ドリームインキュベータ (4310)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社ドリームインキュベータ
(どりーむいんきゅべーた 英称:Dream Incubator Inc.
・証券コード 4310
・業種     サービス業
・決算    3月
・設立年  2000年4月
・上場年  2002年5月


管理人評価C

【会社紹介】

ドリームインキュベータは企業に対するコンサルティング業務などを行っている会社です。


ベンチャー支援やM&A支援などの業務を手かげているドリームインキュベータは、様々な会社に対する支援を行っています。リーダーとなる人材の開発にも力を注いでおり、組織を変革するための支援業務もドリームインキュベータの得意分野です。

ドリームインキュベータの業務内容を簡単に説明すると「企業支援業務」という言葉がぴったりとハマります。「未来のソニーやホンダを100社作ろう」という企業理念を抱いているドリームインキュベータは会社が成長するためのコンサルティング業務が得意です。

また、ドリームインキュベータは業務の一環として持続的成長を続けているベンチャー企業の株を長期保有しています。

そのため、ドリームインキュベータの業績は株式市場の影響を受けやすいのですが、「有望企業を支援し続ける」という体制を貫いているドリームインキュベータは自社の経営方針を曲げません。

新卒採用の超少数精鋭主義を掲げているのも特徴で、優秀な人材の確保に努めています。例年3人程度しか新卒を採用しないドリームインキュベータは、採用活動においても独自の経営方針を維持しているのです。

【アジア展開支援に強いドリームインキュベータ】

ドリームインキュベータの注目業務はアジア展開支援です。現地のニーズを理解した住在日本人スタッフが企業活動を支援してくれます。その国特有の需要や文化、業界構造などを分析するアジア展開支援サービスは多くの企業から好評を得ています。

近年、中国に代わるアジア諸国への進出が大きなテーマになっています。優秀な人材を低コストで確保できるというメリットがあるのがアジア展開です。現地企業とのネットワークも保有しているドリームインキュベータは、アジア展開を成功させる上で重要な役割を果たしてくれるのです。

様々な需要に応えて利益を出しているドリームインキュベータのビジネスモデルは、「人から感謝されるビジネス」に該当しているのです。感謝されるビジネスは持続性が高いので、株の長期保有を望んでいる方と相性が良いのです。

【ドリームインキュベータの財務分析】

ドリームインキュベータは業績がなかなか安定しません。株式市場の影響を直接受けるというデメリットがあるため、安定した業績を残すのは難しいのです。

2008年の通気決算は赤字になってしまいましたが、翌年は見事に黒字回復を成し遂げています。2012年通期決算で純利益額8億3300万円を達成し、前年度と比較して2倍近く利益額を伸ばすことができました。

しかし、2013年の通期決算は昨年と比較して売上高は上昇したものの純利益は6億7100万円と、少し利益が落ち込んでしまったのです。黒字経営を続けているので多少の利益の低下は問題ないと分析することもできますが、業績が安定しないのは株主にとって怪訝すべき材料になります。

財務面はとても優秀です。

有利子負債はゼロで無借金経営を貫いています。自己資本比率は70.3%と、理想的な自己資本比率を維持しているのが特徴です。自己資本も85億7000万円もあるので、会社の安定度で評価すればほぼ満点に近い評価を下すことが可能です。

決算は安定していませんが、財務面がとても優れているのが現在のドリームインキュベータです。

【ドリームインキュベータ株に向いている投資スタイル】

ドリームインキュベータ株はクセが強いです。決算も安定しており財務状態が健全であるのが長期投資の基本条件になりますが、ドリームインキュベータは業績が安定しているとは言い難い会社です。

財務状態が良い株が欲しければドリームインキュベータ株と相性が良いのですが、「安定した業績を維持している」という条件も加えるとドリームインキュベータ株に投資するのは考えものです。

ビジネスモデルは非常に面白いので、「成長株投資」を実践するのが1番かもしれません。投資家にとって長所と短所のバランスが悪い株になるので、ドリームインキュベータ株は上級者向けの株だと言えるのです。

(上記の情報は2013年10月21日に記載しました)


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