東京機械製作所 (6335)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社東京機械製作所
(とうきょうきかいせいさくじょ 英称:Tokyo Kikai Seisaksho, Ltd)
・証券コード 6335
・業種     機械
・決算    3月
・設立年 1916年2月
・上場年 1949年5月


・1株価格86円(6/27終値)、最低売買単位:1000株、1単元価格:約8万6000円

・予想PER不明、実績PBR0.56倍、予想配当利回り0%

管理人評価E

【会社紹介】

東京機械製作所は総合印刷システムメーカーとして活躍している会社です。


最古の新聞輸転機メーカーとしての誇りを抱いている東京機械製作所ですが、ここ近年は業績不調が続いている状態です。時代の発展によって新聞の購読者数は減少の一途を辿っており、東京機械製作所にとって厳しい情勢が続いています。

各種経費の削減、自社商品の原価下げを実行している東京機械製作所ですが、経常損失から抜け出すことができません。

経常利益の赤字が続いている東京機械製作所は事業の構造転換が迫られているのが難点です。

2014年通期決算では純利益が黒字になりましたが、これはTKS武蔵小杉ビルなどを売却して得た利益になります。依然として営業利益、経常利益の赤字から抜け出せない東京機械製作所は事業を継続することができるのか大変心配です。

新聞・印刷業界の市場縮小が予想以上に早く進んでおり、新聞業界向けの印刷機械やシステム制御機器を販売している東京機械製作所は大打撃を受けている状態です。

資産売却によって自己資本比率を53.4%まで高めたのは良いのですが、事業収入を確保しないとこの先も大変厳しいです。

 

【時代の流れには勝てない? 東京機械製作所の厳しい現状分析】

申し訳ありませんが、私は時代の流れには勝てないと思っています。

これは東京機械製作所に限った話ではありませんが、時代が進むにつれて「需要がなくなる業界」が出てくるのは仕方ないのです。

現在はIT技術が発達して新聞の購読者数が減少していますが、これも当然だと思います。今はインターネットを使えば情報を収集することが可能ですから。(しかも無料)

東京機械製作所の赤字が続いているのも時代の流れです。

例えば昔は「石炭」がもてはやされていました。石炭は最も重要なエネルギーとして電力、都市ガスなどで利用されていましたが、石炭から石油に切り替えられたことによって石炭産業は一気に衰退したのです。

新聞業界も同じで、「無料で情報が収集することがてきるネット業界」に勝てる見込みはないと思っています。

これは東京機械製作所が悪いのではなく、時代の流れです。

東京機械製作所の社員がいくら優秀でも時代の流れに勝つのは難しいのです。

斜陽化が進むビジネスモデルを転換すればまだ未来はあります。

実際に東京機械製作所は「機械メーカーの技術を活かした新規事業の開拓」に取り組んでいます。エネルギー分野の進出や新分野の開拓を通じて、東京機械製作所は不屈の生存戦略を成功させることを望んでいます。

 

【東京機械製作所】

東京機械製作所は2010年から2014年にかけて営業利益が赤字の状態が続いています。

2014年通期決算の売上高は98億800万円、営業利益はマイナス31億100万円、経常利益はマイナス29億9700万円で赤字体質から抜け出すことができません。純利益は128億7200万円ですが、これは自社資産を売却した利益になります。

来期も赤字が予測されています。

原価軽減の効果は発揮されていますが、赤字経営から逃れるのは難しそうです。早期にコアビジネスの転換を図りたいところです。

財務面は悪くないです。

自己資本比率は53.4%。有利子負債額は1億500万円です。

 

【東京機械製作所株に向いている投資スタイル】

東京機械製作所は投機に向いています。

1株の額がとても安いので、デイトレードやスイングトレードを通じて利益を上げる戦略を練ることが可能です。

配当金を支払っておらず、営業赤字が続いているので長期投資には向いていません。

利益面を分析すると東京機械製作所はどう考えても厳しいです。ビジネスモデルも斜陽化が進んでいるので、苦境を挽回したければ「未来が明るい新事業を開拓」するしかないでしょう。

そもそも「未来が明るい新事業」というのも非常に抽象的で、結局何を開拓するのか分かっていない状態です。

「新分野の研究開発を進める」と公言している東京機械製作所ですが、これが会社存続の鍵になると分析しています。


厳しい経営状況から抜け出せると確信している人は、東京機械製作所株の投資を検討しても良いでしょう。

(上記の情報は2014年6月28日に記載しました)


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