田谷 (4679)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社田谷
(たや 英称:TAYA Co.,Ltd.
・証券コード 4679
・業種     サービス業
・決算    3月
・設立年  1975年9月
・上場年  1997年9月


管理人評価D

【会社紹介】

田谷は「TAYA」という美容室を全国で運営しています。


様々な独自ブランドを保有している田谷は、ブランド力を活用する経営モデルを築いています。自社のブランドを育てるのはとても大変ですが、田谷は自社ブランドの確立に成功しているのです。

トレンディなスタイルを提供し、多くの方に好評を得ているTAYA。パリのファッションブランドと提携し、デザインを意識した方針を貫いているクレージュ・サロン・ボーテ。カット料金が安く、早く終わらせることのできるファミリーサロンShampooなど、様々なニーズに応えているのが田谷の長所です。

1口に美容室と言ってもコンセプトとニーズは全く異なります。高級志向の人が好む美容室もあれば、安価な値段でヘアスタイルを整えたいと望む人も多いのです。

それらの全てのニーズを理解し、種類が異なるコンセプトをウリにしている美容室を経営しているのが田谷の長所です。

【現場第一主義! 現場を重視する田谷の経営方針とは?】

田谷は現場第一主義を貫いている会社です。

田谷はデザイナーの感性や総合力を重視しており、お客様に最高のサービスを提供するために現場第一主義をモットーにしているのです。美容業界はお客様との触れ合いが非常に重要となります。

顧客満足度を高める方法は様々ですが、1番効果的なのは専門スタッフの能力向上です。お客様の望むサービスを提供することによって顧客満足度を高めることができるのです。

しかし、スタッフが優秀でないと高品質なサービスを提供することはできません。

そこで田谷は美容業界随一と自負している教育システムを取り入れているのです。社員の成長が会社の成長に繋がるという考えを抱いている田谷は、人材を育てることを強く重視しています。

田谷は従来の良いところは維持し、会社発展に対応できる「新しい田谷」として羽ばたく準備を進めています。来店者のアンケート結果をしっかりと分析し、お客様の満足度を高めるための努力を怠らないのが田谷の長所です。

現場第一主義は会社が大きくなっても通用する素晴らしいビジネススタイルです。

【田谷の財務分析】

田谷は苦戦を強いられている会社です。

2012年の通期決算は黒字復活を成し遂げることができましたが、翌年の2013年通期決算でマイナス4700万円の赤字を出してしまいました。赤字額が少ないのは救いですが、黒字経営を維持できないのは良いことではありません。

営業利益が低下しているのも気がかりです。2012年の営業利益は5億500万円だったのですが翌年は7800万円まで落ち込んでしまいました。様々なニーズに対応できるビジネススタイルを維持しているのは高ポイントですが、それが結果として数字に表れなければいけません。

田谷に求められるのは赤字経営から脱却し、黒字経営を維持して企業の質を高めることです。赤字という事実は会社のブランド力を弱くする原因になるので、現在の状況を早急に改善する必要があるのです。

財務面はなかなか優秀です。

自己資本比率は47.2%。現時点では倒産の心配はないでしょう。有利子負債は23億8400万円で、利益額と比較して有利子負債が多いのは気がかりです。

【田谷株に向いている投資スタイル】

田谷株は非常に難しい株です。取り扱いが難しく、初心者の人にとってお勧めできない株であるのは間違いありません。

強いて言うならば、株主優待目当ての保有は旨みがある投資に該当するでしょう。配当金狙いで株を保有しても良いのですが、赤字経営から脱却しないと配当収入を長く期待することはできません。

利益が出ていないと株主優待を続けるのも困難です。田谷の企業理念や成長方針に賛同できる方は株を買っても良いでしょう。即倒産する危険がないのは田谷のプラスポイントです。

【田谷の株主優待】

3月か9月の権利確定日に田谷株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。

・100株以上保有で2100円相当の優待券

・500株以上保有で6300円相当の優待券

・1000株以上保有で12600円相当の優待券

上記の優待券は田谷が運営している美容室で使用することが可能です。また、優待券と引き換えにヘアケア商品を手に入れることもできるのです。

参考URL http://www.taya.co.jp/tww/ir/yutai.html

(上記の情報は2013年11月4日に記載しました)


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