大氣社 (1979)

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・上場市場 東証1部
・会社名 株式会社大氣社
(たいきしゃ 英称:Taikisha Ltd)
・証券コード 1979
・業種     建設業
・決算    3月
・設立年  1949年7月
・上場年  1974年10月

・1株価格2142円(4/8終値)、最低売買単位:100株、1単元価格:約21万4200円

・予想PER16.41倍、実績PBR0.98倍、予想配当利回り2.1%

管理人評価C

【会社紹介】

大氣社は設備工事を行なって利益を得ている会社です。


「顧客第一」という信念を貫いており、先方に利益を与えることを1番の目標として掲げているのが特徴です。「永続性のある信頼を顧客から得る」という考えを抱いている大氣社は、「人から感謝されるビジネスを行なって利益を得ている」のが長所です。

私は、最終的に生き残るのは「人から感謝されるビジネス」だと思っています。

この意見に関しては「甘い」と言われることも多々ありますが、そうは言ってもお客様に利益を与えないと持続的発展を遂げるのが難しくなります。

ビジネスの世界は「利益」が全てです。こう言うと「自社の利益を考えるのが1番だ」と思われてしまうかもしれませんが、それは違います。

大氣社のように「お客様に利益を与えた上で、自分も利益を受け取る」のが1番理想になるのです。

これは理想論でも何でもなく、お客様に利益を分け与えないビジネスは絶対に衰退すると確信しています。なぜならばお客様が企業に仕事を頼むのも「自分の利益」を狙っているからであり、相手の利益を望んでいるわけではないからです。

私が常々「顧客第一が重要」だと述べているのは持続的成長を果たすために重要となるのが「顧客の利益」だと考えているからです。

大氣社がお客様重視の姿勢を崩さないのは「継続的発展」を意識しているからだと分析しました。技術開発センターを通じて技術開発に力を入れているのも、「お客様に新しい価値を提供するため」です。

お客様の利益を前提に行動しているから大氣社は黒字企業として輝き続けることができるのです。

【新・中期経営計画を実現するためのポイントとは?】

大氣社は新・中期経営計画を設定しており、目標実現のための様々な施策を実行しているのが分かります。

環境システム事業では成長力を持続するために「東南アジア市場に経営資源を優先配分する」と述べています。成長著しい東南アジア諸国にビジネス範囲を広げるのは、上策だと判断することができます。

また、新規事業を立ち上げて利益拡大を狙っているのもポイントです。

完全人工光型植物工場や各種実験に対応した環境試験室など、確実なニーズが存在する製品を投入して新たな収益源を得ようとしています。

塗装システム事業では「コスト削減」を成し遂げ、原価価格を下げて利益効率の向上を狙っています。

大氣社はただコスト削減を行なうだけではなく、「会社の成長力」を意識して数多くの戦略を練っているのが最大の武器です。戦略策定能力に定評のある会社は柔軟に対応しやすいので、大氣社は安定力が高い企業であると評価することが可能です。

【大氣社の財務分析】

大氣社は2011年から2013年にかけて売上高を伸ばしています。

2013年通期決算の売上高は2160億5100万円、営業利益は98億1500万円、経常利益は107億2800万円で営業利益や経常利益が伸びている状態です。純利益も62億円まで伸ばすことができ、上々の結果を残すことができました。

来期は営業利益が低下する見込みです。

持続的発展を遂げてきた大氣社ですが、ここで一旦成長にストップがかかりそうです。しかし、再躍進を実現する可能性は高いのでそこまで悲観的になる必要はありません。

財務面はなかなか良いです。

自己資本比率は49.9%。有利子負債額は53億4500万円で自己資本比率がそれなりに高いです。

【大氣社株に向いている投資スタイル】

大氣社は将来の成長に期待した長期投資を行なうのがお勧めです。

顧客重視の理念や数多くの戦略を策定できる戦略策定能力の高さは素晴らしく、私好みの株です。株として分析すると割安性に長けているわけではなく、財務面も際立って良いわけではないので色々と微妙です。

大氣社の経営スタイルに賛同できる方は長期投資を通じて利益を狙うべきです。

予想配当利回りは2.1%と、少し物足りないので配当金狙いの投資を行なうのはお勧めできません。やはり投資のポイントとなるのは「大氣社の経営方針に賛同できるか否か」です。

(上記の情報は2014年4月8日に記載しました)


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