ティーガイア (3738)

LINEで送る
Pocket

・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社ティーガイヤ
(てぃーがいや 英称:T-Gaia Corporation)
・証券コード 3738
・業種     情報・通信業
・決算    3月
・設立年 1992年2月
・上場年 2004年4月

・1株価格907円(4/28終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約9万7000円

・予想PER11.02倍、実績PBR2.37倍、予想配当利回り3.86%

管理人評価B

【会社紹介】

ティーガイアは携帯電話販売代理ビジネスを行なっている会社です。携帯販売代理店で最大手の地位を築いています。


小型通信機器は携帯電話からスマートフォンに移行し、ティーガイアにとって良い流れが続いているのが印象的です。スマホ需要が拡大した影響により、ティーガイアは売上高を伸ばし続けることができました。

スマートフォン端末やスマホアクセサリーなど、携帯電話に関する商品を販売して利益を得ているのが持ち味です。

キャリアショップを強化しつつ、スマホ向けのアクセサリーショップを立ち上げているティーガイアは「売上高を伸ばす意欲が高い」と評価することが可能です。

「現場主義」の徹底という明確なビジョンを掲げているティーガイヤは、現場力が売上を左右するという考えを抱いています。この考えに関しては全面的に同意で、現場スタッフの活躍がティーガイアの利益を支えているのは確かな事実です。

ティーガイアは業務の効率化と業務品質の向上に力を入れています。

現場主義を徹底して現場の質を高め、利益額を増大する策を実践しているティーガイアは経営のセオリーを順守している優秀な会社です。

【モバイル事業に強いティーガイアの魅力とは?】

ティーガイアは全体売上高の79.9%をモバイル事業が占めています。

モバイル事業は通信事業者の国内最大手の1次代理店として活躍しており、スマートフォンやタブレット端末などを代理販売しています。アクセサリーなどの周辺機器を取り揃えて「商品のラインナップを増やし、お客様の多様化するニーズに対応している」のが魅力です。

「人と人のつながり」を大切にしているのが注目ポイントです。

ティーガイアの行なう代理販売ビジネスはお客様と現場スタッフが密接に関わるのが特徴です。そのため、ティーガイアはお客様と直に関わるスタッフに対して徹底した教育を行なっており、現場力を鍛えているのが長所です。

顧客満足度を重視した経営戦略を実行しており、「顧客満足度を高めて適正な利益を上げる戦略」を実施しているのが素晴らしいです。

現在の方針を維持し、現場力を更に高めていけば利益額を増やすことは可能でしょう。

ソリューション事業や決済サービス事業なども展開しているティーガイアですが、モバイル事業に利益の大半を依存しているのが気になります。持続的成長を遂げ、リスクを分散したければ他事業を強化することも重要になります。

【ティーガイアの財務分析】

ティーガイアは2011年から2013年にかけて売上高を伸ばし続けています。

2013年通期決算の売上高は7368億5000万円、営業利益は118億700万円、経常利益は116億9100万円で昨年度と比較して利益額を落としています。純利益も65億8600万円に低下し、少々残念な結果を残してしまいました。

来期も現状維持が予測されています。

採算を改善したのは良いのですが、利益額を大きく伸ばしていないのが難点です。成長率が鈍化しているのはティーガイアにとって痛い材料になります。

財務面は良くないです。

自己資本比率は17.2%。有利子負債額は455億3100万円で、有利子負債が多いです。

【ティーガイア株に向いている投資スタイル】

ティーガイアは配当金狙いの投資が適しています。

現在の予想配当利回りは3.86%と高く、配当金狙いの株として評価することが可能です。適切な利益を維持しているので配当金収入を狙うのは悪い手段ではありません。

ただ、財務状態が悪く、成長率もよろしくないティーガイアは株として評価すると微妙です。

ティーガイアは成長株だと断言する人もいらっしゃるのですが、私はその意見に反対です。売上高の低下が予測されているティーガイアは「業務効率化を促進して利益を増やしているけど、シェア拡大には至っていない」のが難点です。

財務状態が非常に気になります。

配当金狙い投資を実行する場合、できるだけ自己資本比率が高い財務優良株を選択するのが得策になります。それでいて配当利回りが高ければ良いのですが、ティーガイアの弱点は財務状態です。

「利益を出していれば財務状態が多少悪くても問題ない」と考えている投資家はティーガイア株と相性が良いのです。ただ、私が分析する限り色々と弱点が目立つと感じました。

成長率が鈍化している事実をどう評価するかがポイントになります。

(上記の情報は2014年4月29日に記載しました)


スポンサードリンク