ダイジェット工業 (6138)

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・上場市場 東証1部
・会社名  ダイジェット工業株式会社 
(だいじぇっとこうぎょう 英称:DIJET INDUSTRIAL CO., LTD)
・証券コード 6138
・業種     機械
・決算    3月
・設立年 1950年12月
・上場年 1962年6月

・1株価格146円(5/7終値)、最低売買単位:1000株、1単元価格:約14万6000円

・予想PER18.96倍、実績PBR0.73倍、予想配当利回り2.05%

管理人評価D

【会社紹介】

ダイジェット工業は金型加工用工具などを製造・販売している会社です。


「サーメットチップ」を世界で初めて実用化した実績もあります。このサーメットチップは現在では一般的になっていますが、革新的な技術を世に生み出しているのがダイジェット工業の強みです。

創業以来、超硬技術の進展に力を入れてきたダイジェット工業は、開発・生産を全て自社で行なえる組織体制を整えているのがポイントです。

お客様の困難な要望にも的確に応え、自社一括生産を通じて高いクオリティの製品を安定生産することができるダイジェット工業の技術力は本当に素晴らしいです。

「本業による収益を高めて株主に報いる」と公言しているダイジェット工業は、業績連動型の配当金支払い方針を固めています。配当性向は25%でそこまで高くないのですが、できるだけ安定配当を支払うことを目標に掲げているのは好印象です。

【黒字経営を維持する体制を築いているダイジェット工業】

ダイジェット工業の決算を分析してみたところ、年々利益額にバラツキが生じていますが黒字経営を維持していることが分かります。

会社を経営する上で重要となるのは「利益を出す体質を築くこと」です。

私の場合、安定株に投資するのであれば持続的成長を遂げていなくても、安定した利益を出し続けている会社の株を購入します。

ダイジェット工業は持続的成長を達成していないものの、黒字経営を維持しているので安定株投資に向いているのです。取り扱っている商品は非常に専門的で、一般人からすれば分かりにくい物が多いのですが、「利益を出しているか否か」に注目することをお勧めいたします。

【ダイジェット工業の財務分析】

ダイジェット工業はここ近年、黒字経営を保っています。

2013年通期決算の売上高は87億4400万円、営業利益は2億4600万円、経常利益は3億5200万円で前年度より利益額が低下しています。純利益は2億6300万円に落ち込んでおり、少々残念な結果を残してしまいました。

今期は増益が予測されています。

円安効果が発揮されて海外売上高が増加し、国内需要が回復したのが増益理由になります。円安・国内需要という外部要因に振り回されるビジネスを行なっているのが弱点です。

財務面はそこそこです。

自己資本比率は42.9%。有利子負債額は42億2100万円です。

【ダイジェット工業株に向いている投資スタイル】

ダイジェット工業は色々と厳しい株です。

株式投資で儲けたければ成長株を購入するのが得策になりますが、ダイジェット工業に成長性を期待するのはかなり厳しいでしょう。それは過去の決算を見ても分かることであり、ダイジェット工業は利益面で大きな成長・発展を遂げているわけではないのです。

配当性向や予想配当利回りも低いので配当金狙いの投資を行なうのも微妙ですし、そこまで財務状態が良いわけではないので資産株投資を実行するのもお勧めできません。

現在のダイジェット工業は全体的に能力が低い株に分類されますが、優れた技術力を保持している点は高く評価することが可能です。

技術力に秀でた株が欲しい人は、ダイジェット工業と相性が良いのです。

(上記の情報は2014年5月7日に記載しました)


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