東京テアトル (9633)

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・上場市場 東証1部
・会社名  東京テアトル株式会社
(とうきょうテアトル 英称:Tokyo Theatres Company, Incorporated)
・証券コード 9633
・業種     サービス業
・決算    3月
・設立年  1946年6月
・上場年  1949年5月


管理人評価D

【会社紹介】

東京テアトルは映像関連事業やホテル飲食関連事業などを行なっている会社です。多角経営に取り組んでいます。

1946年に映画興行事業を始めた東京テアトルは、長い年月をかけて今という時代を生き残ってきました。幾多の事業存続の危機に晒された経験のある東京テアトルは、変化に対応して時代を生き抜いてきた実績があるのです。


映画関連事業が東京テアトルのベースとなるビジネスですが、現在は飲食事業と中古マンションリフォーム販売事業の強化を目的に日々経営努力を重ねています。

「大衆に健全、且つ明朗な娯楽を提供する」という理念を抱いている東京テアトルは、人々の心を満たすことを意識しています。

現代社会は物に溢れた時代で、日本人は物質的な豊かさを手に入れることができました。しかし、精神的な豊かさはまだまだ発展途上の段階であることは明白です。

東京テアトルは「お客様の生活に潤いを与えて社会貢献を果たす」という意識を保っているのです。精神的な豊かさが新時代のニーズとなっているのは正しいです。お客様の心を満たすサービスを提供する能力に長けているのが東京テアトルという会社です。

【東京テアトルの事業内容】

東京テアトルの代表的なビジネスは映像関連事業です。首都圏を中心に映画館を運営している東京テアトルは、お客様の記憶に残るエンターテイメントを提供するための事業活動を行なっています。

現在の主力事業は不動産関連事業です。

不動産関連事業では様々なサービスを展開しているのがウリですが、特に注目したいのが貸賃・建物管理業務です。

あらゆる物件をオーナーの代わりに運営する業務になりますが、この事業はオーナーの「収益最大化」を目的としており、効率の良い資産運用を成し遂げる役目を果たしています。

また、マンションリフォーム事業にも強く、確かな施工実績が存在する「東京テアトルモデリング」は多くのお客様の信頼を得ています。

多角経営を行なっている東京テアトルですが、業績は芳しくないのが現状です。今後は事業全体の収益力を高めて黒字回復を果たさなければいけません。

【東京テアトルの財務分析】

東京テアトルは決算が安定しない傾向があります。

2013年通期決算は良い結果を残すことができませんでした。

売上高は188億2200万円で前年度より向上しているのですが、営業利益はマイナス1億6600万円、経常利益はマイナス4億9200万円、純利益はマイナス6億1700万円でどう好意的に分析しても良い結果だと捉えることはできません。

1株益はマイナス7.8円に悪化しています。

この苦境から脱するために東京テアトルは赤字事業から撤退して収益力を高めています。焼鳥専門チェーン店の「串鳥」はスタッフが1本1本まごころを込めて串を焼き、確かな認知度を確保しているのが良いです。

財務面は優秀です。

自己資本比率は63.4%。有利子負債額は16億1700万円で、財務状態は良いと判断することができます。

【東京テアトル株に向いている投資スタイル】

東京テアトルは非常に厳しい株です。

赤字決算を出してしまった東京テアトルは成長性に期待するのは酷です。財務面が良いのはプラスポイントですが、現在の予想配当利回りは0.6%でインカムゲイン狙いで株を長期保有するのも微妙です。

投資家にとって旨味が薄い株になるため、当てはめる戦略を見つけるのが難しいです。

割安性には長けています。

現在の予想PERは14.82倍、実績PBRは0.91倍でPBR値が1倍を割っているのは良いです。

しかし、成長株投資や配当金狙いの投資には適していないので、株としての総合力は低いのが現状です。

【東京テアトルの株主優待】

3月、9月の権利確定日に東京テアトル株を1000株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。

・1000株以上保有で映画ご招待券綴4枚(4枚綴1冊)

・2000株以上保有で映画ご招待券綴8枚(8枚綴1冊)

・3000株以上保有で映画ご招待券綴12枚(4枚綴1冊。8枚綴1冊)

・4000株以上保有で映画ご招待券綴16枚(8枚綴2冊)

・5000株以上保有で映画ご招待券綴20枚(4枚綴1冊。8枚綴2冊)

・10000株以上保有で映画ご招待券綴32枚(8枚綴4冊)

・20000株以上保有で映画ご招待券綴48枚(8枚綴6冊)

参照URL http://www.theatres.co.jp/investor/complimentary.html

(上記の情報は2014年1月21日に記載しました)


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