飛島建設 (1805)

LINEで送る
Pocket

・上場市場 東証1部
・会社名  飛鳥建設株式会社
(とびしまけんせつ 英称:TOBISHIMA CORPORATION)
・証券コード 1805
・業種     建設業
・決算    3月
・設立年  1947年3月
・上場年  1961年9月


管理人評価E

【会社紹介】

飛島建設は「防災のトビシマ」として知られており、土木事業を主体に経営活動を続けている会社です。

自民党政権に移行してから建設業界にも希望の光が差し込んでいるのですが、建設コストの増大といった根本的な問題を抱えているのも事実です。

特に「建設作業員が不足している」という現状問題は見逃すことはできません。これは飛鳥建設だけではなく、他建設会社でも同じ課題を突きつけられています。


防災のトビシマとしての活躍を維持することを目的としており、防災ニーズを取り入れて事業拡大を図ることを意識しています。

131年の創業歴史を誇る飛島建設は、様々な施工実績を保持しているのが強みです。

ダムや道路、鉄道やトンネルといったインフラ整備に定評のある飛島建設は、絶えないインフラ需要を上手に獲得して健全な結果を残そうと努力しています。金融支援を3度受けたことがある飛島建設ですが、現在は黒字経営を維持して経営再建の道を歩み続けています。

ブルネイやインドネシアでも施工した実績がある飛島建設は、新興国で活躍する建築会社として評価することができます。

ブルネイではジュルドンモスクを建築した実績があり、インドネシアでは持ち前の技術力を活かして教育施設や工場を建設したことがあるのです。

【飛島建設の魅力は最新技術】

飛島建設は様々な独自技術を保持しているのが魅力です。

超高層建築物に必須となるのは耐久性の高いコンクリートです。

飛島建設は長期間の使用が期待できる高強度・超高強度コンクリートを利用して高層ビルを建てる能力に秀でています。

また、風環境予測技術を利用して建物周りの風の分布状況を分析することも可能です。

コンピューターを利用して風の予測評価ができる飛島建設は、風の強い地域でも強度性の高い建築物を建てられるという長所があります。

飛島建設はこれからも「防災のトビシマ」として語り継がれる技術力の優れた会社として認知されることが重要になります。土木・建築事業では耐震ニーズに応えるために、様々な自社技術を活用して高クオリティ施工を実現することを誓っています。

新たな事業展開も模索し、収益の多角化に力を入れている飛島建設は持ち前の技術力を駆使して再度躍進を図る注目企業です。

【飛島建設の財務分析】

飛島建設は2011年通期決算で73億1400万円の赤字を出してしまいましたが、翌年以降は黒字経営を続けています。

2013年通期決算の売上高は1118億6500万円、営業利益は13億7300万円、経常利益は5億7000万円で全体的に利益額が向上しています。

純利益も4億4200万円にアップしており、良い結果を残したのは喜ばしいです。1株益も3.5円に拡大しています。

来期も営業利益の増大が期待できます。

公共工事や国内建築工事の伸びが良く、採算性を改善しているのが営業利益増加の理由になります。今後も採算重視の受注方針を貫いて営業利益を増やすことが予測されます。

財務面は悪いです。

自己資本比率は14.5%。有利子負債額は108億円で自己資本比率がかなり低いです。

【飛島建設株に向いている投資スタイル】

飛島建設は黒字経営を達成して会社の評価は上々だと思うのですが、株評価はかなり厳しいです。

営業利益が伸びていると言っても、成長力に多大な期待を抱くことはできません。

成長性だけを評価して株を買うのであれば他にもっと優れた株がありますし、そこまで魅力的な成長力だと思えないのが難点です。

株価が割高なのも致命的です。

現在の予想PERは34.35倍でPER値が高すぎます。割安性に長けているわけでもないので、売却益狙いの投資を実行するのは大変厳しいのです。

配当利回りも0%でインカムゲインを狙うこともできません。様々な面で株としての能力値が低く、株を保有する旨味がほとんどないのが痛いです。

株主優待制度も導入していないので、飛島建設株を保有してもリターンを受け取ることは考えないのが吉です。株を保有しているだけで利益を上げたければ、配当金を支払っている優良株を狙ってください。

(上記の情報は2014年1月31日に記載しました)


スポンサードリンク