巴コーポレーション (1921)

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・上場市場 東証1部
・会社名   株式会社巴コーポレーション
(ともえコーポレーション 英称:TOMOE CORPORATION)
・証券コード 1921
・業種     建設業
・決算    3月
・設立年  1934年6月
・上場年  1963年10

・予想PER41.63倍、実績PBR0.8倍、予想配当利回り1.47%

管理人評価D

【会社紹介】

巴コーポレーションは建設業を営んでいる会社です。立体構造や総合建設事業に定評があります。


独自技術を開発して躍進を続けてきた巴コーポレーションは、「ダイヤモンドトラス」という技術を取得しています。

ダイヤモンドトラスとは、無柱空間を創り上げる優れた技術で体育館や博覧館で使用されています。巴コーポレーションが美しい大空間を建造できるのは、ダイヤモンドトラスという独自技術を保有しているからです。

技術を独自開発し、収益に結びつける活動を続けているのが巴コーポレーションの強みです。

人材採用においては「個性を活かしつつ、幅広い業務に取り組める人材確保」を強く意識しています。オールラウンドで活躍できる人材を求めており、「全員精鋭」を目指して人材教育を行なっている巴コーポレーションは幅広い視野を持った人材が多いのが武器です。

業務を受注した後に採算管理を徹底するスタイルを貫き、上方修正を発表した巴コーポレーションは明るい未来を掴んでいます。2013年通期決算で赤字転落したのが懸念材料ですが、見事なV字回復を果たして株主の期待に応えることができそうです。

優れた独自技術、的確な採算管理技術という2つの長所を持っている巴コーポレーションは、今後も技術力を活かして健全な経営を保つ予定です。

【事業範囲が広い巴コーポレーション】

巴コーポレーションは事業範囲が広く、様々な施設を建設しています。

物流施設や産業施設、高齢化社会で役立つ医療福祉施設など、人々の生活を支えるために多種多彩な施設を建設しているのです。

老人ホームやスポーツ・レクリエーション施設など、専門知識が必要な建物を施工できるので「1つのジャンルにとらわれないのが強み」だと分析することができます。耐震診断・耐震補強サービスも行なっており、多くの需要を満たすビジネスを続けて安定力を強化しているのが強みです。

多くのビックプロジェクトに参入した経験もあり、「巴コーポレーションは大規模プロジェクトに関われるほど信頼されている」と判断することも可能です。

【巴コーポレーションの財務分析】

巴コーポレーションは安定配当がウリの株です。

2013年通期決算の売上高は170億8100万円、営業利益はマイナス4億1100万円、経常利益はマイナス4億2300万円で散々な結果を残してしまいました。純利益もマイナス12億8400万円で既存株主にとって頭を抱える数字を出したのが残念です。

しかし、来期は黒字達成が濃厚です。

営業利益は5億円、純利益は4億円の上方修正を発表した巴コーポレーションは、この先も黒字体質を維持して株主の期待に応えて欲しいところです。

財務面はそこそこです。

自己資本比率は40.9%。有利子負債額は142億6700万円で特に良くも悪くもありません。

【巴コーポレーション株に向いている投資スタイル】

巴コーポレーションは安定配当狙いの投資に向いています。

2013年通期決算で赤字転落した経験がありますが、年間配当額は6円を維持しています。赤字になっても配当金をしっかり支払ってくれるので、「業績悪化に左右されないで配当金を受け取りたい」と考えている株主と相性が良いのです。

持続的成長を遂げられるかがポイントです。

採算重視の経営スタイルを整えているのは良いのですが、過去の決算を見ると成長力に秀でているとは思えません。巴コーポレーションは「安定性」に期待したいのですが、赤字を出したことがあるので過度な期待は禁物です。

株価が割安でもないので売却益を狙うのも厳しいです。配当利回りも低いため、突き抜けた長所がないのが最大の弱点です。

(上記の情報は2014年3月14日に記載しました)


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