東洋水産 (2875)

LINEで送る
Pocket

・上場市場 東証1部
・会社名   東洋水産株式会社
(とうようすいさん 英称:Toyo Suisan Kaisha,Ltd.)
・証券コード 2875
・業種     食料品
・決算    3月
・設立年  1948年4月
・上場年  1970年9

・1株価格3165円(3/19終値)、最低売買単位:1000株、1単元価格:約316万5000円

・予想PER17.03倍、実績PBR1.53倍、予想配当利回り1.58%、予想株主優待利回り0.09%

管理人評価C

【会社紹介】

東洋水産は即席麺などを販売している会社です。「マルちゃん」というブランド名で多くの消費者から親しまれています。


強大なマルちゃんブランドを築いた東洋水産は「安全で美味しい商品」をお客様に提供し続けて確かな信頼を築いた優良企業です。『赤いきつね』や『緑のたぬき』といったロングセラー商品も販売しており、お客様の生活を支えるビジネスを行なっているのが特徴的です。

顧客第一主義を掲げている東洋水産は、お客様に良い商品を販売して利益を上げることを目標に掲げています。

実際に東洋水産の販売している商品を分析してみると、「多くの消費者が親しむ素晴らしい商品」を多数販売していることが分かります。

東洋水産は長年安定経営を維持してるのは、「魅力に長けた自社商品を多数販売している証明」になります。一般人でも安価で購入できる即席麺を中心に、あったかご飯やライスバーガーなども販売して利益を得ています。

「即席麺ブランド力に優れている大企業」と言えば東洋水産です。

安定配当を実施する方針を貫いており、「安定した利益を求める株主」と相性が良いのです。安定力に長けた企業の株が欲しければ東洋水産は狙い目です。

今後は財務体質を強化し、社員教育を徹底して人材力を高める予定です。

現在の自己資本比率は71.7%で現段階でも十分な財務体質を築いているのですが、今以上に財務面を改善する意欲があるのは高く評価して良いのです。

【即席麺事業に強い東洋水産】

東洋水産の事業セグメント別連結売上高比率を分析してみると、国内即席麺が34%、海外即席麺事業が20.5%で全体売上高の54.5%を「即席麺」で確保していることが分かります。

即席麺は今や海外でも広く親しまれている商品で、海外進出が成功しやすいのが良いです。

お客様のニーズに的確に応えるために「お客様相談室」を利用してお客様の声を集め、商品開発を続けているのが高ポイントです。東洋水産のように商品改善意識の高い会社は長く生き残ることができるので、この先も持続的発展を期待することが可能です。

『マルちゃん正麺』や『麺づくり』などを販売している東洋水産は今後、商品のラインナップを更に充実させて利益額を高めることが望まれます。

商品開発能力に優れているので新たなロングセラー商品を生み出すことは可能でしょう。

【東洋水産の財務分析】

東洋水産は年々営業利益にバラツキが生じていますが、黒字決算を維持している安定企業です。

2013年通期決算の売上高は3445億2700万円、営業利益は296億2300万円、経常利益は319億9700万円で前年度より営業利益や売上高を伸ばしています。純利益も172億8000万円に増大しており、素晴らしい結果を残したと賞賛して良いのです。

来期も利益額の向上が予測されています。

海外事業は競争激化が懸念材料になりますが、円安の恩恵を受けて善戦しています。味の素と手を組んで即席麺合弁を設立した東洋水産は、強大な味方と協力して海外シェアを開拓する予定です。

財務面も相当優秀です。

自己資本比率は71.7%。有利子負債額は3億5200万円で、利益過剰金は1863億2300万円です。長年黒字体質を維持しているのは利益過剰金のデータを見れば分かりますし、有利子負債額も少ないので1流の資産株として評価することが可能です。

【東洋水産株に向いている投資スタイル】

東洋水産はお金持ち向きの株です。

はっきり言って東洋水産の株を1単元保有するのは相当難易度が高いと思います。316万円のお金をポンっと払える人は少ないと思います。

株式投資をやっている人は大抵300万円以上の資金を持っているので、そこまで気にする必要はないかもしれませんが……。お金持ち向きの株である事実に代わりはありません。

東洋水産も「1単元購入するのが難しい」という状況を良いことだと思っておらず、株式分割を行なって買いやすい価格にすることを検討しています。個人投資家が投資しやすい環境を用意すれば東洋水産の株価は今より上がるでしょう。

資産株として長期保有し、安定したインカムゲインを受け取るのがお勧めの投資スタイルになります。

弱点はいくつもあります。

現在の株価はそれなりに割高で、配当利回りも低いので高配当を求める方と相性が悪いのです。決算を分析すると持続的に利益を伸ばしているわけではないので、成長性に期待するのも難しいです。

更に言えば「株主優待目当て」で東洋水産株を買うのも微妙です。株主優待の質は高いのですが、株主優待利回りが低すぎるのでわざわざ株主優待を狙って買う必要はないと思います。

やはり現在の東洋水産株はお金持ち向きの株という評価を下すしかありません。

【東洋水産の株主優待】

3月の権利確定日に東洋水産株を1000株以上保有していると以下の株主優待を受け取ることができます。

・1000株以上保有で3000円相当の自社製品詰め合わせ(即席ラーメンなど)

・3000株以上保有で5000円相当の自社製品詰め合わせ(即席ラーメンなど)

参照URL http://www.maruchan.co.jp/ir/ir_07.html

(上記の情報は2014年3月21日に記載しました)


スポンサードリンク