電通 (4324)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社電通
(でんつう 英称:Dentsu Inc.
・証券コード 4324
・業種     サービス業
・決算    3月
・設立年  1906年12月
・上場年  2001年11月


管理人評価B

【会社紹介】

電通は日本を代表する広告代理店です。


電通という名を聞いたことがある人がほとんどでしょう。国内シェアの2割強を獲得している電通は広告代理店の最大手として自社名を轟かせているのです。電通は「広告界のガリバー」と呼ばれており、シェアが圧倒的すぎて公正取引委員会から調査を受けたことがあるほどです。

電通は「鬼十則」という独特の社則を作り、自社発展の礎を築きました。

「仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない」という電通を代表する社則は電通の企業体質を物語っていると言えるでしょう。自分から仕事を創り出せる主体性のある人材が数多く所属しているのが電通の特徴になります。

プロモーション活動に強い電通は、ネットや広告を利用して商品のプロモーション活動を行っています。電通が提供するデジタル・プロモーションではソーシャルメディアを活用して販促施策を行ない、商品の売上を高めるという実績を数多く残しているのです。

携帯クーポンや口コミプロモーションなど、販売促進の手段が数多く存在するのが電通の強みです。

【数多くの賞を受賞している電通】

電通の実力を疑う人はほとんどいないでしょう。電通は同業他社と比較して圧倒的な実績を残しており、数多くの賞を受賞しているのです。国内ではTCCや新聞広告賞などでグランプリを受賞しており、海外でも数多くの賞に選ばれています。

広告の質が高いからたくさんの賞を受賞できるという考えは間違っていません。電通は資本力に優れた会社ですが、人材の質が高いという部分も見逃せないのです。国内最大手の広告代理店という名前は伊達ではなく、他社を凌駕する結果を残しているのが電通の1番の注目ポイントになります。

ネットでのPRも重視している電通は時代に上手く対応している会社として高く評価することができます。

【電通の財務分析】

電通は売上高が成長し続けています。

すでに国内で名を轟かせている大企業であるのにもかかわらず、現在も成長を続けているのはさすがとしか言いようがありません。2012年通期決算の売上高は1兆8930億5500万円で、翌年の売上高は1兆9412億2300万円と順調に売上を増やすことができました。

純利益額も増大していることに注目してください。2013年度の通期決算は純利益額363億3600万円と前年度と比較して大幅に利益額を伸ばすことができたのです。イギリスのイージス社買収の影響もあり、今後も成長を続けることが期待されています。大企業になっても成長意欲が衰えないのは電通の素晴らしい長所です。

一方、財務状態はそこまで良くないのです。

自己資本比率は28.6%で、財務健全株として評価するのは難しい数値を残しています。4987億1600万円の有利子負債をもっと削減することができれば、電通は財務優良企業として輝くことができます。

有利子負債の額に驚いた方もいるかもしれませんが、元々規模の大きな会社なのでこのくらいの有利子負債額なら許容範囲内です。

【電通株に向いている投資スタイル】

電通は成長株投資を実践したい人や資産株を求めている方と相性が良いのです。電通株は確かな資産として残るでしょうし、成長性もあるので成長株投資を実践するのにうってつけです。

現在の予想配当利回りは0.85%と、あまり高くありません。配当金狙いの人にとって少々寂しい数値になりますが、キャピタルゲイン目的であれば配当利回りを気にする必要はないのです。

成長を期待して電通の株に投資するのが1番適した投資スタイルです。企業の積極的な買収を行っており、成長意欲が衰えない電通は成長株として保有する価値アリです。

(上記の情報は2013年10月23日に記載しました)


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