合言葉にお客様の要望に応えるスタイルを貫き、明るい店舗を通じてお客様を元気づける方針を確立したのです。

「店は食の病院」「従業員は食の医師」という独特の目標を掲げている大庄は、お客様の喜びを徹底追求して経営に取り組んでいます。経営理念は「愛の経営」で、人類を愛する大庄のポリシーが一発で分かります。


事業モデルに関しては流通コストを下げる努力を続けているのが注目点です。

全国から食料を仕入れ、365日休まないで食品を発送し続けて鮮度の高い食材を仕入れることに成功しています。日本全国で食材を仕入れているのは品質の高い食材をお客様に提供したいという思いがあるからです。

独自の流通網を築いて旬の素材を提供する大庄のビジネスは多くの人に受け入れられています。社会貢献に対する意識が強いのも会社のイメージアップに繋がっています。

【3本柱のブランドで躍進を図る大庄】

大庄は「庄や、日本海庄や、やるき茶屋」の3つのブランドが重要な収入源になっています。

庄やは新鮮な刺身と旬の手作り料理が魅力の店で、豪華なお刺身を食べられるのがウリの店舗です。「都会の砂漠の中のオアシス」というコンセプトを掲げて生まれた庄やは、現在も多くの人々を元気にしているのです。

日本海庄やはワンランク上の海鮮料理が楽しめます。

高級な海の幸で舌鼓を打てる日本海庄やはカニやフグといった高級魚をお客様に振るまい、ご馳走を思う存分楽しめる店舗戦略を実践しています。車海老フライというとても贅沢な海老フライも提供しており、本物志向の強いお客様から好評を得ています。

やるき茶屋は大庄らしい魅力が詰まった居酒屋です。

「はい! 喜んで!」の声が聞きたければやるき茶屋に行きましょう! やるき茶屋は食べごたえのあるメニューを中心に揃えており、お客様を元気にするとても明るい店舗です。

やる気盛りというお刺身の盛り合わせも人気ですが、定番メニューは串焼きです。

フルーティーな味わいが魅力のミニトマトベーコン串や、がっつり食べられる串焼き盛り合わせなどはサラリーマンの方に受け入れられています。大庄は「美味しいメニュー」を提供することを得意としており、付加価値を生むために独自の掛け声を実践しているのです。

【大庄の財務分析】

大庄は2011年まで赤字経営を続けていましたが、2012年以降は黒字経営を維持しています。

2013年通期決算の売上高は776億8000万円、営業利益は13億7000万円で、経常利益は12億7900万円です。売上高と利益額が低下しているのがかなり気になります。

売上高は年々低下し続けているので成長企業だと評価することはできないのです。

気になる純利益は1億6300万円でかなり純利益額を下げています。昨年の純利益が8億8400万円なので、2013年通期決算の結果はかなり物足りないです……。赤字にならないだけマシだと捉えることもできますが、成長性が薄いのはとても残念です。

来期は営業利益が微妙に増える見込みです。

現在の状況を快く思っていない大庄は、業態ごとのコンセプトを再設定して躍進を図ります。

メニューを見直し、お客様のニーズに応えられているのか分析している最中です。昼宴会などを開催して女性客や高齢者のお客様を新規開拓し、再成長を成し遂げることを意識しています。

財務面はなかなか良いです。

自己資本比率は54.1%。有利子負債額は97億9200万円で、財務面は特に問題はありません。

【大庄株に向いている投資スタイル】

正直に言うと大庄は決算面で秀でたところがありません。

黒字復活を果たしたのは素晴らしいのですが、成長性が薄いので成長株投資を行なうのは微妙です。

財務面はそれなりに優秀ですが、現在の株価は若干割高です。予想PERは67.17倍、実績PBRは1.05倍で割安株投資にも向いていないのが分かります。

こうなると売却益を狙うのはかなり厳しく、インカムゲイン収入に期待するしかないのですが現在の予想配当利回りは1.05%で配当利回りもかなり低いです。ここまでのデータを分析すると美味しい株ではありません。

しかし、大庄には最大の魅力が存在します。それは株主優待です。

大庄は自社店舗で使用できる優待飲食券をプレゼントしており、この優待飲食券の使い勝手が非常に良いのです。株主優待利回りは3.7%でかなり美味しく、配当金も合わせた総合利回りは4.75%でかなり魅力的な株に映ります。

成長を続けていない点や競争が激化している居酒屋業界に属している点など、様々な問題点はありますが株主優待は非常に魅力的です。

大庄株は株主優待目当ての投資に向いているのです。

【大庄の株主優待】

2月、8月の権利確定日に大庄株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。(年2回)

・100株以上保有で500円分の優待食事券5枚(2500円相当)

・500株以上保有で500円分の優待食事券10枚(5000円相当)

・1000株以上保有で500円分の優待食事券20枚(10000円相当)

優待飲食券の代わりにカタログから産地直送品を受け取ることもできます。

参照URL http://www.daisyo.co.jp/company/ir/invest.html

(上記の情報は2014年1月14日に記載しました)


スポンサードリンク