テンアライド (8207)

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・上場市場 東証1部
・会社名 株式会社テンアライド
(てんあらいど 英称:TEN ALLIED Co., Ltd.)
・証券コード 8207
・業種     小売業
・決算    3月
・設立年  1969年12月
・上場年  1986年11月


管理人評価D

【会社紹介】

テンアライドは居酒屋をチェーン展開している会社です。


「すべてのお客様のために」というポリシーを掲げており、良い物を安く提供することを心がけています。食材だけではなく店の雰囲気も重視しており、お客様が満足できる時間を味わえる店作りを実践しているのです。

また、テンアライドは人材の質に気を配っています。

店舗スタッフの意識を高め、「お客様のためにエンターテイメントを演出する」という気持ちが重要だと考えているテンアライドは、責任感の強い人材を育成することに力を注いでいます。

競争の激しい居酒屋業界は「安さ」という長所だけだと勝てません。淘汰される運命を背負いたくなければプラスαの利点を提供しなければいけないのです。テンアライドは「満足」という点を重要視しており、お客様の心の満足度を向上することを意識しているのです。

美味しくて安いというだけでは物足りず、スタッフサービスを通じて「本当の満足」をお届けすることが重要になります。テンアライドの経営方針は厳しい時代を生き残ることに適していると判断することができます。

【3つのブランドが武器のテンアライド】

テンアライドは3つの業態でビジネスを行なっているのが特徴になります。居酒屋ビジネスを行なっている東証1部上場企業は、多彩なブランドを通じて様々なニーズを捉える取り組みを行なっていることが多いのですが、テンアライドは「天狗ブランド」で勝負しています。

主力店舗は「旬鮮酒場天狗」です。ついさっきまで漁港で生きていた魚を中心に食材を仕入れ、お客様に美味しい魚介類を味わってもらうことを目的にしています。

コストパフォーマンスに優れているのがテンアライドの特徴になりますが、旬鮮酒場天狗も「安くて美味しい食事」を提供しているのが武器になります。女性の人気も高く、黒蜜きなこアイスは絶品との評価を受けています。

テング酒場は炭火串焼をメインに提供している居酒屋です。

1本84円という価格で串焼きを提供しており、美味しい串焼きが安価な値段で食べられるのが強みです。サラリーマンや常連客が多いテング酒場は大衆に広く親しまれる店作りを実現しているのです。

「和食レストラン天狗」は3世代で楽しめることを意識しています。こちらは居酒屋ではなく、和食を中心に提供するレストランです。アットホームな雰囲気がウリで、お子様メニューもしっかりと取り扱っているのがポイントです。

【テンアライドの財務分析】

テンアライドは2009年から2011年にかけて赤字経営を続けていましたが、2012年通期決算で3億4100万円の純利益を得て黒字体質を取り戻すことができました。

2013年通期決算の売上高は153億800万円で、営業利益は2億5200万円です。純利益は1億2600万円まで減少しており、1株益も4.9円に低下しているのが気になります。

来期は赤字が予測されます。

レストランの客数減が致命的に痛いです。円安によって食材の原価が向上したのも痛手ですが、光熱費の向上も企業経営を確実に圧迫しています。復配を行なうことが期待されていましてたが、業績が悪すぎて復配は断念する結果になってしまいました。

希望の光を捉えるためにテンアライドは様々な施策を行なって輝きを取り戻そうとしています。居酒屋でランチメニューを増加して新顧客を得る努力を続けています。また、海外進出を果たして現状を打破する動きを見せています。

財務面はかなり優秀です。

自己資本比率は71.5%。有利子負債は7億1400万円で、財務状態が良いのが長所になります。

【テンアライド株に向いている投資スタイル】

テンアライドは株主優待目的の投資がお勧めです。配当利回りは0%ですが、株主優待利回りは6.6%もあるので株主優待だけを評価すればなかなか優秀な株であると認識することができます。

しかし、本業の調子が悪いのでその辺りが少し気になります。

株主優待が廃止されると株価も大きく減少する可能性が高いので、株を長期保有するリスクが高いのは意識しなければいけません。居酒屋業界で成長を続けるのは非常に難しく、成長性に期待できないのもマイナスポイントです。

財務面が優秀なので長期投資を行なっても良いのですが、株主優待制度が廃止されたらインカムゲイン収入がなくなってしまいます。株主優待目的で少額投資する方法が最善です。

【テンアライドの株主優待】

3月、9月の権利確定日にテンアライドの株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。(年2回)

・100株以上保有で株主優待飲食券500円分2枚(1000円相当)

・500株以上保有で株主優待飲食券500円分10枚(5000円相当)

・1000株以上保有で株主優待飲食券500円分20枚(10000円相当)

参照URL http://www.teng.co.jp/ir/kabu.shtml

(上記の情報は2013年12月29日に記載しました)


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