タダノ (6395)

LINEで送る
Pocket

・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社タダノ
(ただの 英称:TADANO LTD)
・証券コード 6395
・業種     機械
・決算    3月
・設立年 1948年8月
・上場年 1962年9月

・1株価格1964円(8/13終値)、最低売買単位:1000株、1単元価格:約196万4000円

・予想PER17.3倍、実績PBR2.44倍、実績BPS805.9、予想配当利回り1.02%

管理人評価C

 

【会社紹介】

タダノは建設用クレーンを製造している会社です。


お客様満足度を重視した経営を行なっているタダノは、自社ホームページ内に「事故事例」などを載せて重大事故の未然防止に努めています。

日本初の油圧式クレーンを開発して以来クレーン事業では国内トップを維持しているのが長所です。オールテレーンクレーンやトラッククレーンなどを販売しているタダノは、「クレーン車に強い会社」だと評価することができます。

高所作業車や照明車なども販売しており、「建設業界を支える優秀な商品」を販売して利益を得ているのが特徴です。

海外・国内の両方で売上高を上げているタダノは、優秀な自社商品を通じて利益を伸ばす戦略を実施しているのです。

「強い会社」を実現することを計画に定めており、世界需要に適応した事業構造を実現し、競争力を強化して全世界で戦える実力を身につけるのがタダノが望んでいる道になります。

 

【強い会社を目指して前進するタダノ】

タダノは2014年から2016年にかけて中期経営計画を策定しており、この計画を通じて「強い会社を築くこと」を目標に定めています。

「いかなる外部環境に晒されても、人を育てて利益を出せる会社」が強い会社だと定義しているタダノですが、この意見に関しては私も全面的に同意します。

会社の本質的価値というものは「社会に貢献しながら利益を出すこと」であり、タダノは「利益を出し続ける強い企業」を目指して戦略を練っているから素晴らしいのです。

持続的に利益を出す体制を築けば株主も多大な恩恵を受け取ることができます。

業績連動型の配当方針を築いているタダノは、「業績が向上すればするほど株主の利益が増加する」ので、株主の立場から考えればタダノは持続的に利益を伸ばす組織を築いてくれた方がありがたいのです。

海外売上高比率が52.5%となっているタダノは、収益の半分以上を海外から得ていることが分かります。海外景気の動向を直接受けるビジネスモデルを築いているタダノですが、国内の売上だけに依存していない収益体制は高く評価することができます。

 

【タダノの財務分析】

タダノはここ近年、急激に利益を伸ばしている成長企業です。

2014年通期決算の売上高は1817億6400万円、営業利益は211億4000万円、経常利益は216億4200万円で前年度と比較して営業利益を2倍近く伸ばしています。純利益も144億1000万円まで増加しており、かなり良い結果を残すことができました。

来期も増益が予測されています。

建設用クレーンは消費税増の過去込み需要の反動減を受けている状態ですが、次第に反動減も解消される見込みです。人件費増に負けないで利益を伸ばしているのが良いです。

財務状態はなかなか良いです。

自己資本比率は51.3%。有利子負債額は375億6000万円です。

 

【タダノ株に向いている投資スタイル】

タダノは成長株投資が向いています。

数年前は赤字決算が目立ちましたが、現在は業績が回復し続けている最中で「成長の波に乗っている」のがタダノの最大の魅力でしょう。今後も成長力を評価して株を保有するのがタダノに適している投資スタイルです。

業績連動型の配当方針を貫いているため、利益額が大幅に減少したら配当額も減ってしまいます。

ただ、無配に転じる可能性が低く、純利益が赤字になった2010年と2011年も配当金を支払った実績があります。

割安性に長けていないのが残念ですが、「業績を伸ばせば配当額も上がる」という特徴を評価して株を保有するのがお勧めです。赤字になっても配当金が貰える可能性が高いので、タダノ株の保有を過度に恐れる必要はありません。

(上記の情報は2014年8月14日に記載しました)


スポンサードリンク