東洋建設 (1890)

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・上場市場 東証1部
・会社名   東洋建設株式会社
(とうようけんせつ 英称:TOYO CONSTRUCTION CO.,LTD)
・証券コード 1890
・業種     建設業
・決算    3月
・設立年  1929年7月
・上場年  1961年10月

管理人評価D

【会社紹介】

東洋建設は海上土木大手企業で、中堅ゼネコンとして活動している会社です。


「夢を若さを持って全員一致協力する」という経営理念を定めている東洋建設ですが、東洋建設の従業員平均年齢は43.1歳なんですよね……。歳を重ねても若い心を失わないという意味でしょうか。

上記の経営理念は昭和54年に制定されたので、今とは状況が違う可能性が高いです。

人を大切にする企業の実現を目的に経営活動を続けている東洋建設は、個性や創造性を最大限に発揮できる会社を目指しています。

海洋構造物を製造するのが得意で、バリアウィン工法を駆使して砂浜を守る仕組みを築いています。

バリアウィンとは、海岸侵食を守るための盾となる存在です。波浪制御構造物として注目を浴びているバリアウィンは波浪を制御して砂浜を守ることが可能です。

海域の環境再生技術や津波防災技術の発展に力を注いでいる東洋建設は、「自社技術を通じて日本の安全を守っている」と評価することができます。最小の人材で最大の効果を上げることを目的にしている東洋建設は、営業力を強化して効率的に利益を上げる方法を模索している最中です。

【誠実で真面目な東洋建設】

東洋建設は「誠実で真面目」という社風が身についており、東洋建設の日本的な社風が多くの人々から信頼されるポイントになっているのです。

「会社を繁栄に導くのは人」だと評価している代表取締役社長の毛利 茂樹氏は、優秀な人材を育成することが重要だと考えています。私も毛利社長の意見に同意で、企業が発展したければ組織力を強化して会社全体で収益力を高める策を練らなければいけません。

組織力を高めたければ「個々の能力を向上する」ことが重要になります。

優秀な人材を育成する意識が強い東洋建設は、「人材の大切さを理解している会社」だと分析することが可能です。こういう会社は人材を大切に扱う傾向が強いので、長期的に存続することができるのです。

人材を蔑ろにする会社は長期的発展を期待するのは難しいです。東洋建設は経営の基礎を守り、人材の大切さを理解している優良企業として評価することが可能です。

【東洋建設の財務分析】

東洋建設は2009年から2013年にかけて黒字決算を維持しています。

2013年通期決算の売上高は1280億300万円、営業利益は28億4600万円、経常利益は21億7300万円で前年度と比較して利益額が全体的に向上しています。11億700万円の純利益を記録した東洋建設はかなり良い結果を残すことができたのです。

来期も営業利益の増益が期待できます。

フィリピンやベトナムに強い東洋建設は、ベトナムの製油所プラント建設工事を受注しました。この工事における受注効果は約68億円です。採算重視の受注耐性を維持している東洋建設は、今後も黒字維持が期待できるのが良いです。

財務面は良くないです。

自己資本比率は23.6%。有利子負債額は168億6500万円で、236億1700万円の自己資本額と比較すると少々有利子負債が多いです。自己資本比率が低めなのも気になります。

【東洋建設株に向いている投資スタイル】

黒字経営を続けているので会社としての評価は高いのですが、株として評価するとイマイチです。1株益が毎年バラバラなので継続的発展を期待するのは困難ですし、自己資本比率が低いので資産株投資を狙うのもお勧めできません。

現在の予想配当利回りは1.52%で、配当利回りが低いです。配当金狙いの投資家は東洋建設株と相性が悪いのです。

予想PERは19.47倍、実績PBRは1.11倍で株価も若干割高です。

割安でもなく、配当利回りも低い現在の東洋建設は株としての旨味が薄いのです。

売却益を狙うのも微妙で、配当金狙いに徹するのも微妙な東洋建設株は「突出した長所がない」のが難点です。投資効率を重視する方は東洋建設株を買うのは避けるでしょう。

(上記の情報は2014年3月4日に記載しました)


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