ディスコ (6146)

LINEで送る
Pocket

・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社ディスコ
(でぃすこ 英称:DISCO CORPORATION)
・証券コード 6146
・業種     機械
・決算    3月
・設立年 1940年3月
・上場年 1989年10月

・1株価格6200円(5/9終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約62万円

・予想PER18.33倍、実績PBR1.81倍、予想配当利回り1.32%

管理人評価B

【会社紹介】

ディスコは研削、研磨装置で世界首位を獲得している一芸に秀でた会社です。


「切る、削る、磨く」という技術を鍛えて人類は進化し続けました。人類にとって切る、削る、磨くは今も重要となる技術であり、普遍技術を支えて利益を出しているのがディスコという会社です。

ディスコは面白い考え方を抱いており、「より高度な切る、削る、磨く」という技術を発展させるのが使命だと考えています。「会社規模の成長は技術発展の結果訪れるものであり、目的にはならない」と考えているのです。

この考えを受け入れないと、ディスコ株を長期保有するのは難しいと思います。

ディスコは「規模的な成長は目的にしていない」と明言しているため、会社規模を高めて大きな利益を望む投資家は別の株を買った方が良いのです。

事業規模拡大を狙って売却益を得る場合、「事業拡大」を第一目標に設定した株を買った方が良いため、ディスコ株は「会社の技術力向上を応援するつもり」で長期保有するのが得策になります。

近年、売上を拡大し続けているディスコは「大企業病」を避けなければいけないと強く決心しています。大企業病に陥ってしまうと物事の意思判断が遅くなり、経営上大きなリスクになるので大企業病は絶対に避けなければいけません。

ディスコは「柔軟な組織作りを達成する」と公言しており、大企業病を嫌う投資家と相性が良いのです。

【ディスコの考え方は面白い!】

私はディスコの考え方、理念が非常に好きです。

儲けるという観点で分析するとディスコ以上に優れた株は存在しますが、「ディスコの考え方に理解を示す人」はディスコ株がとてつもない良株だと感じるはずです。

切る、削る、磨くという基礎技術の発展を第一目標に掲げているディスコですが、あえて「企業の成長は目標ではない」と述べているのが好印象です。

私も同意見で、企業発展よりも「本業の発展」に集中した方が良いと考えています。

株主の立場から考えると「業務をどんどん拡大して利益を伸ばす会社が良い企業だ」と思いやすいのですが、本当に世のため人のためを考えるのであれば「無意味に拡大路線を歩むよりも、自社ができることをやる」のが1番だと思います。

ディスコの経営理念、考え方は非常に素晴らしいので会社の行動を応援するつもりで株を買うのがお勧めです。

【ディスコの財務分析】

ディスコは2011年から2013年にかけて黒字決算を維持しています。

2013年通期決算の売上高は937億700万円、営業利益は116億100万円、経常利益は115億8600万円で昨年度と比較して営業利益・経常利益が増加しています。純利益も74億7300万円に増えており、良い結果を残すことができました。

今期も利益額の向上が予測されています。

スマホ需要が拡大し、精密加工装置がアジアで好調を維持しているのが利益増の理由になります。人件費増加の影響が気になりますが、人件費以上に利益額を伸ばせば問題はありません。

財務面は優秀です。

自己資本比率は71.5%。有利子負債額は187億8400万円です。

【ディスコ株に向いている投資スタイル】

ディスコは考え方を評価して株を買うべきです。

逆に言えば「ディスコの考え方に共感できない人」はディスコ株が不向きだと思います。財務状態が優秀で長期投資に向いていますが、ディスコは「恋人と付き合うつもりで株を保有する」のがお勧めです。

ディスコが優秀な会社であることは間違いがないのですが、株として評価するとそこまで大きな長所があるわけではありません。

財務状態が非常に優れているという点を評価し、資産株として長期保有するのがお勧めの投資スタイルです。

(上記の情報は2014年5月11日に記載しました)


スポンサードリンク