東京エネシス (1945)

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・上場市場 東証1部
・会社名   株式会社東京エネシス
(とうきょうエネシス)
・証券コード 1945
・業種     建設業
・決算    3月
・設立年  1947年8月
・上場年  1961年11月

・1株価格487円(3/25終値)、最低売買単位:1000株、1単元価格:約48万7000円

・予想PER18.47倍、実績PBR0.37倍、予想配当利回り3.03%

管理人評価C

【会社紹介】

東京エネシスは原子力発電所の保守業務を行なっている会社です。


「暮らしのより確かな基盤をつくる」という目標を掲げている東京エネシスは、人々の生活を守って社会に貢献しているのが特徴です。

情報通信設備工事や電気設備工事といった新規分野に参入を果たし、事業の拡大を狙っている東京エネシスは事業範囲を広げて会社を大きくする方針を貫いています。

「お客様に愛される会社として活躍することを狙っている東京エネシスは、誠実な経営を続けて多くの人々の支持を得るために努力しているのです。

経営基盤をより強固にするという経営戦略を掲げている東京エネシスですが、現段階でも財務状態は非常に優秀です。自己資本比率は70%を超えており、有利子負債も少ないです。

東京エネシスは財務優良企業として輝いているのが注目ポイントです。

原価価格を軽減したり、コスト低下戦略を行なったりして「ローコスト経営」を実現してきた東京エネシスですが、価格競争が熾烈化した影響により利益額を落としているのが痛いです。

東京エネシスにとって向かい風となる現実が襲いかかっていますが、厳しい経営環境であることを自覚して堅実に利益を得ているのが長所です。

【電力会社の合理化策が痛い! 東京エネシスの行方はどうなる?】

東京エネシスは電力会社から工事を受注したり発電設備のメンテナンスを行なったりして利益を得ていますが、「電力会社に頼る受注体質」がデメリットになります。

現在、日本の電力会社は危機に陥っています。人件費削減や合理化策を推し進めて経営状況を改善している東京電力は「支出の削減」を強く意識して経営を行なっているのです。

合理化策の負の影響を受けているのが東京エネシスです。

発電設備工事の受注に強みを持つ東京エネシスですが、電力会社の受注量が減ってしまうとどうしようもありません。福島第一原子力発電所の安定化に取り組んでいる東京エネシスは、日本にとって必要となる会社です。

地域除染も続けており、地域住民を手助けする活動を行なっているのが良いです。

東京エネシスは新たな収益源を確保するために再生可能エネルギー分野に積極的に進出して挽回を図っています。メガソーラー発電所の設置工事を行なっている東京エネシスは、「現状を打破するための経営戦略を実行している会社」として分析することが可能です。

【東京エネシスの財務分析】

東京エネシスは黒字経営を維持しています。

2013年通期決算の売上高は605億1600万円、営業利益は47億3900万円、経常利益は48億4100万円で売上高や営業利益が昨年度より低下しています。純利益が14億3900万円に伸びているのが高ポイントですが、営業利益・経常利益が共に低下したのは残念です。

来期は利益額が減少する見込みです。

売上高の約5割を占める東京電力依存体質から脱却するために、東電以外の民間会社を開拓しているのが注目ポイントです。

合理化策を徹底している東京電力の依存から抜け出すのは良策です。東京エネシスが再躍進を遂げたければ東京電力から離れ、他の事業収入を増やさなければいけないのです。

財務面は優秀です。

自己資本比率は75.1%。有利子負債額は6億3800万円で、会社規模と比較して有利子負債額が少ないです。

【東京エネシス株に向いている投資スタイル】

厳しい経営状態が続いている東京エネシスですが、決算を分析するとそこまで悪い結果を残しているわけではありません。

持続的成長を達成していないので成長株投資を実行するのは不向きですが、安定力を評価して「安定株投資」を決行するのがお勧めです。利益額を下げても安定配当を支払っているのがポイントで、「放置しているだけで安定配当が受け取れる株」が欲しければ東京エネシスが適しているのです。

現在の予想配当利回りは3.03%で悪い数字ではありません。

PBR値も物凄く低いので、割安配当株が欲しければ東京エネシスへの投資を検討してみましょう。

成長性に期待できないというのが最大の弱点になりますが、優秀な財務体質と安定配当という魅力を誇っているのが長所です。

(上記の情報は2014年3月26日に記載しました)


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