椿本チエイン (6371)

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・上場市場 東証1部
・会社名  株式会社椿本チエイン
(つばきもとちえいん 英称:Tsubakimoto Chain Co)
・証券コード 6371
・業種     機械
・決算    3月
・設立年 1941年1月
・上場年 1949年5月

・1株価格890円(7/25終値)、最低売買単位:1000株、1単元価格:約89万円

・予想PER14.57倍、実績PBR1.41倍、実績BPS632.94、予想配当利回り1.46%
管理人評価A

【会社紹介】

 

椿本チエインは、産業用スチールチェーンや自動車エンジン用チェーンで世界首位を獲得している会社です。


「グループの総合力を結集して、企業価値の最大化に取り組む」と公言している椿本チエインは成長意欲が強い会社です。

ものづくりの基本である「顧客のために尽くす」という姿勢も忘れておらず、お客様本位のものづくり体制を引いて利益を伸ばし続けているのが椿本チエインという名の優秀企業です。

「顧客のために尽くす」という姿勢は非常に好感が持てます。

やはり伸びる会社や安定経営を維持している会社の大半は、「お客様のニーズを満たすこと」を意識しています。世界を代表するチェーンメーカーとして活躍している椿本チエインですが、現在もグローバル経営を実践して利益を高めているのが長所です。

世界ナンバーワンのシェアを誇る動力電動用のドライブチェーンや、国内シェアをほぼ独占している自動車エンジン用タイミングチェーンなどを販売しているのが誇りです。

 

「チェーン」という名の商品に経営資源を注ぎ込み、他社を圧倒するシェアを獲得しているから椿本チエインは持続的成長を遂げることができるのです。

自社商品の質が高い椿本チエインは多くのシェアを得る商品販売戦略が功を制している状態で、椿本チエインのように一芸に秀でている会社は不況になっても強いです。

その証拠に、椿本チエインは2005年から2014年にかけて黒字経営を維持しています。

リーマン・ショックが訪れても黒字経営を保つことができた事実を分析すると、椿本チエインは経営能力が優れているという真実にたどり着きます。

国内外で30の生産拠点を保有している椿本チエインは、「過酷なグローバル競争」に勝ち抜く組織体制を築いているのが良いです。

円安の進行や買収した海外子会社の貢献によって「売上高を伸ばし続けている椿本チエイン」は、数字を分析しても優秀な会社であることが分かります。自社商品の質の高さが利益に反映されている状態で、海外展開に成功している優良企業として評価することができます。

 

【グローバルトップ企業を目指す椿本チエイン】

椿本チエインはグローバルトップ企業を目指しており、産業用スチールチェーンやタイミングチェーンドライブシステムなどで他社を寄せ付けないシェアを獲得する「ダントツ作戦」を実行している最中です。

ダントツ戦略で成功している企業はコマツが有名ですが、椿本チエインも「圧倒的シェアを確保するダントツ戦略」を維持して更に利益額を伸ばすことを意識しています。

全世界で地域密着型のマーケティング活動を行ない、地域ニーズに対応する販売戦略を実施しているのが良いです。椿本チエインは今まで「日本で通用した商品は世界でも通用する」という考えを抱いていましたが、その考えは誤りであることを自覚しました。

 

「地域によって物に対する考え方が違うから、地域別のニーズを満たす商品を販売しないとダメだ」という思考にたどり着いたのです。

この件に関しては私は全面的に賛成で、地域ニーズを満たす商品を販売し続ければ今後も持続的成長を遂げることは可能だと分析しています。

 

戦略を実行するのは社員であり、社員がイキイキと働ける社内風土を築くことを目的にしています。やりがいがある仕事を任せ、働きがいを感じられる会社にするのが椿本チエインのミッションです。

今後は更なるグローバル展開と「地域ニーズを満たす商品開発」がカギになります。

 

【椿本チエインの財務分析】

椿本チエインは2010年から2014年にかけて利益額を伸ばし続けています。

2014年通期決算の売上高は1780億2200万円、営業利益は173億5400万円、経常利益は179億9300万円で営業利益・経常利益を大幅に伸ばすことができました。純利益も102億1300万円に増加しており、良い結果を残していることが分かります。

来期も増益が予測されています。

連続営業増益、最高純益更新、連続増配という「数字で確かな結果を出している椿本チエイン」は、非常に優秀な会社です。株主還元も重視しているのが良く、投資先としてかなり魅力的です。

財務面も悪くないです。

自己資本比率は51.8%。有利子負債額は365億3700万円です。

 

【椿本チエイン株に向いている投資スタイル】

椿本チエインは成長株投資が適しています。

持続的に利益を伸ばし続けている実績を評価しましょう。

グローバル経営を実現しており、自社商品のシェア獲得率が高い椿本チエインは本当に優秀な会社です。数字で結果を残している会社は成長株投資が向いており、「今後も成長を求める投資家」と相性が良いのです。

株主還元方針に関しては配当性向を30%を目標にし、連結業績を反映した配当支払い方針を貫く予定です。

増配を続けている椿本チエインは、「将来的に高い配当金収入」を得るための株として活用することもできます。

業績が伸びたら株価も向上し、配当金収入も増加するので椿本チエインが今後も業績を伸ばし続けることができれば株主は大きな利益を受け取ることができます。

割安性には長けていませんが、全体の能力を分析するとかなり優秀な株であることに気づきます。割安性にこだわらず、高いシェア率を誇る自社商品を通じて業績を伸ばしている会社の株が欲しければ椿本チエインへの投資を検討してください。

(上記の情報は2014年7月27日に記載しました)


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