東京個別指導学院 (4745)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社東京個別指導学院
(とうきょうこべつしどうがくいん 英称:Tokyo Individualized Educational Institute, INC.)
・証券コード 4745
・業種     サービス業
・決算    2月
・設立年  1994年5月
・上場年  2000年3月


管理人評価C

【会社紹介】

東京個別指導学院は学習塾を展開している会社です。

東京個別指導学院の最大の強みは「個別指導能力」です。個別指導のパイオニアとして躍進を続けてきた東京個別指導学院は、「個別指導のクオリティ」を上げ続けてきました。


学習塾と言うと志望校合格のための勉強一辺倒に偏りがちなイメージがありますが、東京個別指導学院は「チャレンジする喜び」を与えることを目指しています。

成績向上や志望校合格も確かに重要ですが、東京個別指導学院がそれ以上に重視しているのは子供たちに「夢を持つことの大切さ」を伝えて未来を生き抜く力を育むことです。

個人的に東京個別指導学院の教育方針は共感を覚えます。

いくら学力に秀でていても社会に適応できない人はたくさんいらっしゃいます。高学歴のニートが問題になっていますが、結局「知識を活用しないと未来を生き抜くことはできない」のです。

東京個別指導学院は子どもたちが「自ら道を切り開いていける人間」になることを望んでいます。どの時代も勝利の栄光を掴むのは自分の道を切り開いた人間です。生徒の将来を見据えて学習指導を行なっている東京個別指導学院の方針を評価する人はとても多いのです。

【東京個別指導学院の強み】

東京個別指導学院はオーダーメイド制の教育に優れています。

学習塾ビジネスは「集団型教育システム」か「個別指導型教育システム」のどちらかに別れるのですが、東京個別指導学院は後者のシステムを採用しています。

集団型教育システムの問題点は個々の生徒の問題に対応しづらいという点です。

一人ひとりの生徒に合わせた教育を行いたければ個別指導型教育システムが優れています。東京個別指導学院は生徒の能力をしっかりと把握し、学力や性格に合わせたオーダーメイド方式の個別指導を行なっています。

生徒のことを知る努力を怠らないので、東京個別指導学院の教師は多くの生徒から信頼されています。教育のクオリティが高い東京個別指導学院は「生徒重視の教育を行なっている」という特徴があるのです。

また、学習に対する考え方も独特です。

東京個別指導学院は1対2の教育が適していると考えています。これが教師1人で生徒3人だとダメなのです。教育効果を最大限に発揮したければ最大でも「教師1人、生徒2人」の個別指導を徹底しないといけないと思っているのです。

生徒と教師の相性も重視しています。個別指導で重要なのは生徒と教師の人間関係です。

結局、相性が合わない人間と組んでも上手くいきません。これは教育だけではなくビジネスでも同じことが言えます。

相性の良い教師に教わって生徒のモチベーションを高めるために、東京個別指導学院は「担当講師制」を採用しています。教育に対するこだわりが東京個別指導学院の評判を高めていると分析することができます。

また、東京個別指導学院はフランチャイズ展開を行なっていません。

最近は学習塾をフランチャイズ展開している会社も多いのですが、東京個別指導学院は「全て直営校」という強みを活かしてノウハウを共有し合っています。更に地域や志望校の出題傾向を独自に分析・調査し、生徒が志望校に合格するまでの効率的な計画を立てる能力に長けています。

【東京個別指導学院の財務分析】

東京個別指導学院は2009年から2013年にかけて黒字経営を維持しています。

2013年通期決算の売上高は130億1700万円、前年度の売上高が125億7200万円だったので売上高は微増したと分析することができます。

営業利益は7億1600万円まで伸びており、前年度と比較して営業利益が2倍以上に増えているのが大きいです。経常利益は7億2300万円、純利益は3億5800万円で素晴らしい結果を残すことができました。1株益も6.6円まで向上しています。

来期も好決算が予測されます。

初めてテレビCMを展開した東京個別指導学院は、新規生徒数が想定以上に増えました。広告宣伝費は増加したのですが、結果的に営業利益を増加させることに成功しています。2014年もテレビCMを継続する予定で、広告戦略に力を入れることが期待されています。

財務面はとても良いです。

自己資本比率は79.0%。有利子負債はゼロで超優良な財務状態を築いています。

【東京個別指導学院株に向いている投資スタイル】

東京個別指導学院株は財産株投資に向いています。

やはり注目したいのは秀でた財務面です。有利子負債ゼロは非常に魅力的で、自己資本比率も高いので資産株として向いているのが大きいです。決算を分析しても黒字経営を維持していますし、なかなか優秀な株だと分析しました。

少し気になるのは少子高齢化の負の影響を受けるビジネスを行っていることです。

学習塾は競争が激しいのもネックですが、それ以上に痛いのは子供の数が減少し続けていることです。進学指導ビジネスを行なっている会社にとって少子高齢化は痛手で、将来を楽観視するのは危険です。

そのため、無駄に長期保有するのはお勧めできません。東京個別指導学院で儲けたければ時流や状況を見て売却を決断する判断力が必要になります。

現在の予想PERは24.17倍、実績PBRは2.49倍で割高です。予想配当利回りは2.07%で配当利回りがそれほど高くないことが分かります。

【東京個別指導学院の株主優待】

2月、8月の権利確定日に東京個別指導学院株を100株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。(年2回)

・100株以上保有で1000円相当の優待券

・300株以上保有で2000円相当の優待券

・500株以上保有で3000円相当の優待券

・700株以上保有で4000円相当の優待券

・1000株以上保有で6000円相当の優待券

・1500株以上保有で9000円相当の優待券

・3000株以上保有で15000円相当の優待券

・9000株以上保有で30000円相当の優待券

・15000株以上保有で45000円相当の優待券

上記の優待券は通常授業料の割引に利用することができます。生徒1名につき1ヶ月9000円の割引が限度です。

参照URL http://ir.tkg.jp/stocks/compliments.html

(上記の情報は2014年1月17日に記載しました)


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